土地改良区 前理事長に懲役２年の判決

関家實（せきや・みのる）





土地改良区　前理事長に懲役２年の判決

（愛媛県）

土地改良区発注の工事を巡り、業者から賄賂を受け取ったなどとして収賄や詐欺などの罪に問われている松山市の土地改良区の前理事長に対し、松山地裁は懲役２年の実刑判決を言い渡した。

収賄や詐欺などの罪に問われているのは、松山市保免土地改良区の前理事長関家實被告（６７）。

判決によると関家被告は、理事長だった２０１１年１２月と２０１２年６月、保免土地改良区が発注した倉庫新築工事などに関し、便宜を図った見返りとして工事業者から合わせて４００万円の賄賂を受け取ったほか、工事を発注したように装い土地改良区から２１０万円を騙し取った。

松山地裁で開かれた判決公判で小林健留裁判官は、「土地改良区を私欲のために利用するなど悪質」として懲役２年、追徴金４００万円の判決を言い渡した。
[ 2014/11/13 15:28 南海]






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