嵐の月曜日

They call it "Stomy Monday"...but Tuesday's just as...

MEGADETH JAPAN TOUR 2006

2006-10-14 02:15:35 | 展覧会/イベント

川崎のCLUB CITTA'で、MEGADETHのライブを観てきました。
前回来日したのは"BLACKMAIL THE UNIVERSE"の時だったので、約1年半振り。
明日(14日)からのLOUD PARKにも参戦予定なので、今夜は前夜祭的な位置づけです。

<<以下、コアなMEGADETH話>>

選曲としては初期・中期と最新作から満遍なく…といった感じ。
有名どころは大体おさえてました。
しかし、個人的に大好きなアルバムの"YOUTHANASIA"から1曲も無かったのが大変残念なところです。
"RISK","THE WORLD NEEDS A HERO"からも無し。
"Rust in Peace"からは最多の4曲が入閣してました。

意外なところで"LIAR"をやったのが良かった。
ライブで初めて聴いたけど、早口言葉みたいなヴォーカルがめちゃカッコいい!
ラップを彷彿とさせます、メタルだけど。
また、アルバム未収録の新曲として"Washington is Next"も披露。
ツインギターが綺麗な曲。
ヴォーカルの音がいまいちで聴き取り辛かったんですが「次はワシントンにテロが…」といった9・11以降を意識した内容のようでした。
相変わらずの社会派ぶり、新作が待ち遠しい。

演奏は今までのMEGADETHで一番遅かったように感じました。
デイヴ・ムスティンが終始にこやかだったのが印象的。
歳経て少しはまるくなったんでしょうか。

近作を聴く限りアルバムではデイヴひとりでも問題なし、という感じでしたが、いざライブとなるとデイヴ以外の現在の面子にカリスマ性が全く無いのがちょっと気になります。
ギターの人はメタルのギタリストにもかかわらず、なぜかギター位置がとても高かった。
確かにその方が弾きやすいのかもしれないけどさ、ラリー・カールトンか君は。
それでもレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの人みたいだったらカッコいいんですが、若干太めの体躯をピチピチの革パンに包むという、早弾きメタルギタリストの悪しき伝統衣裳を纏ったその姿では、残念ながら見た目から新たなファンは開拓できないな…。
始終口が半開きだったのも謎です。
ベースに至っては前回から変わってたみたいですが、気づきもしませんでした(今調べて知った)。

結果的にデイヴの孤高のカッコよさが際立っていた、と好意的に解釈したいところですが、ロックバンドにありがちな古き良きメンバーたちとの、「仲直り再結成」をついつい期待してしまいます。

余談ながら気になったのは、後ろの方に一人、おばあさんが居たこと。
メタルTシャツを着ていたんですが、ファンなんでしょうか…
かなり騒々しかったろうと思いますが、転んで倒れたりしていないか心配なところ。

では明日から2日間、幕張メッセで開かれるロックフェス"LOUD PARK"に行ってきます!



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