先日、団塊の世代の人たちが第二の人生の職場を探す上で大切な事・・・
ということについて話しを聞く機会がありました。
その方は多くの知識と経験もお持ちの方でしたので、とても興味深く話しを聞かせて頂きました。
やはり大きく左右してくるのは、「経験値」だそうです。
ここで誤解してはいけないのが、「経験を生かして次のライフステージへ」という事ではないということだそうです。
これまで、素晴らしい経験や経歴を重ねてきた人たちですが、再就職となったら、これまでの経験がどうとか、やり方がどうとか、そういう事に強くこだわりがあると、再就職が難しいんだという話がありました。
この傾向は男性の方があるようで、女性の方が柔軟に適用できる方が多いそうです。
ニートや引きこもりも男性の方が圧倒的に多いという統計データがあるので、やはり年齢問わず男性の方が生きづらさを抱えてしまうのかもしれないと感じました。
これって、男性の本能なんでしょうか・・・・。社会心理学をもう少し勉強して、ひも解かないと分からない感じがします。
女性が男性に比べて柔軟性があるというのは、社会心理学でもよく言われる事です。女性の方が協調性や同調性、社交性などが重要視されたり、そこでうまくやって行かれないと自分の居場所がなくなってしまうという危機感が本能で備わっているようです。
それにより、生きやすさを追求していくため、柔軟性にたどり着くそうです。確かに、女性社会の方がネチネチしていたり、表面的だったり、女々しかったり、面倒くさかったりしますよね。
そういう意味では男性の方がストレートで分かりやすく、真面目で一つの事を追求していく事が得意な生き物ですから、今まで自分が培ってきたことを壊したり、変えたりすることに大きな抵抗があり、難しいんだろうと思います。
こんな時、男性には失礼ながら、女性で良かったとつい感じてしまう私です。
おっと、いけない。男性がいいとか、女性がいいとか、そういう話になってしまいました・・・。つい自分よがりな私です。
話しを戻しましょう。
で、団塊の人たちの再就職が簡単ではないという話しでしたが、それは仕事が無いということではなく、個々人の中での様々な葛藤が強いがゆえに仕事が見つからないという人も多いという事を聞き、若い人達でもそういうのあるなぁと思いました。
年齢関係なく、仕事を探し、就くという事が難しくなってきているんだと感じます。
それは、社会や生活が豊かで、平和と言えるのかもしれませんが、個々人にしてみると、しんどい問題ですよね
長くなりました。おしまい。