~南知多キャリア・ビレッジ通信~

愛知県知多半島の南端、南知多町。若者の就労支援と南知多の活性化をコラボしていきます。合宿型若者自立プログラムやってます!

絹さやのスジ

2006-03-09 23:02:14 | 若者自立塾
今日は、明日の朝食の仕込みで、塾生数人に絹さやのスジをとる作業を手伝ってもらいました。やってもらうといろいろ見えてきます。非常に手際のいい塾生、不器用で、途中でスジが切れてしまうと爪で深く絹さやの実の部分を深くえぐってスジをとろうとする塾生、絹さやを見たことがないという塾生まで登場しました。そんなちょっとした場面も訓練の一環として位置づけることも出来たりします。

絹さやのスジをとりながら、その雰囲気が「内職」に似ていたので、内職の話をしました。

「車のゴム部品のバリとりという内職がある。ウチのカミさんも、子供がまだ小さくて、外で働くのがはばかられる時期にはその内職をやってた。1個当たり、40銭から1円というもので、1時間あたり500個出来るかどうか。500×0.5=250円!なんと、時給250円見当の仕事だった。しかし、子供を保育園なり託児施設なりに預けて働きに出ても、その収入の大半はそういった施設の費用に消えてしまう。そう考えると、何もしないよりかは内職やっていたほうがマシと考え、コツコツとやっていた時期があった。」そんな仕事があるんだという驚きの雰囲気が塾生から伝わってきました。
ここで大切なことは、「とにかくやる」ということで、何もしなければ得られることもない収入が、少額であっても発生するならそれを選択するという考え方は、ニート状態の人に是非持ってほしい部分です(かといって内職しろということではないですが)。
お金を稼ぐということは、本当に大変なことです。

ここに集う若者を見るにつけ「定められた時間をその職場で過ごしたから給料が発生する」という考え方を持つ若者が多いと感じます。サービス残業や長時間労働については問題視されて然るべき事ですが、自己成長を得ようとするなら地味な作業や単純作業であっても厭わず、取り組む事は取り組むという姿勢が必要なのではないでしょうか。

絹さやのスジを向きながらふと思った次第です。