CASA 地球温暖化の国際交渉

地球温暖化に関する国際会議の開催期間中、現地から参加レポートをお届けします。

通信4-1 閣僚会議始まる

2006年11月17日 | COP/MOP2通信
 COP12、COPMOP2も残すところあと1日。11月15日からは、閣僚級のハイレベルセグメントも始まり、同時に「対話」も始まりました。

 議論が続いてきた論点についても多くの問題については、決着がついてきています。

 11月14日には先進国の更なる削減義務と制度についての議論は合意に達し、適応問題も主要な議題であった適応基金と5ヶ年計画も合意に達しました。CDMの議論のうち、HFC23の問題は先送りで決着しました。また、パプアニューギニアが提案していた途上国の森林減少からの排出の削減問題も今後のプロセスを決めて決着しました。
残された問題は、京都議定書9条の途上国も含めた京都議定書の見直しの問題とCDM-CCSの問題に絞られてきています。

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