新年にお届けする、
世田谷区民による世田谷区民のためのクラシックコンサート。
今年はBeethovenの交響曲第九番を、迫力ある(?)演奏と歌声でお楽しみください。
これは来年の1月13日に行われる世田谷区主催のコンサート、ニューイヤークラシックコンサートのキャッチコピーです。【(?)は筆者加筆による】
このコンサートは毎年1月、世田谷フィルハーモニー管弦楽団と世田谷区民合唱団によるコンサートで、今年はオペラ椿姫(抜粋)を行いました。もちろん、ソリストは二期会のプロフェッショナルに依頼しました。
さて、来年の第九、指揮は東京芸術大学の田中良和氏。ソロを務めるのはソプラノ:納富景子、メゾソプラノ:菅家奈津子、テノール:角田和弘、バリトン:折江忠道。
今回の演奏が例年と違うところといえば、楽譜をBreitkopfからBärenreiterにかえたというところです。
では変えて、どこが違ったかというと一番おおきなところは練習番号331番Allegro assai vivaseのところ付点四分音符=84だったのが付点二分音符=84になったことです。
これは、ベートーベンの書いた楽譜どおりにもどったということです。それまで、ベートーベンの楽譜はいろいろな人が「ベートーベンはこう書いているけど、これは違うのじゃないか、インクのしみではないのか」などといったりしてアレンジしており、定番としていちばん出回っていたのがBreitkopf版だったわけです。
それが、「いや、これはベートーベンの元の楽譜に戻るべきだ」と主張する人が出てきて、最近もとの楽譜に近い楽譜Bärenreiter版が使われ始めたのです。
その流れをくみ、今回、それを使用して演奏が行われます。
なにしろ演奏者は世田谷フィルハーモニー管弦楽団と世田谷区民合唱団ですから、なるほど、ベートーベンの言いたかったことはこうだったのか、というような、めざましい説得力に欠けるきらいはありますが、とりあえず、ベートーベンの第九演奏史上、新しい試みであるということはいえるのであります。
演奏は2008年1月13日(日)14時開演。会場は昭和女子大学人見記念講堂。
合唱指導は金川明裕。で、あります。
世田谷区民による世田谷区民のためのクラシックコンサート。
今年はBeethovenの交響曲第九番を、迫力ある(?)演奏と歌声でお楽しみください。
これは来年の1月13日に行われる世田谷区主催のコンサート、ニューイヤークラシックコンサートのキャッチコピーです。【(?)は筆者加筆による】
このコンサートは毎年1月、世田谷フィルハーモニー管弦楽団と世田谷区民合唱団によるコンサートで、今年はオペラ椿姫(抜粋)を行いました。もちろん、ソリストは二期会のプロフェッショナルに依頼しました。
さて、来年の第九、指揮は東京芸術大学の田中良和氏。ソロを務めるのはソプラノ:納富景子、メゾソプラノ:菅家奈津子、テノール:角田和弘、バリトン:折江忠道。
今回の演奏が例年と違うところといえば、楽譜をBreitkopfからBärenreiterにかえたというところです。
では変えて、どこが違ったかというと一番おおきなところは練習番号331番Allegro assai vivaseのところ付点四分音符=84だったのが付点二分音符=84になったことです。
これは、ベートーベンの書いた楽譜どおりにもどったということです。それまで、ベートーベンの楽譜はいろいろな人が「ベートーベンはこう書いているけど、これは違うのじゃないか、インクのしみではないのか」などといったりしてアレンジしており、定番としていちばん出回っていたのがBreitkopf版だったわけです。
それが、「いや、これはベートーベンの元の楽譜に戻るべきだ」と主張する人が出てきて、最近もとの楽譜に近い楽譜Bärenreiter版が使われ始めたのです。
その流れをくみ、今回、それを使用して演奏が行われます。
なにしろ演奏者は世田谷フィルハーモニー管弦楽団と世田谷区民合唱団ですから、なるほど、ベートーベンの言いたかったことはこうだったのか、というような、めざましい説得力に欠けるきらいはありますが、とりあえず、ベートーベンの第九演奏史上、新しい試みであるということはいえるのであります。
演奏は2008年1月13日(日)14時開演。会場は昭和女子大学人見記念講堂。
合唱指導は金川明裕。で、あります。