コロナの影響で、昨年は開催を断念したショパン国際ピアノコンクールが、ついに開催されました。
前回の2015年から、6年ぶりの開催。
日本からは予備予選を勝ち抜いた14人の方が、今回のコンクールで実力を競い合います。
今回は全体で10名の方が予備予選を免除されていますが、その中に一人、日本人の方がいます。
それは、牛田智大さん。
若干21歳ですが、小さい頃から、神童と言われていた天才ピアニスト。
今回は既に一次予選の演奏は終了していますが、音がクリアで繊細で、でも力強く感動するものがあり、早く二次予選の演奏を聞きたいと思ってしまいました。
選んだピアノも、ヤマハですね。
TOMOHARU USHIDA – first round (18th Chopin Competition, Warsaw)
沢田さんも良かったです。ちょっと荒削りのような感じもしますが、次の予選の演奏も楽しみです。
また、この方、名古屋大学医学部の現役医大生。学業は大丈夫なんだろうか。ピアノができるのに、なぜ、医学部に、というところが謎、です。
ピアノはカワイですね。
SOHGO SAWADA – first round (18th Chopin Competition, Warsaw)
時間がなく、まだみなさんの演奏は聞けていません。
本日引用した記事にも書かれていますが、ショパンコンクールといえども、今はアジア系の出場者が多い時代。今回は中国から22人の方が参加されるんだそうです。
フィギュアスケートもそうですが、芸術部門へのアジア系の進出はすごいですね。
そんな中、このコンクールではまだ、日本人の優勝者が出ていません。前回は韓国のチョ・ソンジンさん。ですから、日本人の優勝者を、と誰もが思っているところです。
内田光子さんが、2位になったのって、1970年なんですね。そんなに前だったの❓と驚いてしまった。
ピアニストたちにて負けずに頑張っているのが、ピアノメーカーです。
カワイも頑張っていますが、なかなか大勢の人には選ばれていないよう。ヤマハは、2010年のロシア人のピアニストの方が最終予選で使用して優勝したことが話題になっています。
個人的には、やっぱりスタインウェイかな、と思っているところ。
前回は、ソンジンさんも予選ではヤマハでしたが、最終予選ではスタインウェイを使用していますね。
でも皆さん、3次もの予選があって、更にオーケストラとの最終予選で優勝者が決まる、というのも大変です。
日本人の皆さん、頑張って❗️
ヤマハもカワイも、頑張って❗️
1次予選の発表は10月7日のようです。今から、ワクワク❗️
と、10月はショパン三昧になりそうです。既に、頭の中でショパンのエチュードとかが渦巻いているところ。
が、今回は前回のソンジンさんのように、「この人❗️」と思える人がいるのかどうか。私でさえ、思わず、ブーニンの再来か、と思ってしまった。
牛田さんは、ちょっと、おとなしいかな、とも思っている。