CELLOLOGUE

チェロローグへようこそ! 万年初心者のひとり語り、音楽や身の回りのよしなしごとを気ままに綴っています。

チェロの構え方を見直して

2021年01月14日 | チェロ
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最近のチェロは見直しが中心になっています。その見直しがついに構え方にまで及んできました。
基本中の基本であるフォームの見直しとは何を今さらなのですが、いろいろと心境の変化もあり、体形の変化もあって(笑)踏み切りました。エンドピンを長めにして楽器を寝かせると弾きやすいのですが、どうしても楽器が不安定になる点が問題でした。


ストッパー上にエンドピンの位置をマーキングして試行錯誤。現在は、青丸の位置で落ち着いています。(先端に穴が集中していますが、これは板を短くしていた時の名残り。手前の穴は演奏時以外に置いた場所。)


そこで、より安定感を得られるように体側に引き寄せて楽器の姿勢のコントロールをしやすくしようと考えました。今までの構えとバロック式のそれとの中間を狙いました。
まず、チェロ椅子に座り、エンドピンを長めに出してから両脚の間に楽器を落とし込みます。楽器がしっくりと腿に馴染む位置に来るまでエンドピンを少しづつ短くしていきます。


次に(あるいは同時に)、エンドピンの位置を探っていきます。前方、手前、その中間、中央、左寄り、右寄りと任意の点で楽器と身体(上半身も含む)にいい感じの場所を探しマーキングします。
地道なこの作業を繰り返すこと数日。ようやく、これでよさそうだという場所を「発見」しました。


エンドピンにはサインペンで線を引き長さの目安に。T形エンドピンストッパーのマーカーにエンドピンを置いて試し弾き。


エンドピンの刺す位置は、以前よりは身体の右寄りに、長さは短めになりました。これで安定感が増しました。
しかし、これが絶対というわけではありません。両脚の間の楽器が落ち着いてくれる位置や姿勢はなかなか微妙です。気を抜くと楽器が遊んでいます。これからも調整を行っていくつもりです。

Nikon Z 6 / NIKKOR Z 24-70mm f/4 S


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