昔が良かった。

古き良き時代というけれど。クルマ好きにとって、60年代、70年代は希望があった。

エアーコンプレッサー修理

2017-05-23 20:13:25 | 工場・設備

先週、週半ばの朝、コンプレッサーの電源が入らない!!


おかしいと思ったら、ブレーカーが飛んでいた。

ブレーカーを入れなおすと回復するかと、レバーを入れなおしたら、『ブー、ブー』と、モーターが唸るだけ。

これはついに、コンプレッサーが焼付いたかと。

とりあえずは、エアー圧がなければ、ドライブオンリフトも作動しない。
ドライブオンリフトには、GTV6が乗っており、ブレーキホース交換のためのフロントのアッパーアームブラケットの加工中。
明日明後日にも、タイヤを組み替えたホイールが持ち込まれてくる。
何とかせねばと、予備に置いてある100Vの小型コンプレッサーを配管につなごうかとも思ったが、どこが壊れたのかと点検したら、手でベルトを回せば、プーリーは回るし、ピストンの圧縮感もある。 となるとモーターの焼損かと。

ナマの200V三相動力をつなぐと、モーターは問題なく回転し、コンプレッサーの圧は、上昇し始めた。

となると、モーターが回らない原因は、圧力スイッチか、メインの自動スイッチのどちらか。
テスターを手に、すべての配線をチェックしたら、3相動力の黒い線の導通が、スイッチの前後で、、、、、、、通じない。

さっそく、ヤフオクで、同じタイプの、3相動力用のリモートスイッチを捜したが、新品だが結構に値段が高い。
電気屋に電話しようか、工場の設備のバンザイに連絡しようかと考えたが、どっちにしても、現物を見てもらわないと、スイッチの入手もできないだろうし、見に来てもらうだけでも、費用が掛かる。ここは、以前の摂津の工場と違い、近くに車の工場用機材の修理をしているところもないし、大阪から来てもらうには2度手間だし。
ならば、ネットでスイッチを捜し自分で修理した方がやはり早いかと。
ネットで、検索すれば、結構みなさん、この手の修理はご自分でしているようだし、何より、『モノタロウでスイッチを捜して注文したら、あくる日に届いた』との記事があった。

『これだ』ってことで、モノタロウさんで、スイッチを捜したら、まったく同じではないが、かなりよく似た品が見つかった。


春日電気の電磁界兵器 要するにリモートコントロール式のマグネットスイッチ。
税抜きなら、何と¥3000円を切っていた。
ヤフオクの出品物だと、約、倍の値段で出されていた。危ない危ない。

金曜日のお昼に一番に発注して、15時には、発送完了の知らせが入った。
土曜日のお昼くらいまでには、到着するかも。
しかし、困ったのは、土曜のお昼には、大切な約束が。。。。。。

土曜日の朝一番からドキドキで、宅配便を待っていたら、お昼前に、到着したのは、佐川急便で、同じモノタロウからの品ながら、以前からちょっと、ホッタラカシにしていた、ホースバンドのサイズの問題で、クレーム話の品だった。
なかなか来ない、クロネコさん。

そうこうしているうちに、大切なお客さんから、『香芝インターのヤマダ電機の駐車場に着いた』との連絡。 迎えに行かなくちゃあ。
工場を出てすぐ、隣の運動場の向こう側に出たところに、クロネコのトラックが。
急いでわいるのだが、ドライバーに声かけてみた。
小さな荷物が、大きな荷物の下になっており、少々時間はかかったが、モノタロウの荷物が出てきた。着払いのお金も払って、お礼をも早々に、香芝インターに向かって、お迎えに。
Sさま、到着が遅れてごめんなさい。


それにしても、丸1日で、品物が到着するなら、これほど便利なものはない。
ただし、これにも条件があって、自分で、目利きができること、自分で修理等の作業ができること。そしてすべて自己責任。そうでなければ、この手のサービスの恩恵には、。。。。

夕方から、コンプレッサー修理に取り掛かった。
もともとの、マグネットスイッチの正面からの写真を撮り、配線の色等を間違わないように。
ここで気が付いたのは、もともとの配線が、赤色の線と黒色の線が、違う位置についているようだ。
コンセントのプラグ側も、赤と黒が、反対位置に結線されていた。

 
手に入れた品物と、コンプレッサーについている品物を、比較してみると、良く似てはいるが、一部の配線の入り方が違う。(左の写真で、スイッチの入り口と出口で、赤と黒の配線が入れ替わっているのがわかるでしょ。これって恥ずかしい仕事ですよね。アルファーの修理でも、同じようなレベルのメカニックがいたこともあったけど。)

以上のことを頭に置きながら、箱の中に入っていた、配膳図とにらめっこして、何とか配線は完了。もちろん、配線の色の位置も本来の順番に。
 
緊張しながら、ブレーカーの電源を入れると、見事、正回転で、コンプレッサーは復活。

その昔、長くアルファロメオに乗られていた電気技師のお客さんから、3相動力の配線の話を聞かされていたのが、役に立った。200Vで、感電したら、確実に死ねることも、聞かされてたので、緊張しながら作業した)

このコンプレッサーは、摂津の工場の時に、伊藤忠オート時代から工場に入り込んでいた工具屋さんが、手配したものだが、その時以来、まったくのノーメンテで、35年以上、手に入れた時点で中古だったものが良くもったものだと感心すると同時に、その工具屋さんが手に入れた、コンプレッサーは、正しい色での配線もできないようなところからのものだったのが今頃になってバレタ。(物売りらしい品物だったということだ)

実は、このコンプレッサーの圧力スイッチが、何年も前から、具合が悪くて、少しエアーが漏れている。
今度、暇な時に、圧力スイッチも交換することにしよう。


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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2017-05-24 15:05:57
物を知らないのにそういったことは書かないほうがいい。
なぜ赤黒を逆にしてあるのかは経験者なら分かる。
中古であれば、何度も設置場所を変えた。
ならば当然の結果。
あなたが他人をディスっているが
これこそ他の人に笑われる
Unknown (Chiron@管理人)
2017-05-24 23:10:09
3相は、その結線で正転。逆転となるのは、常識なのだけど。
機械内部のスイッチの入り口と出口で、配線の色が変わるのは、その仕事をした人間の程度の低さを物語るものとなる。電柱からの引き込みの時点で、位相が異なるのは、良くある話の常識で、その対策はモーター側で行うのも常識。配線途中で色変えるのは手抜きのあかしとなる。
アルファのメカニックと同じです。こういうコメント書くのはご本人だからでしょうか?普通の頭のある電気技術者ならこういう低レベルの話にコメントしないですからね。

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