シベールの前の猿田彦
10月28日(土)
参加者 たかし、喜哉、突波、ジロー、還水、究、霄、はじめ、
佳代(投句のみ) りょう(選句のみ)
鳩止まる電線にある上座かな たかし
神々も総選挙かな神無月
束の間の旅にて候鰯雲 喜哉
特選 究
入選 はじめ
隧道を出づ豊年の光かな
特選 霄
秋風や航跡白く青春了へ
入選 はじめ
うそつきであほで民主で神無月
入選 究
みんなで歌おうよシャララと猫じゃらし 突波
特選 還水
入選 喜哉
君のため星の活字を拾ひ読む
入選 喜哉、還水、霄
神無月妻子ある身と告げにけり
入選 ジロー、還水
女学生の内腿にアザ青みかん
入選 究
秋の虹光帰って行くところ
入選 霄
林檎剥く秘密を少しずつばらす ジロー
入選 還水、究、はじめ
無果花を煮る幽霊のゐる屋敷
入選 突波、還水
木犀やレコードわずか波立てり
踏み台を取り出す妻も神も留守
芒原おれはひとりの修羅なのだ
さようならエロチカの日々神無月 還水
特選 喜哉、突波
団栗に団栗の意地からっ風
入選 ジロー
傷なんか付く痛い靴神無月
入選 ジロー
松手入あとは冷えゆくばかりなり
世相また明るからざり日の短か
神無月宮のすみっこ蜘蛛の糸 究
特選 はじめ
入選 りょう
秋空に私の心うわの空
特選 りょう
かきふらいそおすおしょうゆおしおかも
あん肝を蒸す匂ひ酒進む
うそ寒のあなたを置いて回る地球 霄
特選 ジロー
死にたいと口パク読みぬいわし雲
芒の穂少し右向くこの命
うそ寒や明日を祈り買う喪服
片足のコオロギの鳴き我重ね はじめ
入選 突波
待ち人の裾冷たく濡れ神無月
ナイフ突き栗むき渡し笑う父
路渡りかまきり捕らえ野に放つ
秋雨のうらめしき夜文の染み
神無月神は自分の中にあり 佳代
入選 究
秋晴れに歳を忘れてスキップす
10月28日(土)
参加者 たかし、喜哉、突波、ジロー、還水、究、霄、はじめ、
佳代(投句のみ) りょう(選句のみ)
鳩止まる電線にある上座かな たかし
神々も総選挙かな神無月
束の間の旅にて候鰯雲 喜哉
特選 究
入選 はじめ
隧道を出づ豊年の光かな
特選 霄
秋風や航跡白く青春了へ
入選 はじめ
うそつきであほで民主で神無月
入選 究
みんなで歌おうよシャララと猫じゃらし 突波
特選 還水
入選 喜哉
君のため星の活字を拾ひ読む
入選 喜哉、還水、霄
神無月妻子ある身と告げにけり
入選 ジロー、還水
女学生の内腿にアザ青みかん
入選 究
秋の虹光帰って行くところ
入選 霄
林檎剥く秘密を少しずつばらす ジロー
入選 還水、究、はじめ
無果花を煮る幽霊のゐる屋敷
入選 突波、還水
木犀やレコードわずか波立てり
踏み台を取り出す妻も神も留守
芒原おれはひとりの修羅なのだ
さようならエロチカの日々神無月 還水
特選 喜哉、突波
団栗に団栗の意地からっ風
入選 ジロー
傷なんか付く痛い靴神無月
入選 ジロー
松手入あとは冷えゆくばかりなり
世相また明るからざり日の短か
神無月宮のすみっこ蜘蛛の糸 究
特選 はじめ
入選 りょう
秋空に私の心うわの空
特選 りょう
かきふらいそおすおしょうゆおしおかも
あん肝を蒸す匂ひ酒進む
うそ寒のあなたを置いて回る地球 霄
特選 ジロー
死にたいと口パク読みぬいわし雲
芒の穂少し右向くこの命
うそ寒や明日を祈り買う喪服
片足のコオロギの鳴き我重ね はじめ
入選 突波
待ち人の裾冷たく濡れ神無月
ナイフ突き栗むき渡し笑う父
路渡りかまきり捕らえ野に放つ
秋雨のうらめしき夜文の染み
神無月神は自分の中にあり 佳代
入選 究
秋晴れに歳を忘れてスキップす