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2007年に聴いていたアルバム

2008-01-04 22:47:11 | 音楽の人

昨年末に、未整理だったCDを整頓しました。
2007年に聴いていた…といいつつ、実は殆ど2006年に買ったものだったり。

音楽に関してはかなり雑食なので、方向性は全く一貫していません。
ために、誰の参考になるかは全くわかりませんが、興味があればどうぞ。
傑作、佳作、駄作…いろいろありました。



1:ストレートエッジ・ハードコアのアース・クライシス
ベスト盤です。
個人的には後期のミクスチャー寄りの楽曲がお気に入り。
聴きやすい。

2:ヘヴィメタル界の南米の雄セパルトゥラ
マックス・カヴァレラが抜けた後のもので、どうにも喰い足りない一枚。
"セパルネイション"って曲がちょっと良かったような。あまり覚えてない。
マックス、また戻ってきたみたいですね。
カヴァレラ兄弟が仲直りしたみたいでよかったよかった。
毛利元就の三矢の話を教えてあげたい。

3:そのマックスがセパルトゥラを脱退して結成したソウルフライの2nd。
これは相当の傑作
いまだにソウルフライのマイブームが続いている端緒となった作品です。
ついつい勢いでソウルフライを全部揃えてしまいましたが、やはりこのアルバムが最高。
ゲストもゴージャスで楽曲も充実の一枚。

4:MANOWAR
昔MDで聴いていたのですが、引っ越す際にMD資産を全て譲渡したのでなくなっていたもの。
安値だったので買いなおしたが、暑苦しいことこの上ない。
昔、MEGADETHのデイヴ・ムスティンがメタルバンドをいくつか挙げてジャンルの説明をしていた際、MANOWARのことを「筋肉モリモリ股間プロテクターメタル」と称してたのを思い出した。
実に適切な説明。

5:MEGADETHを追い出された薄倖のベーシスト、ディビッド・エレフソンが結成したF5の1stアルバム。
期待値が低かったこともあり、意外な佳作でした。
オールド・ハードロックに敬意を払いつつ現代的な音作りをしている印象。
特に1・2曲目が良い。
曲調が全般的に似ており、アルバムにメリハリがないのが不満点。

6:パラダイスロスト
全編ゴシックなムード満載でお気に入り。
もう一枚初期のアルバムも買ったが、どちらも良い。
出自はデスメタルだったのに、随分お洒落になったものだ。
もはやオシャレロックと呼んでも問題なかろう。

7:ロブ・ゾンビの弟が作ったバンド、POWERMAN5000の1st。
発売当時、「ロブにギターを教えたのはこの俺だ!」と豪語していたインタビューを見かけたような覚えが。
そのくせあっさりと消え失せた感がありましたが、このアルバム聴いて解りました。全然ダメ
聴き込むに値しない凡庸極まりないメロディラインは、BGMとしての機能を果たせない程の駄作。
少しはお兄ちゃんのエログロぶりを見習いなさい。

8・9:エクストリームの1stと2nd。
今までちゃんと聴いたことが無かったのだが、2ndは大名盤ですね。ファンクメタルかっこいい。
続いて3rdも買ったけど、こちらはまあまあかな。
良い曲もあり完成度も高いながら、突進力に欠ける。
それにしてもエクストリームのアルバムはどれもジャケットがショボすぎなのはなぜだろう。

10・11:バイオハザード。これも買いなおし。
もっと評価されてしかるべきなんじゃないか、バイオハザードは。
シーンに出るのが早すぎたのか。音がヤバすぎたのか。

12:アイアンメイデンの最新作。
毎度のことながら疾走感溢れるオープニングナンバーはすばらしい。
それにしてもあのライヴは…。
といいつつ来年もライヴに足を運ぶ。
もう踊らされてるとしか思えない。

13:プログレっぽいが案外普通のロックバンド、U.K.のライヴアルバム。
U.K.好きなので買ってみたものの、ほとんどブートレグ並の音質でした。
一般人は買う必要なし。
というよりそもそも店頭に並んでいないので問題なし。
U.K.の他のアルバム3枚はどれも傑作なので、未聴の方はそれから手をつけましょう。

14:マリリオンのベスト。
個人的には80年代のプログレっぽいころより、ヴォーカルが変わった90年代以降の素直な音作りが好き。
ヴァージンレコードには見放されたが、"ブレイヴ"は名盤だったと思う。
最近はよく知らないが、どうやらポップ路線に流れすぎたようだ。

15:マルコス・ヴァーリのカフェ・アプレミディ。
良い。
ボサノヴァだが、割とロック成分も含んだ曲もある。
選曲が巧みなせいか通してぼんやり聴いていると、えもいわれぬ癒し効果が発生する。
そして曲がたくさん入っててお得。

16:リチャード・ボナの新作。
前作の方がよかったかな。
それでもなかなか良い感じ。
民族調を織り交ぜたジャズ/R&B。
それにしてもライヴは圧巻でした。

17:デヴィッド・シルヴィアンのミニアルバム。
なんか民族音楽調。
一回聴いて満足した。

18:ケニー・ウィーラー
一応、ジャズになるのだろうか。
夜に独りで聴いてると、リリシズム溢れるメロディに孤独感が深まる。
ECMのアルバムは毎年ちょっとづつ買ってる印象が。

19:ニーナ・シモンのトマト・コレクション。
ベスト盤と思われる。
一曲が短く、2枚組なのでたくさん曲が入っててお得感あり。
かけっぱなしにして料理とかをするのに非常に適している。
奔放な歌声を聴きたい方に。

20:チャボロ・シュミット
ロマ(ジブシー)のギタリストで、謎が多い人らしい。
いつもどこかにフラッといってしまう(ジプシーだから?)ので、音源が残らないとか。
特典DVDの謎の映像が見れます。
謎の言語でおっさん二人がしゃべってるだけ。謎だ。

21:ジョン・コルトレーン
ジャズの大御所。
どうやらコンピレーション盤のようだ。
あまり聴いていません。

22~24:畠山美由紀
非常に癒される。
ライヴも良かった。
普遍的な魅力を持ったアーティストだと思うが、なぜか音楽好き以外に広まらない。

25:port of notesの新作。
とても良い。
上記と同じく畠山美由紀がボーカルなので、聴き比べてみるのも一興かと。

26・27:柴草玲
ここ3年間位はまりっぱなし。
日常的なテーマを織り交ぜた歌詞が良い。
壮大な曲もあり、こちらもすばらしい。
どのアルバムも出来が大変よい。

28:本田美奈子.
黙祷…。

29~31:Pink Floydの今まで持ってなかったアルバムを大人買い。
『おせっかい』から『炎~あなたがここにいてほしい』あたりが大好き。
所謂ウォーターズ独裁時代以前ですな。
逆に初期のシド・バレット時代はサイケすぎてちょっと…。

32:トレイシー・チャップマンの1st。
とても良いアルバム。
楽曲はしっとりしてますが、歌詞は社会派。
最近この中の曲を矢井田瞳さんががカヴァーしたらしい。
ダーリンダーリン。

33:ジュリー・デルピー
女優なのに歌もこんなに上手かったの?と驚きの一作。
全編けだるい雰囲気が良し。

34・35:エリック・クラプトンのソロになってからの初期作品とサントラ盤。
ソロ初期がクラプトンで一番好きな時期かも。名盤だな。
サントラの方はそれなり…といったところ。
クラプトンは他にも3枚位買ってます。
中古で割合安価に手に入る上、どのアルバムにも良い曲1・2曲は入ってるので、コストパフォーマンスが良いせいかもしれない。

36~39:GODIEGO
中々売ってないのでamazonでまとめ買い。
再販してほしいが、されたらされたで今まで買った分は…という別の苦悩に苛まれるだろうか。

40:ネーネーズ
沖縄の伝統音楽ってレゲエに通じるところがあると思う。
のんびりムードだが社会的な歌詞もあり。
ジャケットのおばさん達が普通っぽくてよい。

41:デイヴ・ブルーベック
ブルース調のピアノ。
あまり聴いてない。
インタヴューがついてるんだけど、なんだか英語のヒアリング教材みたい。

42:映画、"before sunrise"とその続編、"before sunset"のサントラ盤。
とりあえず映画が好きな人は買って良しだと思う。
収録曲はどれもとても良いですが、曲順がイマイチ。
iPodなどで聴けば問題ないか。

とりあえずこれは氷山の一角です。
2008年も色んな音楽に囲まれて日々を過ごしていくことでしょう。


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2 コメント

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Unknown (あこ)
2008-01-05 17:30:48
素晴しい!!!この日記!!
いや~お見事です。

しかしながら知らないアルバムばかりで…。
トレイシー・チャップマンのジャケ写は見た事あるけど持ってないし。
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Unknown ()
2008-01-06 21:18:51
最近、更新が滞りがちだったもので…気合を入れて書いてみました。

トレイシー・チャップマン、いいですよ。
個人的にはセカンドアルバムの“Crossroads”もお薦めです。
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