きまま日記

自分日々の生活日記と
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伯母のリウマチ

2006-10-31 23:43:50 | Weblog
前回の話で出たリウマチで亡くなった伯母の話をします。
伯母は私の母の姉です。
子供の居ない伯母でしたので、私は幼い頃からとても可愛がられておりました。

私が二十歳頃からでしょうか、伯母が体調が悪いらしいと聞きました。
美容師をしていた私は伯母の家で何度か出張カットを施していました。
その時は、髪がブロウしにくいのでと言う事で
かなり短くカットし後ろは刈り上げ
洗顔後に顔に化粧水がつけにくいとぼやいていたぐらいでしたが・・・

気が付けば伯母はあっと言う間に入院しなければならない程
状態が悪化していったのです。
田舎だったせいでしょうか、地元にはリウマチ専門医はおらず
周りも、本人も勉強不足と言うか、リウマチと言う病の情報が一切無く
実は病院も転々としていたのです。民間療法も色々試した様ですが・・・

伯母の口癖は「痛い!痛い!」
母が見舞いに行った時はあれしてこれしてと色々用事使われてたみたい。
でも、そう言えば伯母は私が見舞いに行った時は私の前では「痛い!」とか
ワガママな事全然言ってなかったな・・・

身体はガリガリに痩せているのに薬の副作用で顔だけパンパンに腫れて
首の骨ももろくなっちゃって首も固定されてた。
全部の手指があちこちの方向にグニャグニャに曲がってた
そんな手で伯母が器用にスプーンを使ってご飯を食べてた姿が今も脳裏にある。

伯母は最後まで自分は治るんだと信じていたらしい。
私は伯母の姿を見るのが辛くてお見舞いに行く足が遠のいてた。

痛み止めの座薬をかなり頻繁にしていた様だ・・・肛門が爛れていたらしい・・・
病院側は伯母が痛いと騒げば、即座薬して黙らせるみたいな感じだったらしい。
身内は分かっていても、病院のやり方に対して何も言えなかったらしい。
文句を言って病院出されても困るからだろう・・・

実は、伯母の最後は旦那さんと医者しか知らない・・・
母達姉妹が駆けつけた時には伯母は既に亡くなっていた。
いきなりぽっくりと亡くなる病では無いと思うのだが・・・
その後、母達と旦那さんとの間で色々もめたんですよ。

伯母の通夜で、お坊さんがお経を唱えている時
祭壇の遺影の傍の白菊が揺れ、それに気が付いた人達がざわついた。

伯母さん、もう痛くないよね、楽になれたよね、良かったね・・・

私も伯母さんと同じ病になっちゃったけど
リウマチがひどくならないでいられるのは
伯母さんが見守っていてくれてるからの様な気がするよ






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2 コメント

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はじめまして。 (Basil)
2006-11-01 09:49:52
はじめまして。
41歳・・あっ今日で42だ(!!)
小学4年の息子と主人の3人暮らし、東京の南のほうに住んでます。
リウマチ3年生の私です。
年代が同じか 近そうな・・

リウマチに負けないで お互い、頑張りましょうね! 


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ありがとう! (May)
2006-11-01 11:27:12
コメントありがとうございます。
あ、お誕生日おめでとうございます!
私は来年42になります。
小学6年の娘が一人、旦那は単身で東京の方に在住。
私はリウマチの疑いから数えると
リウマチ歴6年かな?
最近身体がとても疲れ易いんだ・・・
リウマチのせい?年齢のせい?
微妙なお年頃よね~(笑)
ホント、40の声が聞こえたとたん
体力がぐ~んと落ちた様な気がするもの・・・
未来に少なからず不安を抱いてはいますが、
前向きに生きていきたいですよね!?
頑張りましょう! 子育てもね~ 母は大変~


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