組長ブログ

法人理事長による日々の適当なひとりごとや、利用されている皆さまのインタビュー記事です。

労働者の権利?

2014年06月21日 | 日記

私は、高校を卒業してからすぐに一度就職をしています。その後、働きながら大学を卒業しました。

18歳から働いていると、もう学生の時よりも長い事働いていることになるなぁ・・・と、若干年齢を感じてしまう今日この頃です。

それはさておき、私が働き始めた頃は、もうがむしゃらだったという事と、世間知らずだったということと、社会のいろんな事を教えてくれる人が高校の先生とかではなくて、職場の人たちだったこともあり、今の学生や新卒・若い人たちに比べると情報がかなり少なかった。

例えば、労働時間の拘束時間が10時間ということや、労働者の権利とか、パワハラ、セクハラ、性差、最低賃金・・・・

こんなことも、あまり良く知らなかったし、そういう事を言うと、周りから冷めた目で見られたり、上司や先輩に

「それセクハラですよ」なんて言えば、「そんな事を言ってるうちはまだまだ子供だな」と軽くあしらわれたりしていた。

「仕事を覚えるのは、仕事時間外にやるものだ」

「自分の時間を使って、仕事を覚える努力のできないやつはダメだ」

「冬は先輩よりも最低1時間早く出勤して雪かきをすべき」

というのが普通の会話だった。

そして、よく考えると、正社員やフルタイムで働いていた時には、8時間労働なんてありえなかったように思う。

18歳から働いていたところは、基本的に毎日が12、13時間労働だったし、朝家を出てから、明るいうちに家に帰るということはほとんど無かった。

残業も、サービス残業が多かった。でも、私自身は、冒頭にも書いたように、社会の事を周りから教えてもらっていたため、

「他の人もやっていることだから・・・」

「そう教わったから」

というような単純な理由で、特に気にもしていなかったし、損をしたとか、不満だったとか、そういう感情も全くなかった。

でも、もしも、知識の中に

・労働者の権利

というようなことがたくさん入っていたら、私の中では違った感情が生まれていたかもしれないと思う。

いまだに、1日の労働時間を8時間超えていることが殆どで、子供の関係で職場は離れるが自宅勤務でかなりの時間を費やしてしまう事がある。

周りから見たら、大変だねとか、かわいそうと思われるかもしれないが、私自身、最初から若干過酷な労働を強いられてきたので、ラッキーな事に気にならない。

労働者は、今の世の中、とても大切に扱われている。ブラック企業もあるかもしれないが、労働者が自分の労働条件に口を出せることが、そもそもすごい事なんだと思うし、それをある程度かなえる企業側の懐の広さも素晴らしいと思う。

それでも、私自身感じることは、やはり労働者の権利は労働力を提供し、会社に貢献してから行使されるべきであって、権利が先行してはいけない。

世の中には、やるべき事をやらなくて。周りを批判したり、会社を批判したり、労働条件等を批判して、会社の求める労働力の提供が不十分な人も多いらしいが、それを規制するような法律はない。だから、個人にゆだねられてしまっている。

何がいいとか、悪いとかではないものの、労働者の権利について、働いた経験をした後に知ってよかったと思っている私でした。(自分の場合)


イキイキと出来る人

2014年06月13日 | 日記

私の知り合いに、とてもイキイキとされている人がいる。

その存在というのはとてもありがたい。その方達と知り合いというだけで、自分もパワーをもらえる人たち。

そんな彼らの共通点は、

自分をごまかさない、自分に正直であること、自分を大切にできる、自分も他人も大切にする気持ちがある、相手が誰でも尊重できる

という事が挙げられる。

簡単で単純な事だけど、誰もが出来ることではないと思う。

実際、自分にはなかなか出来ない。そうしたいと思っても出来ない時がある。

まぁ、誰でも、いろんな部分で自分の中の葛藤や妥協が生まれてくるので、難しい事なのかもしれない。

でも、やはり自分の周りにそういう人がいると、時々その人たちの事を思い浮かべて行動することが出来るので、彼らの存在感の大きさは、自分の中ではハンパないと思う。

そういう人と出会えた事に感謝!!


再就職の難しさ

2014年06月07日 | 日記

先日、団塊の世代の人たちが第二の人生の職場を探す上で大切な事・・・

ということについて話しを聞く機会がありました。

その方は多くの知識と経験もお持ちの方でしたので、とても興味深く話しを聞かせて頂きました。

やはり大きく左右してくるのは、「経験値」だそうです。

ここで誤解してはいけないのが、「経験を生かして次のライフステージへ」という事ではないということだそうです。

これまで、素晴らしい経験や経歴を重ねてきた人たちですが、再就職となったら、これまでの経験がどうとか、やり方がどうとか、そういう事に強くこだわりがあると、再就職が難しいんだという話がありました。

この傾向は男性の方があるようで、女性の方が柔軟に適用できる方が多いそうです。

ニートや引きこもりも男性の方が圧倒的に多いという統計データがあるので、やはり年齢問わず男性の方が生きづらさを抱えてしまうのかもしれないと感じました。

これって、男性の本能なんでしょうか・・・・。社会心理学をもう少し勉強して、ひも解かないと分からない感じがします。

女性が男性に比べて柔軟性があるというのは、社会心理学でもよく言われる事です。女性の方が協調性や同調性、社交性などが重要視されたり、そこでうまくやって行かれないと自分の居場所がなくなってしまうという危機感が本能で備わっているようです。

それにより、生きやすさを追求していくため、柔軟性にたどり着くそうです。確かに、女性社会の方がネチネチしていたり、表面的だったり、女々しかったり、面倒くさかったりしますよね。 

そういう意味では男性の方がストレートで分かりやすく、真面目で一つの事を追求していく事が得意な生き物ですから、今まで自分が培ってきたことを壊したり、変えたりすることに大きな抵抗があり、難しいんだろうと思います。

こんな時、男性には失礼ながら、女性で良かったとつい感じてしまう私です。

おっと、いけない。男性がいいとか、女性がいいとか、そういう話になってしまいました・・・。つい自分よがりな私です。

話しを戻しましょう。

で、団塊の人たちの再就職が簡単ではないという話しでしたが、それは仕事が無いということではなく、個々人の中での様々な葛藤が強いがゆえに仕事が見つからないという人も多いという事を聞き、若い人達でもそういうのあるなぁと思いました。

年齢関係なく、仕事を探し、就くという事が難しくなってきているんだと感じます。

それは、社会や生活が豊かで、平和と言えるのかもしれませんが、個々人にしてみると、しんどい問題ですよね

 

長くなりました。おしまい。


ネガティブ?クレーム?

2014年06月05日 | 日記

もう既に決めた・決まった事をうにゃうにゃと言う事を、ちょっと女々しい・・・と感じてしまう。

それも、後ろ向きな発言であればあるほど、「じゃぁ、結局どうしたいんだろうなぁ・・・」と感じる。

決めたのであれば、それをどのようにやるのか、どうすれば経済的か、生産的か、そういう発想で前向きに考えていく事の方がよっぽど楽しいのに、

そもそも論的な発言・後ろ向きな発言・クレーム的発言 をしていると、残念な感じがする。

若い人であればあるほど、どうしちゃったんだろうなぁ・・・・と不思議になる。

何かを決める前にくよくよ考えたり、うにゃうにゃしちゃうことは誰だってあるし、スパッと決める事は難しいと思う。

私自身、周りが考えている以上に悩むことはある。

それは決める前の事であって、何かを決めるまで悩むことはとても重要だと思う。

しかし、決めたら、いかにそれを自分らしく、自分の思い通りのイメージでなしていくかという方に焦点を当てて物事を考える。

決めた後も悩むことはあるが、悩む事柄は、前向き的な焦点でなされるべきと思っている。

ここ数年、特に感じるのは、年齢が若いと、守りにはいることが少なく、基本的にアグレッシブであると思っているが、そうではない人も多いように感じている。

それはニートであるとか、引きこもりであるとか、そういう事は全く関係ない。仕事を持っている人でも、学生でも、同じように守りに入っている人が多いように感じる。

若い時こそ、今しかできない「あほなこと」「馬鹿な経験」をたくさんすべきであり、たくさん出来る時期。

それは大人になればなるほど衰えてしまうアグレッシブさがそうさせているのだと思う。

若い時こそ、あまり深く考えないで、若干、本能で生きる時期があってもいいんじゃないかなとつい思ってしまう様な出来事がいくつかあった今週でした。