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獨協大学 -アカデミックな英語力を鍛える独自カリキュラム-

こんにちは、CampusChannel事務局のmicoです
先週金曜日、獨協大学の入試説明会に参加してきました。


参加者の多くは学校・予備校関係者で、説明会のテーマは大きく2つ「獨協大の英語教育」「入試報告」について。
前者では、獨協大学の全学共通教育カリキュラムのなかでも特に特徴のある「英語教育」について、後者では2010年度入試に関する報告と2011年度入試についての説明がありましたが、今回の記事では「英語教育」について書きたいと思います。



もともと“語学の獨協”といわれるほど、外国語教育に定評のある獨協大学。
国際社会で活躍するためのツールとして、アカデミックな英語力を在学中にしっかり身につけるための計画的学習プログラム(全カリ英語)が用意されています。

この全カリ英語とは「全学共通カリキュラム英語」の略(学内ではこの呼称で通っているそうです)。2003年からスタートしたこのプログラムでは、英語を主な学問とする学部以外の全学部生が対象となり、「読む/聞く力」を(学部によっては「書く/話す力」も!)徹底的に鍛えていく学習プログラムが組まれているんだそうです。


私自身、講演を通して特に2点ほど特長を感じたのですが、ポイント[その1]は「あくまでアカデミックな英語教育に徹していること」
日常英会話レベルではなく、自分の意見が言える/自分の研究内容を説明できる/様々なテーマで議論ができる等、大学生として習得すべき英語レベル(=EGAP*)を明確な目標として教育活動を行っている点はさすがというか、素晴らしいというか・・・。
講演を聴きながら「大学生に戻って勉強したい!」と思ってしまったのは私だけではないような気がします

*English for General Academic Purposes(一般学術目的の英語)


そして、60余名の英語教員がいるなかで、この教育プログラムを統一的に運営できているのは、トップダウン式のカリキュラム管理システムが構築されているから(これが特長を感じたポイント[その2]です)。

獨協大には「コーディネート教員」という立場で全カリ英語カリキュラムを計画する教員が常設しており、そこから各教員に対して授業内容の指示や推薦テーマ/推薦図書、テスト内容など細かくアドバイスが伝えられる。つまり、各教員が個々に授業内容を組み立てるのではなく、統一されたカリキュラムに則ってアレンジすることで、教育内容の質保証(ばらつきの防止)を実現しているわけですね。

この教育システムは平成21年度文部科学省の「大学教育推進プログラム」にも採択され、今後の成果も大いに期待されているとのこと。またこうした取り組みを背景に、近年では英語学科志望の学生以外でも英語に関心がある学生が集まるようになってきていて、大学全体で学力の底上げが進んでいるそうです!


外国語学部(英語学科)志望ではないけれど、社会人として世界に通用する英語も習得したい、将来ボーダーレスに活躍できる人材になりたい―――そんな夢をもった学生に、この教育カリキュラムをぜひ知ってもらいたいと感じます


詳細は獨協大学ホームページへ
http://www.dokkyo.ac.jp/zenkari/kamoku2.html

獨協大学夏のオープンキャンパス↓
【7/31(土)、8/1(日)、8/28(土)、8/29(日)】
http://www.dokkyo.ac.jp/nyuusi/students/opencampus/opencampus_2010.html


Posted by mico
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