姐さんブログ

時計、ジュエリーに囲まれての毎日はとっても幸せ!

2010.またしても吹く風は

2010年06月28日 | 日記・エッセイ・コラム

日課の毎朝登山(若草山)に二月堂参り。
昨年8月のマッターホルン登頂で燃え尽きたか?近ごろの相方。
雨が降ったからと言っては止め、登る気がしないと言っては止め、週3回が関の山となり、モチベーションは落ちる一方である。引き攣られてこちらも下降の一途。一年も経てば青年のように引き締まっていた体も、前に後ろにと張り出して来た。中年オヤジは目前

不動堂の裏から登る急勾配の山道は昨夜のアルコールを汗に変え、フィトンチッドに溢れた早朝の原生林は免疫力の向上は言うに及ばず、頂上から見渡す大和盆地、このまほろばの景色が精神的にどれほどの癒しと安らぎを与えてくれることか。
下りて二月堂で般若心経を唱えれば清々しい今日が始まる。
そうだったのでは無かったですか?ここ数ヶ月の販売不振も二月堂さん参りを欠かしているからに違いない。このままではいかんイカン!
どげんかせんといかんのは宮崎ばかりではない。
この状況を打破する為にも…そこで考えた。そして決めた。

Photo_2 実は、奈良公園内に住もうと家探しを始めてかれこれ6,7年になる。
風致地区のため規制が厳しく、何一つ手を加えることが出来ない広大な土地建物であったり、目が飛び出るような価格であったりと、
帯に短かし襷に長がしでなかなか思う物件は見つからない。
いやいや、それは言い訳であって、何が何でも奈良公園内に居を構える!と言う強い意志が欠けていたからである。富雄の実家も佐保川沿いのマンション(風の通りが抜群で、クーラー要らず、風の宮殿…と呼んでいる)も実に居心地良く、グズグズしているうちに、風の流れが変わる。臆病風が相方を襲うのである。こんな感じで逃がした物件数知れず。
一事が万事。もういい加減に観念しなさい!
で、決めた。何が何でも奈良公園内に居を構える!Kurisutofu

今年2月、目星をつけた庵は若草山の麓。
着々と改装計画を進めてプランも出来上がり、前々から欲しかったstaub(ストウブ)のお鍋やヘンケルのフライパンはネットでゲット(只今、風の宮殿は段ボールの荷で足の踏み場も無い)、後は契約のみとなった。
これで清々しい毎日が始まるのだ。
頑張って仕事をしようと言う気にもなるのだ。
高級時計を買って「よっしゃ!頑張るぞ!」とおっしゃるお客様の気持ちが良くわかると言うものだ。
お客様を招いてワイン談義や時計談義に花が咲く日はもうすぐ。
長年集めてきたバカラやラリックのグラス、洋食器、嫁入り道具のクリストフルのカトラリー…あなた達の出番がきましたyo !
めでたし目出度し…。

ところがここに来て…

「この時期に…」またしても臆病風が…山積みになった段ボールはどうするのですか?
いい加減に観念しなさい!


2010.次世代につなぐ使命を忘れてはいませんか?

2010年06月15日 | 日記・エッセイ・コラム

Itokawa わが耳を疑うとはこのこと。
菅内閣の支持率58%。政党支持率38%。
日本人は馬鹿ですか?神輿に乗った役者の田舎芝居に拍手喝采とは。
「神輿は馬鹿で軽い方がいい」と言ったのはお隠れになった彼の人だったのでは?
人生長くやっていると何かと見えてくるんですけどね~ぇ。嫌だ、嫌だ、こんな国。老後はフランスにでも移住することにしよう…日々、憂国の士はあれこれと思うのですよ。

憂鬱なニュースばかりが続く今日この頃、久々に明るいニュースが飛び込んできた。“小惑星探査機「はやぶさ」帰還!
7年間に及ぶ宇宙の旅を終えて、日本時間の13日午後11時過ぎ地球に帰還したのである。満身創痍になりながら任務を果し、本体からカプセルを分離した後は、大気圏突入時に自身燃え尽きてしまうと言う壮絶なる帰還。
誇りに思うと同時に何だかやり切れない複雑な気持ちではありますが、儀に生きた我が子のように愛しいではありませんか。

はやぶさは太陽光をエネルギー源に効率的なイオンエンジンを利用しながら、世界で初めて月よりも遠い天体(地球から約3億キロメートル離れた小惑星「イトカワ」)と地球の間を往復。
小惑星の砂埃が計画どうりカプセルに入っていれば、初の収集成功となる。その間、エンジン4基のうち3基が故障、姿勢制御装置3台のうち2台が故障、地球との通信が7週間途絶え行方不明になりながらもこれらを克服し、7年間に渡り飛行。詳しくはこちらから
更に、打ち上げを含む総コストは約210億円で、国際宇宙ステーションで日本が負担する年間費用の約半額という。
日本が得意とするコスト管理、省エネ技術などの結晶とも言えるはやぶさの成功は世界の宇宙開発に大きな影響を与えるに違いない。
宇宙開発の本家アメリカはこれに刺激を受け、600億~800億円をかけて小惑星の探索プロジェクトに取り組むそうである。
すぐに結果は出ないが、科学技術は日本人が最も得意とする分野。これぞ日本人のお家芸。日本の技術力は世界最高!

次世代に繋ぐべく使命を背負って帰還した(燃え尽きたと言うべきか)はやぶさは我々に数多くの大切な事を教えてくれた。ともすれば忘れてしまう夢と希望。まだまだ棄てたものではないぞニッポン!少年よ大志を抱け!鬱々としていた気分もこのニュースで一気に吹き飛んだ。老後もやっぱり日本にいることにしよう…

ところがである、またもや、仕分け事業。
この仕分け事業で宇宙航研究開発機構(JAXA)も予算を削られる破目になっているらしい。こうした所にこそ予算を廻すべきではないか。この分野こそ一番でないと意味が無いのである。2番ではダメあるよ、蓮ホウさん!ウナギの養殖も仕分け前に成功したから、何とか予算を削られずに済んだが、危ういところであった…仕分け人がなんぼのもん?
我々も次世代につなぐ使命を背負っていることを忘れてはならない。
知り合いの韓国人が言っていた言葉が忘れられない。
「日本人は自分で自分の首を絞めている」と…
やっぱり老後はフランスかな…夏の選挙を見てから決めよ~っと

PS…

はやぶさの後継機への予算は現に削られているんだって。
当初概算要求は17億円。これが昨年の政権交代で5000万円に削られ、5000万円の予算は、昨年の11月の仕分けで3000万円に削られたそう。どう言う事ですか!!yomoya nihon o tubusuki…


2010.キッズにおくる夏休み講座を開講します。

2010年06月05日 | 時計.ジュエリー

Photo_5スタジオ.ブライトリング.ウオッチ.アカデミー                                     for クラブ.ブライトリング.メンバーズ.キッズ

これはクラブ ブライトリングのメンバーのお子様にたいして、小宇宙とも呼ばれる時計の構造を、カンタンに理解、体感してもらい機械式時計の魅力的を知っていただくもの。
「時計はどうして動いているの?」といった素朴な疑問に答え、実際に基礎的な時計のムーブメントの組み立ても実践していただきます。“分解好きな”お子様なら大興奮!お父さん、お母さんにとっても興味深い体験講座になります。
クラブ ブライトリングメンバーのためのスペシャル企画です。

なんてアカデミックなブランドなんでしょう!こう言うのが子育て支援なのですね。お子供の溢れんばかりの好奇心をどんどん伸ばしてあげましょう。将来のエジソンはここから生まれます。


               只今、参加者募集中です

日程は第1回7月31日(土)/第2回8月10日(火)/第3回8月18日(水)詳しくはスタッフにお尋ね下さい。