Run, BLOG, Run

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わたしは左へ、あなたは右へ。 これが人生かい? (『ハイ・フィデリティ』風)

2004年11月10日 19時21分01秒 | goo ブログ / blog
 こんにちは。

 本日は、お知らせがございます。

 (個人的に) 良いニュースです。

 完全に、私事になりますが、この話 (「8.6 / Atomic Heart」) に出てくる知人 (というより師匠) のすすめで、ライターとしての仕事がいただける (かもしれない) ことになりました!

 かねてからの念願が、やっと叶う (かもしれない) ということで、やや、興奮しております。

 しかし、夢を叶えるためには、ここは、本気で取り組まなくてはなりません。

 じぶんの納得のいく作品を書くことに専心したいと思います。

 ゆえ、この blog (のようなもの) は、しばし休止することにいたします。





 この一、二ヶ月ほど、じぶんの納得のいく記事が書けないため、このまま blog (のようなもの) を、つづけるべきか、つづけざるべきか悩んでいたところ、いい時宜で、お師匠からお話をいただきました。

 blog (のようなもの) は、またいつでも書ける、けれど、「チャンス」 というものはそうそうあるものではない ... この機会を決して逃してはならない ... と、考えると、現段階では、どうしても blog (のようなもの) 更新に、情熱を注ぐことがむずかしくなってしまいました。

 もっとも、閉鎖するわけではなく、そのまま残しておくつもりですので、なにかの折に、過去記事などご覧いただけましたら、さいわいです。

 また、なにか進展がありましたら、こちらでお知らせすることがある、かもしれません。





 いままで、この blog (のようなもの) に、足を運んでくださった皆さま、コメントをくださった皆さま、trackback を送ってくださったみなさま。

 ほんとうにありがとうございました。

 1pv,1コメント、1 trackback すべてが励みになりました。

 このご恩返しは、いつかきっと。

 約七ヶ月間、夢のような日々でした。 これから、どんな物語がはじまるのでしょう?





 じぶんの記事を書くことで精一杯だったのと、根が臆病者ゆえ、星の数ほどいる blogger さんのなかで、限られた blogger さんとしか交流できなかったのは、すこし、残念な気もします。

 しかし、じぶんとしては、すでに交流させていただいている方々と、いろいろなお話ができたこと、それが、この約七ヶ月間に得た大きな財産です。

 この場を借りて、御礼申し上げます。

 また、未熟者ゆえ、いろいろ失礼もありましたこと、おわびいたします。





 それでは、また、どこかで、お会いいたしましょう。 --- 再見。

 
雲雀 拝











 BGM:
 Tom Jones ‘I'm Left, You're Right, She's Gone’



 * Elvis Presley のカヴァー。 James Dean Bradfield との共演。

 * 先日の記事でご紹介した、‘Baby, It's Cold Outside’ (Catatonia のヴォーカリストとデュエット) も収録されている、全曲カヴァー・アルバム “Reloaded” より。

 (“Reloaded” は、現在、‘It's Not Unusual’ や ‘She's a Lady’ などの Tom 自身のヒット曲を含めた “Reloaded: Greatest Hits” として、再発されているようです。 でも、やっぱり、オリジナル盤(?)のほうが、いいような気がします ... )
 
 * そうそう、じつは、この曲、blog をはじめたばかりのころ、記事タイトルにしました。

 * さくらの咲くころ、べつの人に捧げたことばが、いま、もみじが散る季節になって、じぶんじしんに贈ることばになるとは ... 。 これも人生か ... 。









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手書きメール FLASH / All My Loving

2004年11月06日 18時34分41秒 | 診・換・占
 web ページ上のペンをマウスで操作し、手書きの文字や絵をメールで送ることのできるサイト。



   Imagination at Work!



 ためしてみました。 うん。 なかなか たのしい。

 私は、こんな絵を描いてみました ... 。

 ちょっとなつかしいですね??

 いまどきの子どもたちは、これ、知らないのでしょうか???

 こういう素朴なもの、残していきたいなあ ... と思いますが ... 。















 こころをこめたメッセージを、あのひとに ... 。 (2004.11.6)










 * 操作方法は、マウスで絵を描き、[SEND] メニューのところで、送りたい相手のメールアドレス、じぶんのアドレス、メッセージなどを書いて、実行します。

 ・コックさん





 trackback:
 『正しい『三十路』の作り方』 - 「教えて!エロい人!!」
 (PC で習字のできるサイトについてふれられています。 2004.11.7 PM2:00 追記)



 BGM:
 The Beatles ‘All My Loving’

 (I'll write home everyday
  And I'll send all my loving to you ... )


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君が僕のもとを去るならば / ロバート・メイプルソープ

2004年11月04日 22時25分19秒 | 想在
 今日、十一月四日 は、写真家の Robert Mapplethorpe (ロバート・メイプルソープ) さんのお誕生日です。 (1946年生まれ) ..........................................


   「写真を撮ることは空間を彫刻することだ」


 と語ったというロバート・メイプルソープさんのことば、これは、空間を 「切り取る」 のではなく、空間を 「掘り起こして」 「とらえる」、ということなのでしょうか?

 ふと、夏目漱石さんの 『夢十夜』 の挿話を思い出します。

 鎌倉時代の仏師 (仏像をつくる工匠) 運慶が登場する夢の第六夜で、

 「眉や鼻を鑿(のみ)で作るんじゃない。 あのとおりの眉や鼻が木の中に埋まっているのを、鑿と槌の力で掘り出し」 ているのだ、

 と、仁王像を彫る運慶の腕さばきの見事さについて、町人が語る部分です。

 ミケランジェロさんは、

 「石の中に人が埋まっているから、はやく掘り出してあげなければ。 --- それがわたしの仕事だ」

 と発言したといいますが。

 天才の仕事というものは、そういうものなのでしょうか。

 ギターを爪弾くだけで、聴き手を感動させたり、

 ペンを走らせるだけで、読者をあっと言わせたり、

 絵筆を滑らせるだけで、観る人を魅了させることができる

 のは、

 さながら、 どこからともなく降りてきた 「音」 や 「ことば」 や 「色」 などを、じぶんのなかから掘り起こして表現できるという、 天賦の才能を与えられているのでしょうか。

 (以上、初出:2003.11.4 一部加筆)






 ところで、ロバート・メイプルソープさんというと、Patti Smith (パティ・スミス) さんとのコラボレイションが、個人的にいちばん印象深いのです。



 ・Patti Smith Group “Horses”
 ・Patti Smith Group “Wave”
 ・Patti Smith “Dream of Life”
 (以上、ジャケット写真は、ロバート・メイプルソープさん撮影)



 才能にあふれた二人は、かつて恋人同士でした。

 同性愛者として知られているロバート・メイプルソープさんですが、当時は、その傾向はなかったようです。

 同棲していた二人ですが、ある日、ロバートさんは、パティさんから別れを告げられます ... 。 そして ... 。



 「行かないでくれ! もし君が僕のもとを去るなら、僕はゲイになる!」と哀願したという。 だがパティは一時彼のもとを去り、メイプルソープはその言葉通りにゲイ・ライフを歩み始めた。

『レコード・コレクターズ増刊 アメリカン・ロック Vol.3』 から引用




 ちょっと、うまくできすぎた話のような気もしますが、天才たちのエピソードには、ふさわしいものなのでしょうか。



   「君が僕のもとを去るならば」



 パティ・スミスは、ロバート・メイプルソープにとって、「運命の女」 だったのでしょうか。

 このことばは、「運命のひと」 ことだったのでしょうか。


 運命のひと、運命のひとこと、運命の一瞬 ... 。


 その後、パティ・スミスさんは、女性パンク・ロック・シンガーとして、さまざまな形態のアートの表現者として、活躍。

 ロバート・メイプルソープさんは、写真家としての名声を得ていきます。 「花」 シリーズや、アメリカン・アフリカン男性のヌード写真などが有名でしょうか。

 そして、二人は、男女の性を越えた、芸術家同士の友情で強く結ばれつづけたとか ... 。



 ―― 人の生には、いったい、どんな運命が作用するのでしょう?

 ―― 人の幸福って、いったい、なんでしょう?













 * 運命にも負けずに ..... 。 (2004.11.4)

 * 写真は、筆者撮影によるものです。 ( ... って、そんな、たいそうなものではありませんが ... )



 参考:
 ・「ロバ-ト・メイプルソ-プ特集」

 ・Art Phote Site - 「ロバート・メイプルソープ」





 BGM:
 Velvet Underground ‘運命の女 / Femme Fatale’


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今宵・新宿ゴールデン街へ

2004年11月03日 17時40分05秒 | 想在
 今日は、新宿ゴールデン街の、ライヴ イベントに顔を出すため、記事が書けません ... 。

 また、明日 ... ?





 @ 新宿ゴールデン街 こどじ

 ・boxinglee's cafe

 ・「ぼちぼちしあわせ / 新宿ゴールデン街の夜」






 ※この記事は、のちほど削除します。




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今年の、漢字 ...

2004年11月02日 21時53分19秒 | 覚書
 今日、お昼を食べに行ったお店。 カウンター席のみのこぢんまりしたところでした。 ..............................

 余裕を持って食事したいので、いつもずらして、一時ころお昼に出かけます。

 お店がすいていて、気持ち的に楽なので ... 。

 そのかわり、人気のあるメニューは売り切れたりして、選べるものが限られることがあるのですが ... 。

 今日は、私がお店に入ったとき、お客さんは、一人しかいませんでした。

 そのかたが、お店のかたに、お札を見せていて、ああ、新札が発行されたのだ、と、思い出しました。

 ちらりと横目で見て。

 お金がかかっていそうなお金だなあ ... なんて思ってしまいました :)

 実際にわが手に取るのは、いつのことやら ... ?





 ところで。

 漢字一字であらわす、「今年のイメージ」 が募集されています。


   『2004年「今年の漢字」大募集』
   (財団法人 日本漢字能力検定協会)


 今年の世相をあらわす漢字 ... 。

 いったい、なんでしょう ... 。

 過去九年間にえらばれた 「一字」 を見てみると、ふむふむ、とうなづけるものがあったり、ちょっぴりなつかしい気持ちになったり、暗いニュースを思い出したり ... 。

 昨年は、「虎」 だったのですね。

 阪神タイガースが十八年ぶりにリーグ優勝したのですものね。

 タイガース グッズ、あちこちで見かけました。

 そして、今年 ... 。 いったい、なにが選ばれるのか ... 。

 どうか、『災』 であってほしくはない ... 。

 天災に遭われてしまったかたがたには、本当に、こころよりお見舞い申し上げます。 けれど ... 。

 せめて、気持ちだけでも、明るくいきたい、と思ってしまいます。

 たとえば、『冠』 とか ... 。

 (オリンピックのメダル獲得とか、イチロー選手の大記録とか ... )

 ああ、でも、わからない ... 。

 つらいけれど、やはり、こころに留めておくために、『災』 のような文字を選ぶべきなのかしら ... 。

 しかし、実際、じぶんが、その立場になったとき、どんな思いがするのだろう ... 。



 やっぱり。 つらいできごとに遭われた / つらい状況にあられる かたがたのために、希望が持てるような 「一字」 を、選んでほしいなあ、というのが、個人的な見解 ... 。



 結果は、十二月に発表されます。










 trackback:
 ・『★ うむむ。 ★』 - 「『卍(万字)同好会』」
 (あまり関連性がないでしょうか ... 。 漢字つながりということで ... )

 ・『週間ダイジェスト+』 - 「今年の漢字。こんなのはどうですか?」
 (2004.11.4 追記)



 BGM:
 Pink Floyd “炎 ~ あなたがここにいてほしい / Wish You Were Here”

 (希望の炎を、消さないように ... 2004.11.2)


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守るべき人 / Baby, It's Cold Outside

2004年11月01日 12時42分50秒 | about him
 先日、友人 (というか彼) が、風邪をひいてしまって、寝込んでいる ... という記事 (「おうちへ帰ろう」) を書いたのだけれど。

 あれから、良くなったのかな ... と思っていたら、無理がたたって、ぶり返してしまったもよう ... 。

 そのため、先週末は、看病をしておりました。 (看病というほどではないけれど。 おかゆを作ったり、いろいろ必要なものを買い出したり ... )

 昨日作った、中華粥は、好評だった。 インターネットで検索して、出てきたページのレシピをそのまま作っただけなのだけれど。 土鍋で作ったのが良かったのかもしれない。


   『Go on』 - 「ガクショク」 - #33 風邪に効く料理


 ふだん料理をしない私でも、失敗せずに作れたので、とても簡単。 でも、おいしい。 鶏がらスープと豆乳が、決め手なのかしら。 仕上げにちょいと たらしたごま油も、とってもいい香り。 しょうがとねぎの効力か、ぽかぽかと身体があたたまった。

 ただでさえ、消化器系が丈夫ではないうえ、風邪をひいているときなので、なるべく消化の良いものを、と思っているのだけど、いつも、同じようなものだと やはり飽きてしまうようなので、このレシピはなかなか掘り出し物だったかも ... と、かなり自己満足。 ... と言っても、検索結果の一番上に出てきたというだけなのだが ... 。

 おいしく食べてもらって、しっかり栄養補給してもらえると、看病するほうとしても、安心できる。
 (ドリンク剤や、サプリメント類などは、胃腸に “クル” らしく、あまり彼には合わないようだ)

 しかし。 ほんとうは、三日間くらい休んで、消化の良いものを食べて、あたたかくして寝ていられたらいいのでしょうけれど、社会人ともなると、そうもいかないようで ... 。

 せっかくちょっと良くなりかけたのに、昨夜もまた、のっぴきならぬ用がある、と言って、出かけてしまって ... 。

 そんなふうでは、いつまで経っても、治らなそう ... 。

 はあ~。 早く元気になってくれると、いいなあ~。





 そうそう。 彼に元気を出してもらおうと、看病しながら、風邪にまつわる笑い話をしてあげた。
 (こんなときでも、ついつい、ふざけてしまう私 ... )



 一.

 私の友人、P くん (日本人)。 天然ボケが炸裂している舞台俳優。

 ある日、劇団の稽古場にいたら、同じく劇団員の J くんから、P くんに電話がかかってきた。

 「わるい、おれ、風邪ひいて、今日は稽古に行けないわ」 と、J くん。

 「おお、そうか、大丈夫か? 熱あるのか?」 と、P くんが訊ねたところ、 J くんは、ちょっと冗談を言ってみよう、と思い、

 「あ、うん、五十度くらいあるんだよ」 と言ったら ... 。

 「ええええ~! まじで?! それやばいよ! 今日は、ほんと来なくていいから、寝てなよ」 と、本気に受け取り、こころから心配する P くんなのであった。

 そして、電話を切ると、稽古場にいた人全員に、「アイツ、熱が五十度あるんだって」 と吹聴して回ったとか ... 。

 あの ... 、五十度あったら、死にます。



 二.

 同じく、天然ボケの P くん。

 今度は、P くんが風邪をひいてしまった。

 心配した友だちが、薬を持って、P くんの家に遊びに来た。

 お友だちいわく、「この薬、すげえよく効くから、飲めよ。 これさえ飲めば、どんな風邪も一発で治るから」

 すると、P くんは、

 「おお、そうか。 じゃあ、もうちょっと悪くなったら、飲むね」

 ... 。

 悪くなるのが前提の風邪なのかしら ... 。















 * 遠く離れた、被災された方々に、愛のともし火を。 そして、なにより、身近な大切な人に、ぬくもりを。 (2004.11.1)










 BGM:
 Ray Charles with Betty Carter ‘Baby, It's Cold Outside’

 (クリスマスの時期にぴったりな、スタンダード曲)
 (Louis Armstrong さん、Holly Cole さんや Vanessa Williams さん、Tom Jones さん、Rod Stewart さんなどなど、いろんなかたが歌われています)


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