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天皇の料理番 第九話 吉原が吉原ではなかった🍎

2015-06-22 22:58:37 | ドラマ
もう、予告編大げさ過ぎ!

というのが、今回の天皇の料理番を見た感想。
先週放映していた、第九話の予告編ですが、とくぞうさんが大晩餐会で腕を振るったのはもちろん、ざりがにのストーリーも原作通りだったので、安心して見ていられました。この、ざりがにの話は有名です。なにしろ、軍隊を動員してザリガニの捕獲をした、ということですから。そしてさんざん苦労して捕獲したざりがにが、一夜のうちに行方不明!ですが、ざりがには暗闇を好む、という事で、調理室の暗いところに隠れていました。
見つかって良かった、というオチですが実話のようです。でも晩餐会当日ではありません。

まあ、そこらへんは良いとして、TBS誇大宣伝とも思われそうな予告編の中で私が言いたいのは俊子さんの事です。予告編では、なにやら俊子さんが真剣な面持ちで吉原の中に入って行くではありませんか!!!
これって、嫁ぎ先が落ちぶれて、泣く泣く身を落として行ったというありふれたパターンですか?これでは、俊子さんが可哀想すぎる!と憤慨していた訳です。堺正章版でさえ、吉原ではなく、貧乏旅館の中居という設定だったのに。
まさか、せっかく作った吉原のセットをもっと映像で見せたかったから? なんて気をもんでいました。

でもふたを開けたら、俊子さんはいろいろあって東京に出てきて自分の足で生きて行こうと決心したという事。そして、なんとバンザイ軒に下宿していて、そこから仕事に行っているという事。その仕事が産婆さん。そしてそこに何も知らないとくぞうさんも下宿をお願いしにバンザイ軒に訪ねてくる、なんて、これはお笑いですか、と思わず突っ込みを入れたくなりました。俊子さんって、産婆さんの勉強なんてしていましたっけ??

この二人の再会シーンからのストーリーは、取ってつけたようなストーリーに思えます。まあ、放映回数が少ないのでしょうがないのかもしれませんが、短い時間にいろいろと詰め込んだように思えますが、一応はまとまっていたでしょうか。
でも、この辺り、もうちょっと時間を割いても良かったのではないかな、という感じがします。せっかく数年ぶりに再会したのに、その再会の感動が薄くなってしまったように思えます。

さて、来週は一気に10年進んで、関東大震災。そして、また思わせぶりな予告です。なんと、火の手が俊子さんや子供達の住む家にまで迫っているというか、迫って燃えているようなんです。もしかして、家族は逃げ後れ?なんてへんな想像をしてしまいます。

このドラマのそろそろ終わりが近くなりました。
堺正章版はどのように終わったのか今となってはあまり覚えていませんが、感動的なラストにしてもらいたいです。

それにしても、兄やん、壮絶な最後でした。また、ここまで兄やんを生きさせるとは、考えましたね。そのおかげでとっても感動的な内容になりました。(原作では病気も回復したように書いてあったと思いますが。。)

来週、俊子さんはどうなるのでしょうか。そしてエンディングは?気になりますね。




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