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あさま山荘事件から50年。何をした人たちか良くわかりませんでしたが、この映画を見て、わかったような、、、。実録・連合赤軍 あさま山荘への道程

2022-02-26 20:49:00 | 社会









実録・連合赤軍 あさま山荘への道程


あさま山荘事件から今年で50年だという事です。
当時、なんかテレビで毎日朝から晩までやってるなぁ、とは思ってはいましたが、まだ幼かったので全くわけわかりませんでした。
その後、ことある度にこの事件のことを耳にし、首謀者である永田洋子とか重信とかの名前を知るようになりましたが、結局、何を成し遂げたのか、何をしたかったのか、全くわからず状態。

聞いた話として覚えてるのは、長野県警の警官には貧しいお弁当で、東京から来た警官の皆様には豪華なお弁当が出たという話。あの、役所広司さんが主演した

突入せよ!『あさま山荘』事件 のような話です。




この映画からはあさま山荘事件の詳細ではなく、田舎の警察はバカにされているんだなあ、という感想で、事件そのものの勉強にはなりませんでした。

が、今回、あさま山荘への道程の映画を見て、事件の全貌がようやく分かった感じ。
この映画を見るまでは、永田洋子とかその他の人たちは、何か凄いことを成し遂げて警察に追われて、それでも初志貫徹しようとあさま山荘まで逃げてきたのか、と思っていましたが、全然違う‼️
山で訓練している間に総括とかで、みんなで何人もリンチして殺してしまう、ってそこになんらかの大義はあるんでしょうか❓
何かを成す前に、仲間を殺してどうしたかったのでしょうか。それで、結局、山狩りしていた警官に見つかって逮捕されるとは、、。詰めが甘過ぎる。
途中で見る気が失せてしまった。

この、永田洋子こそあさま山荘で銃撃戦でもやれば良かったのに、何のために仲間を総括したのでしょうか。
そして、化粧したり、お洒落な洋服に着替えたりしている女性を罵ったり殴る蹴るしていた下りがあるのですが、これを見ていて、これってオンナの嫉妬か、と思ったのです。が、写真を見る限り、永田洋子ってそんなブスではないし、そこそこモテたと思うのですが、それでもこの女性に嫉妬でもしてたとしか思えない内容。






そして、成り行きのような形であさま山荘へ。この時点で自首するとかしておけば、無駄な命も無くならなかったと思うのですが、なぜ、そうしなかったのか❓

でも、集団の行動は恐ろしい。あの山の中という閉ざされた空間での集団生活で、革命だのなんだの話だけを聞いていると、それだけの事しか考えられなくなるのかもしれません。
でも世間は広いんです。たったあれだけの人数で、それを何人も殺してしまい、山に篭っているだけでは、革命なんて起きるはずもありません。誰が革命を実行するの❓

さて、あさま山荘事件当時、海外にいた重信房子は、永田洋子よりはまだ人間的生活を送ってきたかもしれません。子供もいるし。彼女はこのあさま山荘事件をどう思っているんでしょうか。それに、殺されてしまった女性とは親友だったようですが、、。
その重信房子が、この5月に出所するんですって。
逮捕されてから、20年経っているって事なんですね。



出所後の同行が注目されているようですが、隠居、かな。もう70すぎているし。でも、結局は彼女は、海外で活動していても、日本に帰りたかったんですね。日本の刑務所の方を望んでいたのではないでしょうか。だから、日本に帰っていた、としか思えません。
あのヨド号ハイジャックで海外に逃れた犯人たちも、結局はやることも無く望郷の念を募らせている、という話を聞いたことがあります。

連合赤軍は結局、世界をどうしたかったのでしょうか❓


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