Cafe SLOWHAND

珈琲と紅茶の小さなカフェのお話

No pressure , no diamonds !

2015年02月23日 | 日記

Good Morning Coffee を始めて何日が
経っただろう?
前回ブログを更新して何日が経っただろ
う?
そうこうしているあいだに春が近づいて
いた。通勤散歩の途中に咲いている満開
の梅の花を見つめて、あたいも動き出さ
なきゃな、と思ったレイラです。

そんな何の代わり映えの無い毎日をのん
きに過ごしていたパパも、あることがき
っかけで、レイラと同様に動き出さなき
ゃな、と思ったらしい。

実はパパ。
こないだ、久しぶりに大勢の人を前にし
て、ギターを弾いて歌を歌ったんだ。
きっかけはね、近くの大学に通う学生さ
んが、4年間の学生生活を終えて、めで
たく卒業することになったんだね。
そいで、卒業記念にその学生さんが、お
客さんの前で得意のギター演奏を披露し
ようということになって、じゃあパパも
前座として弾き語りをしようという無謀
な約束をしてしまった。
うちのお店がオープンした時からずっと
通ってくれてる一人の常連さんもその話
に乗ってくれて、結局3人のミニライブ
がうちのお店で開催されたってわけ。

パパはね、ずっとギターから離れてたか
らね、開催が決まった翌日から練習に練
習を重ねてきたんだな。
ところがさ、いざ本番となると緊張しま
くり。演奏はおぼつかないは、声は出な
いはで、情けない結果に終わってしまっ
た。
プレッシャーに弱いんだな、パパは。

その緊張感は、あの頃に感じていた緊張
感にすごく似ていたらしい。
それは、人前でコーヒーを淹れる時の緊
張感・・・。 
でもね、その緊張感を抱くことがとても
大事なんだって。
お仕事のひとつひとつ、動きの1回1回
がすごく丁寧に正確になるからさ。

だからね、ギターの弾き語りをやったこ
とが、大事なことを思い出させてくれる
いい機会になったんだね。
学生さんに感謝しなきゃだよ、パパ。

パパが雑誌をパラパラとめくていたら、
偶然にもタイムリーな記事が目が留まっ
た。

No pressure , no diamonds !
圧力がなければ、ダイアモンドは生まれ
ない。

炭素というありふれたものが、地中深く
高圧にさらされることでダイアモンドに
変わる・・・と書いてある。

人の仕事も、プレッシャーがあってはじ
めて光り輝くものになるんだね・・・。