以前、サンパウロのブラジル料理レストラン「O Caipira」 にて、
ヤシの新芽「パゥミット」や「フェイジョアーダ」をご紹介しました。
今回はデザートです
その前に、ブラジル料理のもうひとつの代表選手
「Churrasco」 = シュハスコ
わりと、日本でもポピュラーになりつつあるのでご存知の方も
多いかと思います。基本は、大きな串に刺した肉の塊を
岩塩で味付けして、炭火で焼くというシンプルな料理。
ブラジルでは牛、豚、鶏、魚、ソーセージ、パイナップル、
チーズ、ワニ、いのしし・・・・
結構なんでも焼きますが、ここはスタンダードに牛・豚・鶏・ソーセージの
シュハスコでした。肉の部位、焼き具合など指定して切り分けてもらいます
↓Buffet de doces (デザート ブッフェ)
手前はご存知プリン。ブラジルの pudim(プジン=プリン)は
コンデンスミルクをよく使い、大きな型に入れて
オーブンで蒸し焼きにする事が多いです。
横のカラフルなのは、gelatina mixta (ジェラチーナ・ミスタ=ミックスゼリー)
いろんな味のフルーツゼリーをクラッシュして最後にミルクゼリーで固めます。
あとは、かぼちゃ、桃、プラム、ココナツなどを甘く煮詰めた
コンフィチュール類や、クリームキャラメル、ババロアなど。
ブラジルの代表的なデザートのひとつ
「Romeu e Julieta」 = ロミオとジュリエット
goiabada(ゴイアバーダ)というグアバの果実で作られる
羊羹のような、ジャムのようなお菓子があります。
それを塩味のない、淡白な風味の、真っ白なナチュラルチーズと
一緒に食べるデザートです。
だいたいこんなイメージ。ゴイアバーダが羊羹状だとスライスしてあります。
紅白の対照的な色合いから「ロミオとジュリエット」と名付けられたのでしょうか。
最近ではオシャレにレアチーズケーキ風になっていたり、
カップに入れてデコレーションされていたり、パイになったりとアレンジ系もあり。
ここのデザートは、ブラジル人の家庭で昔からなじみのある
素朴で代表的なデザートばかりです。
日本人の味覚からすると、
ブラジルのデザートは総じて甘い!
第一、砂糖からして違います。ブラジルのお砂糖、
少しの量でもシッカリ甘くなります。
16年間ブラジルに住んだ私ですが、本格派のこってりブラジルスイーツは
いまだに 「えいっ!」 と気合を入れて食します(笑)。
もちろんヘルシー派は種類も豊富な果物もあります。
この写真を撮った後、ケーキやタルト類が追加されてきました。
でも散々食べまくって胃も限界・・・
フルーツポンチとプリン、ミックスゼリー少々
そして、お約束の cafezinho(コーヒー)でしめました。