Cafe SLOWHAND

珈琲と紅茶の小さなカフェのお話

寒い

2012年01月30日 | 日記

穏やかなお天気が続いてるけど、今週後半からはまたまた寒波がやってきて
大雪が降るんじゃないかって予報。
ゾッとするような、ワクワクするような、複雑な心境のレイラです。

さて、早いもので1月も残すところ明日まで。
1年をすがすがしい気持ちでスタートしようと、
今月中にやっとかなきゃ、とずっと思っていた浄水器の交換を
きょうやっと済ませたパパです。

この浄水器、エスプレッソマシーンには欠かせない。
ついでに、マシーンの中でも肝心な箇所の消耗部品も新品に交換しちゃって、
なんだか、コーヒーの味も良くなったぞと、
パパは一人で悦に入ってます。

パパの世界には、「おいしいエスプレッソを淹れるための4条件」ってのがあって、
きょうは、そのうちの一つ
「①よいマシーンを使う」をクリアーしたパパ。

信頼のおける豆屋さんにコーヒー豆も焼いてもらってるし、
「②よい豆を使う」って条件も整ってる。

あとは、「③よい挽き目」をパパがシッカリ調整して、
最後の「④よいバリスタ」をパパがこなせれば大丈夫ってわけです。

さあ、これで役者はそろったし、あとは舞台を観てちょうだい!
って、張り切ってんですが、
あれれ?
肝心のお客様がいない・・・。
寒さ対策のためにお家に帰ったのかな?

そう、きょうは、とっても静かだったレイラのお店。
大雪の寒さより、
お客様が来てくんないってのがゾーッと寒いんだわ。


餅まき

2012年01月29日 | 日記

もう春が来たのかと思うようないい天気で、
お店の玄関先で久しぶりの日光浴。
なんとまあ気分爽快のレイラです。

さて、噂によると同じ町内で、あるお宅の棟上げが行われたらしい。
建築ラッシュが続くこの町内で、棟上げなんてめずらしいことじゃないけど、
いいなって思ったのは、「餅まき」をなさったこと。

お家を建てるとき、棟上げの日は昔っから「餅まき」をやってたって、パパが。
骨組みだけのお家のてっぺんには弓矢みたいな形をした旗が立って、
それを目指して近所の老若男女が知らぬ間に集まった。

ツイッターもフェイスブックもない時代に、
「きょうは、どこそこで棟上げがあるらしい」って情報が、
口から口へと一気に伝わる。
自然なコミュニケーションネットワークが
構築されてたんだね。

今か今かと餅まきの開始を待つ人々。
大工の棟梁か家主さんか知らないけれど、
ある人の合図で、お家の高いところから一斉に餅がまかれ、
負けてはならじと、みんな無心に地面に落ちた餅を拾う。
ある人はみごと餅をダイレクトキャッチ。
泥がついたお餅だって、ちゃんと洗えば大丈夫。

中には、こよりを結んだ穴あき小銭も混じってて、
子どもたちには滅多にない小遣い稼ぎのチャンスでもあった。

そんな昔ながらの風習が、
この地域でしっかり息づいてるなんて、
お施主さん、大工の棟梁に、
なんだか自然に「ありがとう」って思ってしまったパパなのです。

餅まきをなさったご家族の方々、どうか、末永いご繁栄を。
そして、建築中は、どうかご安全でありますように・・・。


風邪ひきさん

2012年01月28日 | 日記

このところ、寒い寒いとばかり言っていたレイラ、
そんなレイラはいたって元気、逆にその寒さに負けたのはパパの方でした。

実は、パパはとうとう風邪をひいてしまったみたい。
二、三日前から体が重いと言ってたんだけど、
昨日から、肩から上に腕は上がらず、食欲もない。
体全体が、まるで「大リーグボール養成ギブス」をつけてるみたいに
思うように動かない。

昨晩は、寒気がするって、
Tシャツにトレーナー、その上からフリースのジャケット着込んで
お布団を体に巻き付けて、さっさと寝てしまいました。

レイラ、いつもはパパと一緒にお寝んねなんだけど、
風邪をうつされちゃたまんないと、
リビングでファンヒーターの風量全開にして、
ママと一緒に映画を観ながらうたた寝したんだ。

今朝は、なんとか頑張ってお店に出てきたパパ。
開店前は、やることいっぱいあって、
猫の手も借りたいって状態。
できるものなら手伝ってあげたいけど、
犬のレイラは、その手もあてにゃされちゃないさ。
せいぜい、文句言わずにクレートでおとなしく寝てたげるよ。

みなさん、風邪ひいちゃうと大変です。
お体には十分ご注意くださいませね。


コツコツやりましょ!

2012年01月27日 | 日記

寒波到来で凍えるようなお天気だったけど、
昨日はお教室の予定もなく、ゆっくり過ごせたパパとママ。
わたしも久しぶりにドッグランに連れてってもらって、
やっぱり「犬は喜び庭かけ回る」って、本能だなと
自分が犬であることを自覚したレイラです。

日本はこんなに寒いけど、
パパのエスプレッソの師匠さんは、コーヒーの産地視察で、
いま中米に行ってる。
そこはきっと暖かいんだろうなと、うらやましがってるレイラ一家です。

とはいえ、師匠さんはお仕事。
リゾート気分を味わっているわけではないだろう、
きっと、いい豆を見つけてきてくれるだろうと
パパは期待に胸を膨らませているのです。

ことしは、自分が思い描くエスプレッソの味を追求したいと
抱負を語ったパパ。
きょうから、新人も「副店長」として任務に就いたことだし、
コツコツはじめようと思っているようです。

1月も終盤、みなさんも「ことしの抱負」を実現しようと、
そろそろエンジンがかかってきた頃じゃないかな。
でもね、あんまり焦らず、一緒にコツコツやりましょうよ。


バリスタ見習い

2012年01月24日 | 日記

このところ、とくに変わったこともなく、ブログ更新をサボってたレイラ、
綿雪が舞う中での今朝のパパのブラッシングは、
その罰なの?って思うくらい辛かったな。

多忙でもなく、暇でもなく、かわり映えしない毎日を過ごしているパパ、
でもね、変わりないのが一番だと、平穏をかみしめているようです。

ところで、先日、ある常連のお客様が、
パパのことを突然「バリスタ」って呼ぶじゃない。
その言葉に、パパは「おっと」と、思わず反応しちゃった。
そして「いえ、バリスタ見習いです」って。

そう、実はパパ、まだ「見習い」なんだって。

バリスタって職業は、日本ではまだまだ認知されてないじゃない。
その職に就くにあたって、国家資格がいるわけでもなく、
それどころか、私の職業はバリスタです、って言ったところで、
「なんじゃそれ」って言われるのがオチ。

コーヒーのお仕事している仲間の中でも、
バリスタとは?と聞かれて、しっかり答えることができる人は
少ないんじゃないかって思うって。

パパが思うバリスタはね、
コーヒーのことにシッカリ詳しくって、
コーヒーを淹れてお出しすることの意味をシッカリ考えてて、
材料の管理やお掃除などがシッカリできて、
お客様の気持ちをシッカリくみ取ることができて、
そして何より、コーヒーがシッカリ好きである人。
なんだって。

パパはね、その全てがまだまだ未熟なんだってさ。
でね、バリスタの国家試験が存在しないからには、
自分でそれがシッカリできてるって思ったとき、
堂々と「私の職業はバリスタです」って名乗ることにしてるんだって。

一生のうちに飲めるコーヒーの量なんてたかがしれてる。
飲んだことのないコーヒーは山ほどあるし、
どの産地の豆がどんな味がして、
どう淹れたらベストな味が出せるかなんてわかんない。
そう、パパは知らないことだらけ。

ただ一つ、パパが知ってるのはね、
「自分はなんにも知らない・・・」ってことなんだってさ。