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熊本地震 広域避難という選択

2016-04-25 06:18:36 | 災害
熊本地震から一週間以上が立ちました。復興作業が急ピッチで進んでいますが、それでも地震の数が多く、地震自体が収束に向かっているという感じが全然ありません。加えて雨の問題もあり避難勧告なども続けて起きています。

こんな状況では、まだまだ車中泊などが続きそうです。

今回の地震が起きた当初、地震の大きさや数そして倒壊している住居の数や道路の切断などを見ていたら、これはもう広域避難しかないのではないのだろうか、と思ってしまいましたが、専門家の人たちからもそういう意見が当初から聞こえていました。

今のような状況で、高齢者とか子どもたちはどうしているか子どもたちはどうしているのでしょうか?/strong>誰が面倒を見ているのでしょうか。

車中泊をしている人たちの映像を見る限り、座席はそのままとか、目隠しをしていないとか、ただ車の中で座って寝ているような映像しか写らず、車もそのままの状態とか、あまり工夫しているような映像がないので、大丈夫かしらと思ってしまいます。
中には、トランクから後ろにかけて布をかぶせてあるとか、二台の車の間にスペースを設けて、その上にブルーシートをかぶせていたりという工夫をしている車もありましたが、ほん少しのような印象がありました。
どんな小さな車でも座席を倒す、隙間に物を詰め込む、あるいはマットまで外すなどの工夫で横になれるスペースは確保できると思います。またブルーシートや段ボール箱の活用で、周囲に目隠しのスペースを作る事は可能です。そこで、用を足したり着替えたり、という事も可能になります。

このままで行くと、エコノミー症候群ではないですが、無駄な死がさらに増えてしまう心配があります。

NHKでこの広域避難の話が出ていたとき、「仕事が有る人には無理」とtweetしている人もいましたが、それももっともだと思います。避難所から仕事先に通勤しているような人もいて、本当に大変だと思います。
ですが、そこらへんは行政に頑張ってもらったらどうでしょう、とも思ってしまいます。
でも、地震の数を考えたら、どこにいつ仮設住宅を建てたら良いのか、全く解らない状況のようです。

山古志村では地震で同じような状況に陥り、当時の村長が英断、全村避難になりましたが、その際、コミュニティーを保つように、地域ごとに避難したようです。

今回の場合、震源地に近くよりダメージが大きなところとか、道路が寸断されてしまって物資の輸送がとても困難なところなど、今後は積極的に広域避難を検討しなければならない段階に入っているのではないでしょうか。

無駄な死と精神的なダメージを生み出さないためにも。







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