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日本アカデミー賞 作品賞には、ドライブ・マイ・カーしかないでしょ。

2022-03-12 18:20:00 | 映画
テレビをつけたら、日本アカデミー賞の授賞式を放送していた。
助演女優賞のあたりから。見てて、こういう日本映画もあったのね、という感想。今度は、あの映画もこの映画も見てみようという気持ちが湧いてきました。





さてそこで、主演男優賞。ここで西島さんの登場です。ドライブ・マイ・カーで主演した西島さん。正直にいうと、西島さん含めて、他の候補に上がっていた作品も全然見ていませんでした。
が、ドライブ・マイ・カーの名前だけは知っていました。カンヌで賞をもらって、今では、本家のアカデミー賞の作品賞にノミネートされているからです。

こんなことも考えると、もう、西島さんしかいないでしょう、と思っていました。そして、西島さんのお名前が呼ばれて、、、。
(でも、岡田くんは選ばれないのかな❓とは思いましたが、助演賞は無理かもと、映画を見て思った次第)





そしてラスト作品賞の発表です。
これだって、本家でノミネートされているのに、日本で落としてしまったら、笑うに笑えないパターン。ということで、大方の予想通りに作品賞はドライブ・マイ・カーになりました。もう、今年はこれっきゃないでしょう。





と、映画も見ずに予想していたわけですが、では一体どういう映画だろうか、とネットで見てみたのが昨晩です。

見終わってから気がついたのですがこの映画、3時間近くもあるのですね。が、結論から言うと、そんな時間も感じさせないドラマでした。
派手なシーンもなく、暗い画面で暗いような内容で、バックグラウンドに流れる音楽もなく、ですが、ぐいぐいと引き込まれていく映画でした。
が、気楽に見られる映画ではありません。
十分と長い時間がとれる時と、精神的に落ち着いている時❓に鑑賞した方が良いかもしれません。

しかし、最後、西島さんが結局ワーニャ叔父さんを演じるわけですが、あの岡田くんのワーニャ叔父さんとはあまりにも違いすぎて、西島さん演じる家福さん、どうして最初に岡田くんを選んだのか理解に苦しみました。音さんと関係していたから❓
それに、岡田くん演じる高槻という役どころのこの映画の中での立ち位置というものが、イマイチ消化できていません。西島さんを演劇に引っ張り出す、という役どころ❓写真を撮っている人に急に暴力的になって傷害致死事件を引き起こす過程も唐突すぎてイマイチ消化できていません。
詳しいところを見落としているかもしれませんが。

そしてラストシーンはなぜ韓国❓最後のみさきの笑顔はどういう意味なんだろう❓犬もいるけど、今は幸せな生活を送っている、ってことなのでしょうか❓

いろいろと考えてしまうラストでした。

哲学的な映画です。原作は読んでいないけど、村上春樹さんらしい内容だと思いました。やさしいことをこねくり回して難しくしている、というか、なんて。

が、私のような単純な人間には、一体何を言いたい映画なのか良くわからなかった、というのも本音です。心の再生物語、なんでしょうか❓
さて、この映画、次は本家のアカデミー賞ですね。日本映画では作品賞にノミネートされたのは初めての事だそうです。
とっても喜ばしいことですが、実を言うと、どこが外国の方に受けたのか良くわからないのも本音。
が、多言語演劇とか手話とかが多く、飽きることはない映画です。

Netflix のROMAの方がどっちかというと好きな感じですが。

さて、そのNetflix で パワー・オブ・ザ・ドッグ でも見てみて、この映画と比較しようかな❓どっちが作品賞獲れるのかどうか。


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