今日は 「ビートルズ記念日」 か。
一九六六年のこの日、The Beatles が日本にやってきた、とのこと。
そのころ、私はカゲもカタチもなかったけれど、メンバーがはっぴを着て成田空港(?)に降り立った映像は何度か観たことがある。
その日から、三十八年もの月日がながれたのか ... 。
ところで。 The Beatles の曲で、好きなものはいろいろあるのだが。 なんとなく、いまの気持ちにいちばんぴったりしているのは、“Rubber Soul” に収録されている、‘In My Life’ であろうか。
John Lennon がリード・ヴォーカルをとるこの曲。 John Lennon の声のすばらしさを堪能できる曲のひとつとしても、好きである。
また、歌詞がいいのだ。
過ぎ去った過去を思い出して、ふいに泣きたくなることもある。 後悔、無念、哀惜のなみだを流すことも。
しかし、取り戻すことのできぬ過去にすがりつくように泣き暮らしていても、決して帰ってはこない、ということを、おのずと知ることになるのか。
だからこそ、私たち は、「いま」 を愛して生きていかなくてはならないのだろうか? と、考えるのである。
どんなに悔しくても、どんなに惜しくても、歯を食いしばって、「いまがいちばんさ」 と言ってみせなくてはならないのだろうか? と。
余談だが、先日、友人のライヴを観に行ったら、ヨッパライのお客さんがいて、アンコールで ‘In My Life’ をうたってくれ、と、訴えていた。
その人にも、いとしき場所・人があるのだろうか。 そして、それらよりも愛する 「いま」 があるのだろうか。 寝ても醒めても、ならぬ、酔っても醒めても、愛しつづけるような ... ?
trackback to;
『風の色』 - 「ビートルズ記念日」
『亀オヤジの迷走日記』 - 「ビートルズ来日」 (2004.6.30 追記)
* 今日は、サン=テグジュペリさんのお誕生日でもあるようだ。
一九六六年のこの日、The Beatles が日本にやってきた、とのこと。
そのころ、私はカゲもカタチもなかったけれど、メンバーがはっぴを着て成田空港(?)に降り立った映像は何度か観たことがある。
その日から、三十八年もの月日がながれたのか ... 。
ところで。 The Beatles の曲で、好きなものはいろいろあるのだが。 なんとなく、いまの気持ちにいちばんぴったりしているのは、“Rubber Soul” に収録されている、‘In My Life’ であろうか。
John Lennon がリード・ヴォーカルをとるこの曲。 John Lennon の声のすばらしさを堪能できる曲のひとつとしても、好きである。
また、歌詞がいいのだ。
思い出の場所。 すでに失われてしまったものもあれば、そのまま残されているものもある。
そんな場所でともに過ごした恋人や友人。 そのなかには、今は亡き人もいれば、健在の人もいる。
みな、じぶんのいとしき場所・人。
けれども、そんな大切なものも、「きみ」 とは比べものにならない。
このあたらしい恋のことを想えば、その思い出のもつ意味も、色あせてしまう。
ふと思い出にひたることもあるけれど、いまは、 「きみ」 をだれよりも愛している。
―― 以上、意訳 (異訳?)。 歌詞はこちらで。
過ぎ去った過去を思い出して、ふいに泣きたくなることもある。 後悔、無念、哀惜のなみだを流すことも。
しかし、取り戻すことのできぬ過去にすがりつくように泣き暮らしていても、決して帰ってはこない、ということを、おのずと知ることになるのか。
だからこそ、私たち は、「いま」 を愛して生きていかなくてはならないのだろうか? と、考えるのである。
どんなに悔しくても、どんなに惜しくても、歯を食いしばって、「いまがいちばんさ」 と言ってみせなくてはならないのだろうか? と。
余談だが、先日、友人のライヴを観に行ったら、ヨッパライのお客さんがいて、アンコールで ‘In My Life’ をうたってくれ、と、訴えていた。
その人にも、いとしき場所・人があるのだろうか。 そして、それらよりも愛する 「いま」 があるのだろうか。 寝ても醒めても、ならぬ、酔っても醒めても、愛しつづけるような ... ?
trackback to;
『風の色』 - 「ビートルズ記念日」
『亀オヤジの迷走日記』 - 「ビートルズ来日」 (2004.6.30 追記)
* 今日は、サン=テグジュペリさんのお誕生日でもあるようだ。
過去とは成就された全体、
かつて未来としてあったものを
乗り越えた全体であろう
(『手帖』)
“Beatles for Sale” の一曲目ですね !
わたしの彼も好きな曲です (すみません、訊いてないですね ... )
人それぞれの「こころの一曲」が無限にあるのが、彼らの "すごい" ところでしょうか ...
ビートルズは世代を超えています。確認済みです。娘(3歳)はスーパーで流れていた A Hard Day's Night♪を聴き、「この歌だれの歌なの?」とたずねてきました。気に入ったらしく曲に合わせて店舗内で踊っていました。
ビートルズってすごいですよね。
空港はおそらく当時は羽田じゃないかしら?
コメントありがとうございます !
‘The Long And Winding Road’ もいい曲ですよね ... 。
歌詞が身に沁みます。
こんな歌を、二十代でつくってしまった、彼らの才能におどろかされます。
‘A Hard Day's Night’ に合わせて踊るお嬢さん ... かわいい♪ && 将来がたのしみ(?!)ですね。
> 空港はおそらく当時は羽田じゃないかしら?
そうなのですね。 つい、確認するのを怠って不確かなことを書いてしまいました ... 。
どうもありがとうございました :)
最近羽田もまた国際便が増えつつあって都内からアジアへ旅行に行くには便利になりましたね。
頭のなかでBLACK BIRDがよくぐるぐる回ってしまいます。何でだろう・・・
羽田が、かつての日本の玄関だったのは知りませんでした ... 。
> 最近羽田もまた国際便が増えつつあって都内からアジアへ旅行に行くには便利になりましたね。
台湾へ行くのに、羽田から発ったときは、ほんとに楽でした。
行きはもとより、帰りが ... 。
> BLACK BIRD
もいい歌ですよね (そればっかりですが ... )
Sarah Mclachlan という人が映画のサウンドトラックでカバーしていて、それがとても良かったのを思い出しました。
元の曲がいいからなのだと思いますが、
この曲のもつ繊細な美しさをこわさずにカバーした好演でした。
先日は遊びに来てくださってありがとうございました。トラックバックまでしてくだってありがとうございました。
ビートルズ、いつの世代にも永遠の音楽ですよね。昨日通勤の時にCDをかけてノリノリで出勤しました(*^_^*)
イン・マイ・ライフ♪
私も好きで~す☆
コメントくださり、ありがとうございます !
The Beatles は、しっとりと聴くバラードもいいですが、ノリノリの曲もいいですよね。
わたしは、White Album の ‘Everybody's Got Something to Hide Except Me and My Monkey’ なんかも好きです。
Chuck Berry のカバー、‘Rock'n Roll Music’ も、本家の Chuck Berry よりもかっこいいかも?! と思ってしまいます。
はあ~、わたしも聴きたくなってきました♪
この2~3日は通勤のBGMにビートルズって人多かったかな?
アッ、私は初期のノリノリのストレートな曲が好きです。って言うのも(私はリアルタイム世代ですが)可愛くて、ちょと悪っぽいロックンロール小僧が短期間に音楽的、詩的にも老成して、ガキだった私とても理解できなくてどうも好きになれなかった思いがあるからです。
まぁ、私が単純だったせいですが・・・。
勿論今では大好きですよ。