10月26日(土)
参加者 たかし、突波、喜哉、ジロー、還水、白水、さとこ
突波さんが来てくれました。8月、9月と参加予定だったのが用事が重なって来られず、久しぶりのお目見えでした。
淀から近くはない距離をわざわざお越しいただいているのに、いつも愛想のないことになってしまっていて申し訳なく思っています。
でも非常にありがたい。
突波さんが来ると句もさることながら、選句の幅が広がるように想う。
句会中突波さんが指摘されたように、突波さん、白水さん、さとこちゃんの3人が揃って選んだ句が2句あって、その2句を見てみると全く趣きの違う句だった。というように誰がどの組み合わせで誰の句を選んでいるか調べれば面白い。
また喜哉さんはいつも挨拶がわりにやさしく新人の句を選んでいるのですが、今回さとこちゃんの句を1つ選ぶところがもう1つ選んでいます。
といわけで今回、点の入った句すべてと誰が点を入れたか全部お見せします。
t
互選句
風と来て入相の鐘冬隣 (たかし)
並ージロー、還水
晴天の百舌の高鳴き空を裂く (たかし)
特ーさとこ
ぐい飲みの蛇の目が睨む温め酒 (たかし)
並ー白水
十三夜解くワイシャツの袖釦 (突波)
特ージロー、白水 並ーさとこ
灯を消せば眠れぬ星に囲まるる (突波)
特ー還水 並ー白水
「あの頃」という駅に降り神無月 (突波)
特ー喜哉 並ー還水
十月の涙の色を素と答ふ (突波)
並ー喜哉、ジロー
父の皿母の皿酢橘絞りやる (突波)
並ー喜哉
ハロウィンはモンスター日本は八百万 (喜哉)
並ー突波
ふし穴のむかうに神無月来たる (喜哉)
並ージロー
月下の猫ひらりと神無月始まる (喜哉)
並ーたかし
桔梗やなぜか噂のたたぬひと (ジロー)
特ー突波、たかし
偶然に出会ふ確率秋ざくら (ジロー)
並ー突波、還水、さとこ
林檎置く机に彫刻刀の創 (ジロー)
並ー突波、白水、さとこ
覗き見るネットの小部屋神無月 (ジロー)
並ー突波、喜哉
少年の素振りはげしき秋の暮 (ジロー)
並ーたかし、さとこ
金取って聞かせる芸か放屁虫 (還水)
並ー突波、白水、さとこ
秋風がカランカランと鳴らすもの (還水)
並ー白水
神無月不在の空の青きかな (還水)
並ーさとこ
ピンキリもうつし世のこと温め酒 (還水)
並ー白水
神無月ゲートボールに寿老人 (白水)
並ーたかし、突波、ジロー
秋寒や新聞にある針の穴 (白水)
並ーたかし、ジロー
朝日さす林檎は赤く垂れてゐる (白水)
並ー還水
階段に菊の籬や舞踏会 (白水)
並ー還水
夕映えに子盗り手招く芒かな (白水)
並ーたかし
冬支度干した毛布で一眠り (さとこ)
並ーたかし、ジロー
窓越しにふと見上げれば秋の空 (さとこ)
並ー喜哉
肌寒しつい肩すくめ秋感ず (さとこ)
並ー喜哉
参加者 たかし、突波、喜哉、ジロー、還水、白水、さとこ
突波さんが来てくれました。8月、9月と参加予定だったのが用事が重なって来られず、久しぶりのお目見えでした。
淀から近くはない距離をわざわざお越しいただいているのに、いつも愛想のないことになってしまっていて申し訳なく思っています。
でも非常にありがたい。
突波さんが来ると句もさることながら、選句の幅が広がるように想う。
句会中突波さんが指摘されたように、突波さん、白水さん、さとこちゃんの3人が揃って選んだ句が2句あって、その2句を見てみると全く趣きの違う句だった。というように誰がどの組み合わせで誰の句を選んでいるか調べれば面白い。
また喜哉さんはいつも挨拶がわりにやさしく新人の句を選んでいるのですが、今回さとこちゃんの句を1つ選ぶところがもう1つ選んでいます。
といわけで今回、点の入った句すべてと誰が点を入れたか全部お見せします。
t
互選句
風と来て入相の鐘冬隣 (たかし)
並ージロー、還水
晴天の百舌の高鳴き空を裂く (たかし)
特ーさとこ
ぐい飲みの蛇の目が睨む温め酒 (たかし)
並ー白水
十三夜解くワイシャツの袖釦 (突波)
特ージロー、白水 並ーさとこ
灯を消せば眠れぬ星に囲まるる (突波)
特ー還水 並ー白水
「あの頃」という駅に降り神無月 (突波)
特ー喜哉 並ー還水
十月の涙の色を素と答ふ (突波)
並ー喜哉、ジロー
父の皿母の皿酢橘絞りやる (突波)
並ー喜哉
ハロウィンはモンスター日本は八百万 (喜哉)
並ー突波
ふし穴のむかうに神無月来たる (喜哉)
並ージロー
月下の猫ひらりと神無月始まる (喜哉)
並ーたかし
桔梗やなぜか噂のたたぬひと (ジロー)
特ー突波、たかし
偶然に出会ふ確率秋ざくら (ジロー)
並ー突波、還水、さとこ
林檎置く机に彫刻刀の創 (ジロー)
並ー突波、白水、さとこ
覗き見るネットの小部屋神無月 (ジロー)
並ー突波、喜哉
少年の素振りはげしき秋の暮 (ジロー)
並ーたかし、さとこ
金取って聞かせる芸か放屁虫 (還水)
並ー突波、白水、さとこ
秋風がカランカランと鳴らすもの (還水)
並ー白水
神無月不在の空の青きかな (還水)
並ーさとこ
ピンキリもうつし世のこと温め酒 (還水)
並ー白水
神無月ゲートボールに寿老人 (白水)
並ーたかし、突波、ジロー
秋寒や新聞にある針の穴 (白水)
並ーたかし、ジロー
朝日さす林檎は赤く垂れてゐる (白水)
並ー還水
階段に菊の籬や舞踏会 (白水)
並ー還水
夕映えに子盗り手招く芒かな (白水)
並ーたかし
冬支度干した毛布で一眠り (さとこ)
並ーたかし、ジロー
窓越しにふと見上げれば秋の空 (さとこ)
並ー喜哉
肌寒しつい肩すくめ秋感ず (さとこ)
並ー喜哉