CELLOLOGUE

チェロローグへようこそ! 万年初心者のひとり語り、音楽や身の回りのよしなしごとを気ままに綴っています。

エストレリータ

2024年06月07日 | 音楽で考えた
先日の夜遅く、寝ようと思い横になった途端に何かのメロディーが浮かんできました。
そのメロディーは、断片的であるものの途切れず聞こえてくるのでよく知っている曲なのでしょう。しかし、朧気なので、曲名が紙一重の差で出てきません。

オペラのアリアかな、いや、ポピュラーか。「アマポーラ」?いや、違う。民謡かな、ドイツ?イタリア?スペイン?
途切れがちな旋律を追っていて突然閃きました。ポンセの「エストレリータ」ではないか!


答え合わせをするためにもさもさと起き上がって、消したばかりのパソコンをつけ、エストレリータとだけ打ち込みました。すると宮田大さんの動画が上位にあったので聴いてみました。

楽器の表現力を余すところなく引き出した演奏に聴き惚れてしまいました。この曲はヴァイオリン編曲が有名ですが、それに勝るとも劣らない繊細な表現で心に染みます。
あまりにも美しいのでもうチェロは弾くまいと思いました。いや、弾けなくなってしまいそうだと思ったことでした(笑)。


宮田 大 Dai Miyata/ポンセ:エストレリータ Ponce-Estrellita