Run, BLOG, Run

http://d.hatena.ne.jp/bluescat/

「ちょっとお休み下さい」

2004年04月30日 21時52分32秒 | 戯れ言
 きょう、散歩をしていたら、遭遇した。


 


 「ちょっとお休み下さい」 と書かれた札と、いすが二脚。 道端にででんと。

 ええ、もちろん、休みましたとも。 よっこらしょいと。

 いすに腰かけながら、いやあ、なかなか粋なはからいだねえ、なんて言っていたら。

 おあつらえむきにか、意外にもか、向かいの家の窓から、The Village People の ‘Y.M.C.A.’ が風にのって聴こえてきた .....



 すてきな休日の午後を、ありがとう。







 ♪ すっばらしぃい わーいえむしーえい ...
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ワイルド・サイドを歩け / 勝ち組・負け組論

2004年04月30日 01時48分39秒 | 戯れ言
 ... というほど、だいそれたものでもないが。

 読売新聞の web - YOMIURI ON-LINE で 『人生に勝ち負けはあるか』 というアンケートが行われた。

 私のきらいなことばである。 「勝ち組・負け組」。

 これは、配偶者・子どもの有無、社会的地位、収入の多寡などによって、人生に 「優劣」 をつけて表現する風潮について、意見を問うたものであるが、アンケート結果によると、「意味がない」 とこたえた人がもっとも多く、43% であった。

 また、寄せられた意見のいくつかを読んでみると、やはり、このことばに、嫌悪感や不快感をいだいたり、疑問視する人が多いのだ、ということがわかった。

 かくいう私、なぜきらいなのか、というと、表面的なもの、偏った価値観で、他人に 「勝ち」 「負け」 の烙印を押すという行為に、むなしさを感じるからだろうか。

 本来の遣い方 ... というものがあるかどうかわからないのだが。

 「あんたは “勝ち組” だからいいよね」 という羨望と、いくらかの軽蔑の混じった気持ちを表現するもの。

 あるいは、

 「わたしは所詮 “負け組” ですから」 という謙遜とか、照れかくしとか、自己卑下することでじぶんを奮起させる/卑屈さを誤魔化すためのもの。

 だったのではないか、という気がするのだが。

 「わたしは、いいとこのボンボンつかまえて、いい家に住んで、子どももいて、人生の “勝ち組” だわ」

 とか思う人なんて、いないのでは。 もし、ほんとうに精神的に満たされていたら、そんなふうに思うものだろうか?

 また、

 「あいつは、じぶんの好きなことをやるために、定職にはつかずにアルバイトをして、夢を追いつづけている。 彼女もいない。 だから “負け犬” だ」

 などと思う人が、ほんとうに満たされているのだろうか? じぶん自身が “負けている” と感じているからこそ、他人を卑下し、序列化することで、精神的な安定をはかろうとしているのではないか。

 などと思ってしまうのだが ... 。

 だから、こころのなかで、「あなたは勝ち、おれは負け」 と思うくらいは仕方ないとしても、おもしろ半分に他人に優劣をつけるという行為をメディア上に垂れ流すのは、なにか変な気持ちがする。

 なぜ、こんなふうに新聞社の web で取り上げられるまでに疑問視される遣い方がふえてしまったのだろう。 物質的なゆたかさばかり注目すること、あらゆるものを数値化することがもたらした影響なのだろうか?



 この goo BLOG をはじめ、多くの blog サービスでは、アクセス数の順位を発表している。 たしかにひとつの指標とはなる。 しかし、それだけがすべてではない。 もちろん、アクセス数が多ければ、素直にうれしくなることもある。 はげみにもなるが。

 一度アクセス数があがってしまうと、それ以上さがらないように、なにがなんでも記事を書きつづけなければならないという、焦りがつのったり、重圧となってしまうというのも事実か。 ― すでに多くの方が、それを実感しているようだが。

 人生もいっしょで、一度、物質的なゆたかさを手に入れてしまうと、なかなか落とせなくなるのでは、という気もする。 必死に現状を維持しようと、なにかにしがみつきたくもなるか。 いや、もっともっと、と、さらなる高みを望むようにもなったり?

 そういえば、アルトゥール・ショウペンハウエルは、

  「富とは海水に似ている。 飲めば飲むほど、のどが渇く」

 と言っていたっけ ... 。

 やはり、じぶんの好きなことをやるのが、いちばんか。 たとえ、経済的、物質的、社会的評価では満たされなくても。 他人からどう思われようと。 表面的に優位を誇示できなくても。 そういったものにしばられて、のどもこころも渇いてしまっては、元も子もない。 じぶんの思った道を歩めば、それが結果的には、じぶんにとっての、いちばんの財産となるのかもしれない ― 。



 ... なあんて、えらそうに、延々と書き連ねてみたが、多くの人がそう思っているにちがいない、と思う。

 じぶんへ言い聞かせるために、じぶんへの教訓として、書いてみた。

 そもそも、「勝ち組・負け組」 という表現にピクリときてしまうのも、じぶんがそれを意識しているせいなのかもしれない。 なんてね。

 今後は、この blog (のようなもの) 執筆も、じぶんの速度で、好きなことを好きなように書いていければいいなと思う。 「カメ」 のように、ゆっくりと、着実に、― でも、ときどき寄り道もしたりしながら? ― じぶんにとってのゴールを目指せれば、それでいいのだ。 なんてね。





 余談であるが。 かれこれ十年前、Beck というミュージシャンが、


  「そうさ、オイラは負け犬さ、どうだい、殺りたきゃ殺れよ」
   (‘Loser’- by Beck Hansen)


 とうたったが、その後、彼は、rock というポピュラー音楽における winner となった。

 winner となったことが、彼にどのような影響をもたらしたのか、私には知るすべもないが、どんなことで評価されるかわからないのが、人生のおもしろさであり、こわさでもあるのだろうか ... ?



 BGM:
 Rou Leed “Transformer”
 (‘ワイルド・サイドを歩け / Walk on the Wild Side’ 収録)



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当て馬 / Crazy Horse

2004年04月29日 02時46分15秒 | 音楽
 わたしの 「かれ」 は、ギターリストなのだけれど。

 歌もうたう。

 わたしは、かれのうたが好きだけれど。

 かれがうたっている場所で、かれは 「当て馬」 なのだそうである。



 「当て馬」

 (1)牝馬(ひんば)の発情の有無を調べるために、仮にあてがう牡馬(ぼば)。試情馬。
 (2)相手の出方を探るために、仮に表面に立てる人。
  「―候補」

  goo 辞書 より



 ... そうなのね。 かなしいかなしい言われよう。

 けれど。 「当て馬」 には 「当て馬」 の意地がある。 「当て馬」 には 「当て馬」 の反撃も ... ?

 まけないで。

 つづけていれば、いいことも、あるさ。



 BGM:
 Neil Young & Crazy Horse “Everybody Knows This Is Nowhere”
 (Yes, I'm gonna waste my life with you. --- ‘Cinnamon Girl’)



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おまえもがんばれよ / Rudie Can't Fail

2004年04月29日 02時09分10秒 | 想在
 すでに日付が変わってしまったが ... 昨日、28日から、ジミー大西こと大西秀明さんの作品展が郡山で開催されたとのこと。

 『「大西秀明=ジミー大西展」、28日から郡山で』 (asahi.com より)

 全国を巡回中とのことで、私も以前拝見したことがあるのだが、たぶん同じ巡回展なのだろう、と思う。

 私は、絵を描くのは好きだし、観るのも好きだが、素人である。 きれいな色づかいだなあ、くらいしか、作品について語れないのだが ...



 ~ ジミー大西、珠玉のギャグ集 ~

 「ジミーちゃん、やってる?」
 「やってる、やってるぅ~」

 「ジミーちゃん、がんばって」
 「おまえもがんばれよ」

 「ジミーちゃん、なんかついてるで」
 「唇です」





 そうさ、あたしもがんばるさ。 てきどにね。 だから、あなたも ..... ?



 BGM:
 The Clash “London Calling”
 (‘Rudie Can't Fail’ 収録)



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未成年喫煙天国 / Talk Is Cheap

2004年04月28日 16時57分44秒 | 想在
 日経メディカル より

  『オンライン通販が未成年者喫煙の温床に』


 米国で、未成年者のオンライン通販によるたばこ購入実験が行われた、というもの。 被験者のうちの多くが、いとも簡単にたばこを入手できたという。 しかも、店頭で買うよりも安く買える場合があるとなれば、利用しない手はないだろう。

 顔と顔を突き合せない仮想店舗の問題がここにもあったのか。

 なお、


 「日本ではたばこ自動販売機が約63万台 (2002年) あり、多くが屋外に設置されていて、未成年喫煙者の7割が自販機で購入している。 インターネット通販を利用するまでもない “未成年喫煙天国” と見ることができるだろう。」


 ともあった。

 私自身、つい今朝ほど、「日本の自動販売機 / Exotic Japan」 という記事で、日本の自動販売機の豊富さについて語ったのだが、こういった側面もあるのだ、と気づかされた。

 なにごとにも一長一短、であろうか。 利便性に走れば、やはりどこかにしわ寄せがいってしまうのか。



 成人の非喫煙率が上がっているのに反し、未成年の喫煙は増えていく一方だと聞く。

 悪いこたあ言わないから、やめたほうがいいんじゃない? と思ってしまう。 だって、喫煙期間が長ければ長いほど、禁煙が困難になるというから、若いうちからの喫煙開始には、いろいろ考えさせられてしまうのよね ... 。

 喫煙しない私には、関係ないことかもしれないけれど。

 私の周囲にはいるのだ。 Keith Richards (キース・リチャーズ. Rolling Stones のギターリスト. 念のため ... ) にあこがれて、たばこを吸うのを真似し、重度の smoker になってしまった人が。 そして、やめたくてもやめられなくなってしまった人が。 何人も、何人も。

 彼らは言う。 「たばこがうまい、なんて、もうここ何年も思わなくなった。 ただ、惰性で吸っているだけだ」 と。



 ― もはや、時代の流れは止められぬ。

 どうあがいても、喫煙が淘汰されるのは時間の問題ではないか、と個人的に思っている。 筒井康隆の 『最後の喫煙者』 という冗談みたいな話が、ほんとうになる日も、もしかしたら、そう遠くはないのかも。 とさえも。 (日本では無理かなあ ... )

 ま、たばこが千円になっても吸いつづける、という人はいるみたいだけれど、それくらいの高額にでもなれば、未成年者の喫煙開始を阻止するのには、効果が望めるだろうか。



 BGM:
 Keith Richards “Talk Is Cheap”
 (そう。 どんなにことばを重ねても、伝わらないかもしれないが)



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女性は匂いで異性を選ぶ?/ Blood,Sweat & ..

2004年04月28日 12時44分32秒 | 想在
 blog 『今日の幸せ』 の 「マーク繋がり、」 で、思い当たるふしがあったので、書きのこしておこう。

 たしか、ちょっとまえに news サイトをふらふらしている際に見かけて、興味深いと思ったのだが、なんとなくじぶんの blog (のようなもの) には取り上げずにいた記事。 その news のありかを失念してしまったので、おそらく引用元と思われるページを。

  『Tシャツのテスト』

 これは、「男性の汗がついたまま洗っていないTシャツ」 を女性に嗅いでもらい、どの匂いが好みであるか、試験するというもの。

 「Tシャツごとに、「匂いの強さ」・「快感度」・「セクシーさ」 というカテゴリーにもとづく得点がつけられ」 るという。 そして、「この実験で女性が最も惹かれたTシャツの持ち主は、その女性の遺伝子的資質とは最もこのなる免疫システムを有する男性だった。」 とのこと。

 じぶんと似た匂いを選ぶわけではないのだ。

 また、


 「この女性達のTシャツ選びを進化論的に説明するのは、二組の似ていない" 遺伝子が結びつくと、この男女の子孫にがより広範囲にわたる免疫システムがもたらされるという事実だ。」

 「この実験で驚かされるのは、これが意識的に処理されてはいないことだ。 女性がフェロモンの染みたシャツを不快に思ったり、快感や性的魅力をおぼえたりするとき、思考する脳の指示やアドバイスによらずに選択をおこなっている。 実験に参加した女性は、自分がある種の汗のついた Tシャツを(そして遺伝子コードを)選んだのはなぜか、他人に説明することができなかった。ただ、あるものには明らかに惹きつけられ、またあるものには、強い嫌悪感をおぼえたというだけだ。」


 なるほど。 「生理的にイヤ」 ということばは、このメカニズムから発せられたものだったのだろうか?

 女って、やはり計算高いところがある。 そして、どんなに強がっていても、とてもよわい生きものでもある。 じぶんに足りないものを補ってくれそうな人、じぶんよりも 「優秀」 な遺伝子をもつ人を、本能的に嗅ぎわけて、結ばれようとするのか。





 なお、この記事を見ていて、気になったこと。


 ・「月経周期のまんなかの時期は、女性の嗅覚がとりわけするどくなる―通常の100倍とも」

 ふう~ん。 なるほど。 そういえば、ふだんはそれほど気にならない煙草の煙が妙にくさく感じられたり、香水の匂いにうぇっとなったりすることが ときどきあるのだが、そういった時期だったりするのかな ... 。


 ・「●オーラルセッ○スの心理学」 (リンク)

 会社では見れない ... よねえ?





 BGM:
 Blood, Sweat & Tears “Blood, Sweat & Tears”



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日本の自動販売機 / Exotic Japan

2004年04月28日 00時10分17秒 | 想在
 Excite より

 『世界で 「日本の自販機写真」 が話題に』

 「日本にある自販機の写真を集めた 「Vending Machines of Japan」 というページが海外で話題になっています。」


 とのこと。

 異文化の方々からの指摘で、気づかされる自文化、であろうか。

 なんでも自動にしてしまう日本。 私たちにしてみれば、あたりまえになってしまっていることも、外国の方から見たら、「おや、こんなものまで ... 」 と驚かれるのか。 しかも、当たりくじつき、とか、占いつき、なんていう自動販売機もあるから、ますます 「日本人ってミステリアス ... 」 だなんて興味をもたれるのだろうか。

 せっかくの日本ならではの 「文化」 なので、たんなる無機質な自動販売機と片付けずに、いろいろ周囲に目を凝らしてみると、意外におもしろい自動販売機に遭遇できるかも??

 そうだ、『自販機 BLOG』 なんてあったらおもしろいかしらん。 なんてね。

 ちなみに、私が 「え、こんなものが?!」 と驚いたのは、秋葉原名物 (?) 「おでんの自動販売機」 (AKIBA PC Hotline! より)。 うう~ん。 アキバならではか。



 もひとつ ついでに。 とあるお国には ... 「 「ありがとう」 と感謝 ―― ベルリンに 「しゃべるゴミ箱」」 (CNN.co.jp より) というものもあるそうな。

 ... ずいぶんけなげなゴミ箱だねえ。 さいしょに開発しようと思った人の気持ちは、汲みとりたい。



 BGM:
 Hiromi Go ‘Exotic Japan - 2 oku 4 sen-man no Hitomi’
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『iPod』のシャッフル再生で音楽の聴き方が変わる?

2004年04月27日 15時55分42秒 | 音楽
 hotwired より

 『 『iPod』 のシャッフル再生で音楽の聴き方が変わる』


 「音楽ファンの多くは、iPod を購入したり 『ウィンアンプ』 や 『iTunes』 (アイチューンズ) といったジュークボックス・ソフトをインストールしたりした直後の感想として、曲のランダムなシャッフル再生がいかに楽しいかを熱狂的に語っている。」

 「アルバムを最初から最後まで通して再生するといった、古臭くて堅苦しい聴き方をやめて、再生する曲を音楽プレーヤーに無作為に決めさせることが人気を集めている。 そうすることで、思いがけない取り合わせの曲が前後して再生され、それが往々にして面白い効果を生むのだという。」



 とのこと。

 機械まかせでランダムに再生したときの、新鮮なおどろき、というのは、わかる。 「あれ? この曲って、こういう感じだったっけ?」 と、その曲の別の一面を知ることもある、というのは事実。

 先日、パーマをあててもらった美容院で、「さっきもかかっていたような ... 」 という曲が流れていたので、美容師さんに訊いてみたところ、CD が五枚入る再生機で 「シャッフル」 させているのだ、と言われた。 曰く、「CD を入れ替えているひまがないので、シャッフル再生するようにしている。 そうすると、一日中同じ CD でも、あきない」 とのこと。 なるほどねえ。 こんなところでも、「シャッフル再生」 が有効活用されているのだ。

 しかし、引用元の記事にもあったが、



 「 「個人的には――といっても、多く頑固オヤジの気持ちを代弁していると自負しているが――オペラの全曲であれポップスのアルバムであれ、アーティストが決めた通りの曲順で音楽を聴くことは価値があると思う」 とケラリス教授は語る。」

 「 「時間的な順序は、作品が上演時間の中でいかにダイナミックに展開するかを決める重要な要素であり、芸術的効果の基礎となる大切なものだ。 ランダムなシャッフル再生は、それをむざむざトイレに流してしまうようなものだ」 」



 というのも、肯けるのである。

 すべてがそうだとは言えないと思うのだが、そもそも 「曲順」 とは、その作品を生み出した人が、もっとも効果的であろうと計算したものであったり、この順番で聴いてほしいと願ったものではないだろうか。 また、The Who の “Tommy” や、The Kinks の “Arthur” などの 「コンセプト・アルバム」 であれば、やはりその順番で聴かれることが望ましいのではないか。 なんて思ってしまう。

 なので、個人的には、まずは曲順どおりに聴きたい。 聴いて聴いて聴きまくって、あきたら、「シャッフル」 してみる、というくらいがいいかな、と思う。

 ふつうに一枚を通して聴かず、いきなり iPod に落として、いきなり 「シャッフル再生」 してしまう人もいるみたいだが ... 。 月に買う CD の量が半端ではない人だったりすると、家でじっくり聴いているひまなどないらしい。

 ちょっとまえに、ある人と、とあるミュージシャンの新譜について話し合っていたとき、私が、「あのアルバムの一曲目、いいよねえ」 と言ったら、「一曲目ってどういうのだっけ?」 と言われた、というウソみたいなホントのこともある ... 。

 利便性や斬新さなどに走ることで、なにかを失ってしまっては、もったいないような気がしてしまうので、私は、「聴き方」 のひとつの選択肢という程度にとどめておきたい。



 が、



 「最近では、デジタル・ジュークボックスのシャッフル再生でランダムに選ばれた25曲をブログで公表し、ランダムなシャッフル再生の楽しさを共有しようとするブロガーが増えている。」



 というのは、ちょっとおもしろそうなので、真似しちゃったりしてね。

 今朝の通勤時の五曲。 とか。

 毎日毎日記録していって、一日たりとも同じものが出てくることはないのだろう、と考えると、わくわくするような気もする。 じぶんの音楽嗜好を、機械的に、無作為に記事にしていく、というのは、新しい表現手段かも知れない。

 そのうち、『淡々とシャッフル再生を記録するよ』 なんて blog も出てくるのかな ... (もう既にある??)




 その他関連情報? :

 CNET Japan
 ・『iPodブームに便乗する有名ブランド--グッチやプラダから専用ケース』
 ・『「1000曲も入れば十分」--携帯音楽プレイヤーに関する米調査』



 BGM:
 The Kinks “Arthur - Or the Decline and Fall of the British Empire”



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Bagleワームの新亜種 ポエム付き

2004年04月27日 13時34分06秒 | 覚書
 CNET Japan より、

 『Bagleワームの新亜種見つかる--今度はポエムのおまけ付き』


 Netsky が猛威をふるったために、すっかり影がうすくなってしまった感のある Bagle ワームだが、しっかり 「Bagle.Z」 という最新亜種が登場しているもよう。


 「Bagle.Zのリリースは、BagleワームとNetSkyワームの作者らが続ける競争の最新の動きと見られている。」


 とあるように、どちらかが疲れ果てるか、根をあげるまで、堂々巡りの亜種作成が繰り返されるのか。

 しかし、その情熱、力量、競合を、もっと有効かつ有益なことに利用してみてはどうだろうか、と思うのだが ... 。


 しかも、表題にも書いたように、今回は詩が添付されていたというのだが ...





  "Unique people make unique things
  That things stay beyond the normal life and common understanding
  The problem is that people don't understand such wild things,
  Like a man did never understand the wild life."




 どうなのかしら?

 じぶんがウィルスを作りつづけることに対する言いわけにすぎないのでは ... 。 どうせ添付するなら、もっと気の利いた文句にしたら? と思ってしまったのだが ... 。

 そんなにじぶんの行為を正当化したいなら、これくらい言わなきゃ ... ?





 「常識に反してまで自分の立場をつらぬくためには、真に偉大な人間である必要がある」
 「と同時にばかである必要もね」

 『悪霊』 ― フョードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー (新潮社 / 江川卓 訳)




 ウィルスを作成することを推奨するわけじゃないけれど、どうせつくるのなら、「ああ、やられた!! でも、すごい!!!」 と思わず賞賛したくなるような、ゲイジュツ的なものを作っておみせよ。 なんてね。
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AKISU / Hail to the Thief

2004年04月26日 17時21分10秒 | 覚書
 春というのは、出会いの季節でもあり、別れの季節でもあるが、犯罪に巻き込まれる危険性の高い季節でもあるのか。

 わが友人が、空き巣に入られてしまった。

 不幸中の幸いか、被害は自宅に置いていた現金のみだそうであるが。
 (いくら盗られてしまったのか聞いても、教えてもらえなかった。 心配かけまいとしているのだろう)

 昨年も、ちょうどこの時期に二ヶ月連続で入られたとのことで、それ以来は警戒し、現金はなるべく自宅に置かないようにしていたのだが、ついうっかり油断して、現金を入れた財布を目につきやすいところに置きっぱなしにして出かけ、帰ってきてみたら、現金だけきれいに抜かれていたそうである ... 。

 春は、いろいろと金の入用が多いからねえ ... なんて、友人はわらっていたが。 (わらっている場合じゃないでしょう ! )

 昨年のときと同一犯では? と聞いたところ、昨年の犯人は、別のところへ 「お邪魔」 しに行っていたときに御用となり、現在服役中であるとのこと。 では、その仲間の犯行だろうか??

 わが友人の話では、空き巣犯の人たちのあいだにネットワークのようなものがあり、一度潜入した家の玄関先や窓の外などに、そのネットワークの人たちにしかわからない 「暗号」 のようなものを書きのこしているのでは? ということである。

 たとえば、「収穫」 のグレードを A,B,C 評価で書いておく、とか、何時から何時までが留守のようだ、とか、隠し場所は枕の下である、とか ... 。

 その目印を見つけて、消してしまえばいいじゃん、と思うのだが、さがしたけれど、わからなかったそうである。

 もしその暗号の話がほんとうだったりしたら、一度入られたら、空き巣犯に狙われやすい部屋となってしまうということになる。

 そうなっては、引越しをするか、さもなくば、つねに万全の警戒体制でいるほかはないのか。



 ― 明日はわが身かも知れぬ。 私も気をつけたい。




 防犯リンク集:
 「セキュリティ情報.com」

 「防犯対策 空き巣偏」

 「泥棒撃退診断!」



 検索したら出てきた:
 『HuntingGirledCollective』 - 「空き巣マークのようなもの」



 BGM:
 Radiohead “Hail to the Thief”



 (revised 13 May, 2004) (CD ジャケット画像削除)
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