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NIPPON * BRASIL * ダブル目線 *

ブラジル日系人2世の父と日本人の母を持つ、ダブル国籍。ダブルな目線できままに綴ります♪

シュハスコとデザート

2009-01-09 | ◆ B R A S I L ◆

以前、サンパウロのブラジル料理レストラン「O Caipira」 にて、
ヤシの新芽「パゥミット」フェイジョアーダをご紹介しました。

今回はデザートです

その前に、ブラジル料理のもうひとつの代表選手
「Churrasco」 = シュハスコ

わりと、日本でもポピュラーになりつつあるのでご存知の方も
多いかと思います。基本は、大きな串に刺した肉の塊を
岩塩で味付けして、炭火で焼くというシンプルな料理。



ブラジルでは牛、豚、鶏、魚、ソーセージ、パイナップル、
チーズ、ワニ、いのしし・・・・

結構なんでも焼きますが、ここはスタンダードに牛・豚・鶏・ソーセージの
シュハスコでした。肉の部位、焼き具合など指定して切り分けてもらいます


↓Buffet de doces (デザート ブッフェ)



手前はご存知プリン。ブラジルの pudim(プジン=プリン)は
コンデンスミルクをよく使い、大きな型に入れて
オーブンで蒸し焼きにする事が多いです。

横のカラフルなのは、gelatina mixta (ジェラチーナ・ミスタ=ミックスゼリー)
いろんな味のフルーツゼリーをクラッシュして最後にミルクゼリーで固めます。

あとは、かぼちゃ、桃、プラム、ココナツなどを甘く煮詰めた
コンフィチュール類や、クリームキャラメル、ババロアなど。

ブラジルの代表的なデザートのひとつ
「Romeu  e  Julieta」 = ロミオとジュリエット

goiabada(ゴイアバーダ)というグアバの果実で作られる
羊羹のような、ジャムのようなお菓子があります。

それを塩味のない、淡白な風味の、真っ白なナチュラルチーズと
一緒に食べるデザートです。



だいたいこんなイメージ。ゴイアバーダが羊羹状だとスライスしてあります。
紅白の対照的な色合いから「ロミオとジュリエット」と名付けられたのでしょうか。

最近ではオシャレにレアチーズケーキ風になっていたり、
カップに入れてデコレーションされていたり、パイになったりとアレンジ系もあり。

ここのデザートは、ブラジル人の家庭で昔からなじみのある
素朴で代表的なデザートばかりです。

日本人の味覚からすると、
ブラジルのデザートは総じて甘い! 

第一、砂糖からして違います。ブラジルのお砂糖、
少しの量でもシッカリ甘くなります。

16年間ブラジルに住んだ私ですが、本格派のこってりブラジルスイーツは
いまだに 「えいっ!」 と気合を入れて食します(笑)。 

もちろんヘルシー派は種類も豊富な果物もあります。
この写真を撮った後、ケーキやタルト類が追加されてきました。

でも散々食べまくって胃も限界・・・



フルーツポンチとプリン、ミックスゼリー少々
そして、お約束の cafezinho(コーヒー)でしめました。