東京・南青山の蔦サロンにて
≪ゆずりは展≫
~ 東北の手仕事展 ~
行ってきました
暮らしの中から生まれた東北6県
(青森・秋田・岩手・山形・福島・宮城)の手仕事による
作品500点以上が展示されています。
昔ながらの工芸から、伝統の技を使い新しいデザインで
生まれ変わった作品など、「心のよりどころになるもの」をテーマに、
各手仕事の作品にその作り手の背景やエピソードを添えて紹介されています。
青山学院大学会館の向かいにある「蔦サロン」
レトロな民家がそのまま活かされた趣のあるサロンです
日が落ちると足元に行灯が点ります
室内には、木工(ブナコ、曲げわっぱ、桜皮細工ほか)
漆芸(津軽塗、七七子塗、浄法寺塗、川連塗ほか)
鉄器(南部鉄)、籠(山ぶどう、あけび、クルミなど)
皮、刺し子、裂織、そして東北の着物と帯
職人さんの手仕事による作品はどれも愛情とぬくもりが感じられます。
店主の田中陽子さんは、やわらかな物腰の中にも凛とした雰囲気を
もっていらっしゃる、とても素敵な女性
和服をお召しになっており、確かな知識と経験、感性によって
セレクトされた反物、帯、履物、和装小物の数々は見事でした!
中でも桜で染められた米沢市の新田氏作品
「八重霞」は一見落ち着いた薄いベージュの紬だけど
光の加減で色を変える繊細でミラクルな生地
いつか手に入れたいものリストに加わりました
本当に良い感性の勉強になりました♪
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◎期間: 2009年1月8日(木)~25日(日)
◎場所: 蔦サロン 東京都港区南青山5-11-20
◎営業時間: 11時~19時
着物や帯を見られる方は、外が明るい内に出かけられるといいですヨ♪