~南知多キャリア・ビレッジ通信~

愛知県知多半島の南端、南知多町。若者の就労支援と南知多の活性化をコラボしていきます。合宿型若者自立プログラムやってます!

交流会with侍学園

2007-04-22 23:53:37 | 若者自立塾
なんと素敵な出会いだったことか!

なんと刺激的な2日間だったことか!

人が持つ「力」のすごさを改めて感じた2日間でした。


4月20日、21日と、長野県は上田市の若者自立塾実施団体、
「侍学園スクオーラ・今人」様、通称「サムガク」へ交流会と
題し、お邪魔させていただきました。

まずはサムガクの生徒たちのお出迎え。
ほとんどの生徒が、元気な笑顔で自己紹介。
何よりも声が大きい。ありえない、なんなんだ、これが同じ自立塾か!
やばいぞ、完全に押されてる!さて一体うちの塾生たちは
この雰囲気の中、どう反応するのだろうか。不安だー!

さあ、次はICDSの塾生の自己紹介。
事前に「1分話そう」ということで練習までして臨んだ自己紹介。
みんなガンバレ!の思いを込めて見守りました。
人前で話すことが苦手な塾生も、がんばって自己紹介終了。
サムガク生には、違った意味で「すごい」と印象付けることが
できた模様。ふう、ひとやま越えたぞ。

続いて体育館でのスポーツ交流。
両塾の生徒混合でのバレーボール大会。これは盛り上がった!
うちの塾生もかなり熱く戦っている!いい表情だ!
失敗してもドンマイで過ぎていく。許しあう、認め合う、最高の気分!
攻撃が決まれば、どちらの塾生だとか関係なく笑顔でハイタッチ!

そしてサムガクさんの校舎へ。
ウッド調の味のある造りで、建物自体に優しさが溢れている。
両塾生混合でのHRでは、皆が一言ずつ本日の感想を述べた。
うちの塾生も、「元気をもらった」「予想以上に楽しかった」という言葉が
ほとんどで、サムガクさんと交流が持てたことは、非常に有意義でした。

その勢いで、民宿での宴。今までの食事は、特別な話題がないと
ほとんど話さない塾生や、誰かが話していてもそれに反応できない塾生だった
はずなのに、この日は違った。全員が笑顔だった。
いつも暴走気味の塾生のしゃべりに少々イライラしていた彼が、
相変わらず暴走する塾生の様子に笑顔を出した!

来たーーーーー!!!!

この瞬間を私は待っていた。

彼にその瞬間がこの交流会で訪れた、それだけでもう私はうれしくて仕方がない。

今日、皆にこの交流会のレポートを書いてもらった。

以下、この2日を振り返っての何人かの感想を引用します。

A君「今回の旅行でサムガクさんと交流するという話を聞いて、どんな人たちなんだろうと正直不安に感じたこともあったが、実際に会ったら皆元気な人たちで、サムガクさんのペースに乗せられたまま時間が経過したような気がした。サムガクさんの元気なところを見習うべきだと実感した。それもまたひとつの収穫だろう。」

B君「集団で遠方へ出かけるというのは中学の修学旅行以来なので不安が大きかったが、終わってみれば行って良かったと心から言えます。サムガクの皆さんから希望をもらえましたし、旅館での宴会は、塾に入ってから食事時に始めて楽しいと思えた。サムガク理事長の「スタートラインは毎日やってくる」「過去にとらわれず、未来のためにエネルギーを使おう」という言葉を心に刻んで、これからの人生に活かして生きたいと思ってます。」

さて、何もかもがポジティブでなければ、とは、私は思っていません。
次の彼の感想は、私をワクワクさせてくれるものです。そう、これから彼が
どう自分の心に決着をつけるのか、その中に私がどうかかわるのか、
そんなこれからを想像すると、私の存在価値を賭けることができる。
ありがとう!C君。

「今後自分はどう生きていけばいいのだろうという思いが常に心にあった2日間だった。いつも周りにいる人たちの個性や行動を見て、ホント、中身が薄っぺらで、希薄だなと痛感した。こんな自分でこれからやっていけるのだろうか、というか、もう、たいして人生には何も望めないような気がする。過去の自分が自分を買いかぶっていたようなところがあったが故の末路といえばそうなのだが。今後も一応今のところは人生は続くだろうから、就職や人生設計のことは考えなくてはならない。ここで、あと2ヶ月くらい踏ん張らねばと思う。でも、それでいいのだろうか、このままいくと自分の人生がどこかに行ってしまうのではないだろうかという漠然とした不安がある。自分には時間に余裕があるわけじゃない。最短距離で最も効率のよいやり方を意識しなければならない。だけど、あまりにも「実用本位」で進んでしまって、何か大切な本質を見落としていやしないだろうかと心配になる。」

ああ、ここにも心が叫び声をあげている。人間らしい、人間だから、君と居たい。