平成24年1月17日
今年の目標
俳句作りのきっかけをくれたのは妻(カフェシベールの常連客のひとり)だった。そしてその妻に「句会に一度出てみませんか」と声かけしたのはジローさん(カフェシベールのマスター)だった。このふたりのアクションがなかったら、私は今でも俳句とは無縁の生活を送っていたと思う。更には、初心者の私を上手におだてて、句会の面白さを体験させてくれた句会(ふらんす座)メンバーの、たかしさん・ジローさん・よしやさん・かんすいさん・アキちゃんにも、感謝している。句会初体験の折に「こんなのは俳句とはいえませんな」などと、辛口に批評されたら、おそらく「けっ、俳句なんか、くそくらえ」と内心毒づいて、俳句嫌い・句会嫌いに陥っていたと思う。
さて、そんな私の今年(平成24年)の目標は、ふたつである。
一に、30句応募へのチャレンジ。二に句会でのコメント力のアップである。
30句の応募は、これまでも「必ず力がつくからやったほうがいいよ」と複数の先輩方に言われたことで、ようやく、その気になったということである。
コメント力アップというのは、句会で自分が特選や並選で挙げた句について、好き嫌いという観点からでしかコメント出来ていないということに、自分でも反省しているからである。
作句力の方は、まぐれで特選に選んでもらえることがあるということを経験済みであるが、選句力というのは、本当の実力が問われる恐ろしいものだと、最近、ようやく、思い始めたのである。
そして、好き嫌いや自分の国語力の範囲内だけでの選句の繰り返しでは、いつまでたっても、選句力は伸びないということや、更には、句会とは、実は「選句会」の略称なのだということも。
修行は続くが、そんな修行なら一生続けてもいいのでは、と思い始めている。
今年こそ佳き年でありますように。
すぐムキになる癖いまだ根深汁 烈