Casa de Celia

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Free the Cuban Five

2007-03-07 | Cuba(きゅーば)

ふりー

Free the Cuban Five

5人のキューバ人を救うために

◆と き:4月23日(月)18:30~
◆ところ:日本教育会館7F中会議室
◆参加費:1000円
◆挨 拶:オルランド・エルナンデス・ギリェン駐日キューバ大使
       ブエナベントゥーラ・レイエス・アコスタ ICAP副総裁
※『Mission against Terror』(2004 年キューバ・アイルランド合作ドキュメンタリー)上映

【5人のキューバ人とは?】
 1998年9月12日、マイアミ在住のキューバ人5人がスパイであるとしてFBIに拘束されました。そして2000年秋から始まった7ヶ月に及ぶ裁判で、彼らは終身刑などの不当に重い判決を言い渡されたのです。

【彼らはマイアミで何を?】
 1959年のキューバ革命勝利の日より、反キューバ政府を掲げる過激なグループによるキューバに対する直接的なテロ行為が繰り返されてきました。その最たる核が存在し、活動する場がマイアミなのです。
 彼ら5人のキューバ人は、それらの過激な活動の情報を収集し、キューバに向けて画策される破壊活動を未然に防ぐべく働いていたのでした。

【彼の“罪”とは?】
 強調しておきたいことは、5人は、
1.米国政府に対するスパイ活動は行っていない
2.米軍に対するスパイ活動は行っていない
3.米国内でのテロ活動などは一切おこなっていない、ということです。

  実際に検察側は彼ら5人のスパイ罪を立証することができませんでした。スパイ罪を成立させる為の具体的証拠が何一つ提出できなかったからです。にもかかわらず、その他の比較的軽い容疑(裁判上で検察側が駆使する技術的なものや、無理やりのこじ付け的なもの)で彼ら5人の拘束を正当化し、最終的に終身刑を含む有罪判決が下されてしまったのです。

【何故これほど重い判決が下されたのか?】 
 米国の裁判制度が陪審員制であることがあげられます。この裁判がマイアミという土地で執り行われたものである以上、その陪審員もマイアミという土地に根付く反キューバ政府感情の影響を拭えるものではありません。
 実際に、たとえ良心に従った正当な判決を主張したくとも、過激なテロ活動を展開している反キューバ革命組織が牛耳る土地でそれを実行することは、自分の命を危険にさらすことである、と一部の人が告白しています。

【判決後の経過】
 弁護側は2004年3月10日アトランタ第11巡回裁判区控訴裁判所に控訴し、2005年8月に同裁判所は3人の判事による審議の結果、全会一致で5人に対する判決の無効とマイアミ以外での裁判のやり直しを命じました。
 ところが、2005年10月31日、米国検察庁はそれに対し申し立てをし、それが受諾されたことにより、5人に対する判決無効とマイアミ以外での裁判のやり直し命令は取り消されてしまいました。
 さらに、2006年8月9日に第一審裁判所が下した結論は、マイアミ以外の土地での裁判のやり直しに対する再審をしないというものになってしまったのです。
 5人の問題では、人道的な見地からも明るみにされなければならない事実があります。
 まず、彼らが拘束された当初、数ヶ月に及び「穴」として知られる狭い懲罰房に収監されたこと。これは重罪犯に対して数週間に限っての適用と規定されているものにもかかわらず、彼ら5人に対しては数ヶ月にも及ぶ期間適用されたこと。
 そして、米国憲法と刑務所規定は家族との面会をはっきりと認めているにもかかわらず、米国の出入国管理当局が「米国の安全保障上の脅威となる」として、5人の家族へのビザ発給を拒否し続けていること。これは国際法上からも人道的必要規定に反していることは明らかです。

【テロ防止活動を罰し、テロを容認するアメリカ】
 国際的なテロリスト及び反カストロとして知られているルイス・ポサダ・カリーレは、FBI及びCIAの報告により、1976年に死者73人を出したキューバ航空機爆破、ワシントンDCでの元チリ外務大臣の暗殺、1997年ハバナでの観光地を狙った爆破でイタリア人青年が死亡した事件等への主たる関与が明らかにされているにもかかわらず、2005年春に米国への不法入国を試み、不法入国罪で拘束されたものの、前述の罪は問われず、その後米国への永住許可申請をするに至っています。
 このように証拠が明らかなテロ行為者がその罪を問われず、証拠が不揃いの5人のキューバ人に不当に重い判決が下されてしまう矛盾・・・これは、キューバへのテロ活動を行っているマイアミの亡命キューバ人マフィアと、それを裏で支える強力な地元のキューバ系財団が、ブッシュ政権のロビイストとして活動していることを明白に示すものです。

【「Free the Five」運動】
 現在、米国内で彼ら5人を支援する米国人による団体「Free the Five」を中心に全世界でその事実を明るみにすべく連携活動が起こっています。5人が拘束されて既に8年。彼らの貴重な人生の歳月が8年も奪われ、そして今もその時間は失われ続けています。彼ら5人の無実の人生の為、そして世界の正当なる正しさのためにも、皆さんのこの問題への関心を心から募ります。

主催:アメリカに囚われている五人のキューバ人士の解放を求める日本百人委員会
協賛:キューバ友好円卓会議
連絡先:TEL03-3268-4387(CUBAPON内) E-mail: info_freethe5@yahoo.co.jp
日本教育会館☎03-3230-2833 地下鉄神保町駅/竹橋駅下車徒歩5分
 お近くの方はもちろん、お近くじゃない方も、ぜひ、ご参加下さい

参考記事:「5人の英雄」と「拉致被害者」 (2006年10月15日)



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