珈琲とギターの日々

横浜馬車道でカフェのマスターをやってた男の日記

たまの映画

2011-01-29 13:36:44 | 映画
「たまの映画」を見に行った。

イカ天で視聴者の度肝を抜き、紅白まで出てしまったバンド
「たま」のメンバーのドキュメント映画だ。

知久さん、石川さん、Gさんのソロライブ映像から、
パスカルズ、ホルモン鉄道などの、彼らが所属するユニットの
ライブ映像も満載で、これを観れば何本も
ライブに行った気になれるというお得感も満載だ。

ただ、期待しすぎていると
・「たま」としての演奏映像は無い
・途中で脱退した柳原さんは出ない
というチョット片手落ち感がチョット悲しい。

ただ、石川+知久コンビで高円寺の思い出の地を
ブラブラと昔話をしながら散歩したりするシーンは
良い意味で「たま」を思わせてくれるし、
知久さんにせよ、石川さんにせよ、Gさんにせよ、
今の歌声も「たま」時代からあまり変わっていないのも救いだ。

また、「たま」を象徴するのは「死生観」。

彼らの楽曲は、常に「死」と隣り合わせで、
(♪僕が死んだ日ぃ~「おるがん」などなど)
それを象徴するように、映画で語られる知久さんのお父さんが
亡くなった時の話とかをギリギリで笑わせてくれるのが凄い。
(例えるなら、葬式で坊主の頭にハエがとまったときの
 面白さにも通じるのかもしれない)

好き嫌いは別れる映画だと思うけど、
イカ天で「たま」を目撃した僕ら世代には、一度観て欲しい映画
であることは間違いない。

。。。
そして、10年後ぐらいに続編を期待してます(笑

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