ブライトリングのコーナーに若かりし頃のワタクシの写真があります。セールスマスター認定証のプレート。ある日のことです。
「この人がこの時計をデザインした人?」
「イイエ、これはあの人です」
振り向いていきなり
「エエッ!!10年であんなになるの!女は恐いわァ!若い時は綺麗かったのにあんなになるんや。いらんなぁ」
そんなにハッキリ言わなくても…アンチエイジングの美容液もピーリングも無駄だったらしい。
この話を宇宙人にすると「ボクはそんな事、別に気にならないョ」
それって認めている事でしょう!!
大切に扱かわれたアンテークウォッチはいつまでも美しい時を刻み、まして稀少となるとオークションなどで高値が付けられます。
少なくて珍しいには違いないけれどワタクシ。
メリル,ストリープ主演「永遠に美しく」の映像が甦って参りました。
あの最後の場面。階段を転がり落ちる二人の姿。ボロボロ。
おかしいのに悲しいのです。
命を削っての姐さん家業。
日課の二月堂参り。唱える般若心経が身に沁みる今日この頃です。