今日は二つ目の大仕事というべきイネの種播きをしました。2町3反歩(2.3ha)分の苗がいるので結構な量になります。大学圃場内の2箇所(ハウス内と屋外)に作った苗床に手で播きました。播種密度(単位面積当たりの種子量)を750g/㎡ほどに抑えたのですが、それでも(私の目で見ても上の写真からも)相当ビッシリ播いたように見えます。とはいえ日本の機械移植用の育苗箱(581×281×30mm)に換算すると箱当たり約125gなのでちょっと厚播きかな、という程度なのですが・・・・
農業用水を好きな時に入れられる日本とは事情が全く異なり、いつ移植ができるかはお天気次第です。願わくば苗が育ちすぎる前に大雨が降って田植予定地が水浸しになってくれるとありがたいのですけど。
苗床に種を播いたのはいいですが、問題は水やりです。(1日最低2回、できれば3~4回は潅水したいところです。)大学圃場内には簡易水道が配置され、リンク先画像の溜池からポンプで汲み上げた水を撒くことができるようにはなっていますが、下流にあるハウスでは情けなくなるほどチョロチョロとしか出てくれません。加えて土曜の午後は職員さんが帰ってしまい、ポンプ室の鍵を持っていない私は図らずもここで行水をすることになりました。
ジョウロで溜池から直接水を汲もうとしたのですが、張ってある黒のビニールシートが濡れるとツルツルに滑ることを知りませんでした。まあ深さが腰までだったので生命の危険を感じるようなことはなかったのですけど・・・・ここにいると本当にいろんな経験ができますわ(苦笑)。