セスタバジカ Cesta Basica

「基礎的なバスケット」という意味のポルトガル語。
ブラジルでは「日常生活を送るための必需品のセット」を指します。

お年玉で買った宝くじが当たる?

2009年12月12日 | 日記
平田です。
もうすぐ今年最後のセスタバジカの活動です。
活動を始めて支援を呼びかけて、もう11ヶ月も経ちました。
それでもまだ支援の声や支援が届きます。

今週火曜日には友人が「セスタバジカに物資の提供と寄付がありました」と言って届けてくれました。手編みの靴下がありました。妊婦さんがいると言っていたからかな?
水曜日には東近江市の方からお米など提供の申し出がありました。
私の知らない方ですが、セスタバジカがどんどん伝わっていって連絡が来ました。
本当に嬉しく思います。

このような『嬉しいこと』を独り占めにしてはいけないなぁという気持ちと、
そもそも派遣切りという悲しい出来事が活動の発端だから「嬉しい」などと言うべきではないという気持ちと両方ありますが、今日は敢えて書くことにしました。
特に今日は「泣きっ面に蜂」の反対の現象が瞬時に起こりました。
喜んでいるところにまた嬉しいことが起こり・・・嬉しいの連続業とでも言うのでしょうか?

昨年度、泉先生と出会うきっかけをくれたSSW(スクールソーシャルワーク)の学習会
今年度は生徒を連れて行く計画があったけど主催者側から送迎者が見つからないから諦めようかと言われて残念に思っていると、今日学校でT先生が「送迎するよ!」と言ってくれました。
嬉しくてニタニタしているところに校長先生がやってきて、セスタバジカにどうぞ、と2回目の寄付を下さいました。
嬉しくてニタニタしていると、増田さんから「送迎行きますよ。」とメールが来て、またまたニタニタしていました。

夕方、友人のお店でその話をしていました。
友人も「1000円お安くしておきます。その分セスタバジカにどうぞ!」と言ってくれました。そうしたらちょうどその時に近所の友人から「セスタバジカにお米など寄付します」とメールが来たのです。「ほら見て、また起こった!泣きっ面に蜂の反対の現象が!」と言って笑いました。

こういうのを表現する言葉があればいいのに・・・
「お年玉で買った宝くじが当たる」とか 笑
そう言えば昨年忘年会でもらった宝くじが3000円当たっており、野宿をせずにすんだということがありました。予定外に参加してしまった同窓会2次会の支払いにそれを当てることができたので、大阪から家までの電車代を残す事ができた、のでした。

ただ今、セスタバジカの資金は141375円あります。
募金など呼びかけたことは一度もありませんのに、たくさんの方が善意のお金を届けてくださいます。

買い置きがないからお金で応援しますと言ってくださった方、
臨時収入が入ったからどうぞと渡してくださった方、
必要経費も持ち出し分も受け取らず資金稼ぎに協力してくださった方、
友人のお店でおつりを寄付にどうぞ、と言ってくださった方、
自分も過去に助けられたことがある、競馬で大穴を当てたからと言って寄付をくださった方、
バザーをして売上金を届けてくださった方、
商品の売り上げの1部をどうぞと言ってくださった方、
自分のグループで寄付を集めて届けてくださった方、
商品券やお米券をくださった方
届け先のない大人用の紙おむつを買い取ってくださった方・・・
もっともっとあります。いらっしゃいます。
それでお米を買ったりフエイジョンを買ったりしています。
資金が減って心細くなる事もありますが、減ってもまた増え、減ってもまた増えして、未だになくなってしまわないから不思議です。

本当に嬉しい事ばかり起こってきたような気がします。
このような経験を困窮している方から与えられていると思ったりします。(ひ)


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1 コメント

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減らないお金 (だいひょう(国外逃亡中))
2009-12-14 14:34:25
そういえば春頃には「この程度のお金では1ヶ月分の米を買ったらすぐなくなってしまう」などと話していたように記憶していますが、米そのものの寄付が相次いで買う必要があまりなかったこともあり、資金は減るどころか次第に増えていきました。本当に素晴らしいことであり、ありがたいことです。(ふと「買っても減らない」を謳い文句にしていた「円天」という怪しげなマネーがあったなぁと思い出しました。全然違いますけど。)

お年玉シリーズ、続編を楽しみにしています。
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