秋田 酒気帯び運転での処分 取り消し判決

酒気帯び運転での処分　取り消し判決

（秋田県）

酒気帯び運転を理由に懲戒免職されたのは不当だとして、元県職員の男性が処分取り消しを求めていた裁判で、秋田地方裁判所は、男性の訴えを認める判決を言い渡しました。

訴えが認められたのは、仙北地域振興局建設部で技能主任を務めていた４８歳の男性です。

訴状などによりますと、男性は去年６月、酒を飲んだ後に自家用車で寝ていたところ、盗難防止装置が鳴ったため、近くに移動させようと運転。

その後、警察に検挙されました。これを受けて、男性は県から懲戒免職処分を受けましたが、「処分は裁量権を逸脱し違法」などとして処分の取り消しを求めていました。

３１日の裁判で、秋田地裁の棚橋哲夫裁判長は「車の移動は適切とは言い難いが、突然でやむを得なかった面がある。原因、動機、様態も悪質とまでは言えない」として、懲戒免職処分を取り消す判決を言い渡しました。

判決を受けて男性は「主張が聞き入れられたことは非常にありがたい」と話し、被告の県の担当者は「判決文を精査してから今後の対応を決める」とコメントしています
[ 2014/10/31 19:47 秋田]







飲酒　運転　酒酔い　酒気帯び　飲酒運転　逮捕　アルコール 酒　酒酔い運転　酒気帯び運転　酒酔い　酒気帯び　事故　交通事故
職員　公務員　不祥事　事件　犯罪