姐さんブログ

時計、ジュエリーに囲まれての毎日はとっても幸せ!

カサブランカの愉快な仲間たち

2015年01月15日 | お客様

カサブランカの女子には徹底的に教え込まなければ…
一度、我が家にいらっしゃ~い!ってことでカサブランカの女子スタッフとお食事会

本日のテーマは『春遠からず』

女の子らしく、玄関にはチューリップとスイトピーのブーケでお迎え…いつものお花屋さん(FBN)に向かう
ピンクのチューリップを下さい!はい、ご主人から誕生日プレゼントです。
薔薇の花束を渡され、舞い上がってしまって、春は何処かに飛んで行った。あらら。。

真っ赤なバラを抱えて家に戻ればテーマは『bon anniversaire』
テーブルセッティングを終え、二人へのお土産をみっくろって、シェフの到着を待つ

今年初めての“faites comme chez vous”

ピンポーン。チャイムが鳴れば自動的にカメラが映し出す二人の姿。
ハッピーバースディコスプレにイエローラベルのシャンパンを抱えたカサブランカ女子。

打ち合わせしていませんか、あなたたち?知らぬは私だけだったのでは?
乗りに乗せて頂いて、取り敢えずシャンパンで乾杯!

肉食女子を知ってか知らずか、本日のメニューは鰤のカルパッチョに始まり、ボリュームたっぷりの濃厚プラ(plat)
食べるわ、飲むわ、喋るわで、盛り上がるターブル。

元気が良くて、明るくて、笑顔の素敵な、なぜか笑える個性のアラサー、アラフォー
関西女子は二人でしっかり吉本漫才。

お腹一杯過ぎて、最後の牡蠣とゴルゴンゾーラのリゾット、カニのパスタは流石に完食は無理。
ぐやし~い!もうちょっとしたら全部食べられるのに~!これこれ。。。

女の子のテーブルはどうしてこんなにも賑やかなのでしょうね。

はしゃぎすぎて、笑い過ぎてお腹の皮がよれてしまったみたい
今年もサプライズだらけの幸せなお誕生日でした。merci beaucoup!

何時もの事ですけれど楽しい時間はあっと言う間に過ぎて行く…


さて、ここからが本題。女子教育担当ロッテンマイヤー女史の出番
ブランドビジネスに携わるからには、まずは2つの課題をクリアーすべし!

その1、カサブランカ女子はテーブルマナーを身に付けること!
カサブランカ男子も厳しく躾けて来ましたからね。女子が出来なくてどうするの?
食べ方の美しい人は身のこなしも自然と綺麗になりますよ

その2、カサブランカ女子は着物くらい自分で着ること!
少々へちゃでもきちんと着こなせれば綺麗に見えるのが着物
あなたたちは絶対に必要
こんな最強のアイテムを味方に付けない手はないぞぉ

アラフォー珠紀はベージュの紬の堅物を…、アラサーみさきは柿朱の小紋の柔らか物を…
今は着なくなった私の着物で練習。着方、仕舞い方はみっちり仕込みます
どのブランドのパーティでも引けは取りませんことよ。頑張れ!

しっかり申し付けて本日はお開き…また近いうち一緒しましょうね。


翌日、ダビのレッスン風景(我が家で朝食を…最近のレッスンスタイルです)
春を運んで来てくれました。merci beaucoup!

 


一流

2015年01月06日 | 日記・エッセイ・コラム

昨年12月、夜な夜な出歩くハイドに憑いて、夜の世界を覗いてみる。

どの店もしつらえは言うに及ばず、女の子たちの質の低さに呆れ返るばかりだった
テロンテロンの安物の洋服や、素足まる見せのミニスカートにショートパンツ、ちんどん屋のような着物。
低俗な会話。ワイワイ、ギャ~ァギャ~ァとまるで夜の動物園の様相である。
『黒革の手帳』擬きさえ見当たらない。
過って、我々はこの状態を“ば.せ.い.”と呼んだ。奈良の田舎だからこんなものなのか?
彼女たちはこの世界でいったい何を得るのだろうか…

昔はどの世界にもプロがいた。
20代の頃、垣間見たこの世界は憧れることばかりだった。
夕方になると綺麗に髪をセットした女性が美しい着物やブランドの洋服を着こなしてビルの一角に消えていった。
彼女達の立ち振る舞いの美しさと言ったら…ため息が出るほどだった。
その姿を目にする度に、いつか自分も彼女たちのようになると心に誓っていた。

羨望の目で眺めていたら、ある時、一人の小柄な和服の良く似合う女性が声を掛けてくれた。
知的で笑顔の美しいその人は連れの男の人に「この子は華がある。私が預かります」と言って…
一度遊びに来るようにと言われて、恐る恐る開けた店のドアが異常に重かった感触が今でも手に残る。
そこには今まで見たことのない程に洗練された華やかな空間が広がっていた。鳥肌が立った記憶がある。
クロークで名前を告げると、先達ての男性がやって来て「彼女が待っていましたよ」と彼女の許へと案内してくれた。
「ここで暫く座っていなさい」と言われ、カチコチのまま座って様子を見る。
テレビや新聞で見たような顔ぶれがお客様として、接待や社交の場として使っていた。
政治、経営、世界情勢、ありとあらゆる話が飛び交い、的を得た返答を機知に富んだ言葉にして戻す彼女たち。
彼女たちの立ち姿には一流に身を置いているという自信と誇りが漲っていた
眩暈がしそうだったこと…学業そっちのけでのめり込んでいった。

彼女はいつも私に言った
「一流と言われるものを常に見なさい、日常こそ最高のものを使いなさい、良い本を読みなさい、それ以外は自分の傍に置かないことです」

彼女のようになりたくて、ひたすらついて回った。
着物の着方も、所作もすべて彼女がお手本だった。
都会的でセンスの良い彼女のマンションは無駄なものが何も無く、彼女自身がオブジェだった。

お茶やお花、接客マナー、お客様との距離の置き方…あらゆることを私に教えてくれた。
あの時、なぜ習字を習わなかったのかと悔やまれる。
学校もあるので時間が無いと言い訳して避けた若輩者。今からでも遅くはない、練習しよう

彼女に出会って、私の人生は大きく変わった。接客は天職と知った。
接客を通じて広がった世界は今日までの人生を非常に豊かなもにしてくれた

 

…一流と言われるものを常に見なさい、いいものしか傍に置いてはいけません、男もそうです…そろそろ貴女の域に達したでしょうか?


明けましておめでとうございます

2015年01月05日 | ご挨拶

あけましておめでとうございます!

昨年後半から目の玉ぐるりと一周回ったハイドも、この年末から本来のジキルに戻り(バーゼル後が恐ろしい)、
ホッとしたのかスタッフ全員が風邪気味で迎えたお正月。
松山店、奈良店のスタッフの皆さん大変お疲れ様でした。何にも替え難い宝物ですね。

2015年は初日から千客万来の嬉しい悲鳴でスタートすることが出来ました。ありがとうございます。
今年は体力気力の続く限り、走り抜けてゆきます
どうぞ皆様よろしくお願い致します。

ここ数年のお取り寄せのおせちの不味さに嫌気がさして、とうとう今年は自分で作る羽目に
31日の買い出しを終え、ワインを片手にジキルと交互に得意分野で腕を奮ってみる。
ごまめ、棒だらはjikiru。お煮しめ、紅白なます、叩きごぼうはmoi。
イクラは秋に仕込んだものを解凍(Jのお手製)、乾燥数の子は行き付けの鮨屋さんにお願いして調達。

毎朝、お重に出してこんな感じで4日でお終い。画像は4日目の残り物。でも美味しかった!