カメラを止めるな!
巷で大評判だったこの映画。
ネット配信が始まり、ようやく見ることができました。評判の映画だというと、なんだか映画館に見に行くのが恥ずかしい、なんて思ってしまう。地元でも上映していましたが、あっというまに期間が過ぎてしまい、結局見に行けませんでした。
今回もu-nextで。
で、その感想は、もちろん
🍎🍎🍎
です。
最初に見たときは、こんな素人が何やっているの?というような感想で、はっきり言って、映画の意味がよくわかりませんでした。特に、最初のパートで、「えっっ、この映画ってもう終わり?」なんて思ってしまったくらい。
そこで、すぐに2度目を視聴。そして、もう、そこには笑いしかありませんでした。
予告編で
「を、撮ったヤツらの話」
という文字が画面に現れるのですが、そのような説明があるとどういうお話なのかがわかりいやすい。第一、「カメラを止めるな!」というタイトルだけでな、どういうお話なのかさっぱりわからないのですから。
そういえば、ポスターにも
「この映画は2度始まる」
と書いてありますが、その意味も映画を見て初めて理解しました。
ネタバレ禁止のこの映画。ホントに前知識何にもなく見た方が遙かに面白いです。
そのように、笑いを誘うように緻密に計算され尽くされた脚本。これが興業目的に作られた映画ではない、ということに本当に驚きます。そして、たった300万円で作られたというのも驚きです。
が、今回のように劇場公開され、さらにはDVDが発売されたりネット配信などされるようになって、出演者の皆様のギャラってどうなっているのか、余計なお世話的な事が気になりました。案の定、他の皆さんもそういう話題に興味があるようです。
確かに制作費300万で、興行収入が10億円以上なんて報道があると、お金の配分先が気になりますが、ネットの情報によると、出演者の皆様ってノーギャラだそうです。というももENBUというところの受講生だということだからみたいです。驚きです。結局、もうかったのは映画配給会社とかなんでしょうか?
まあ、この映画をきっかけに羽ばたく人もいるでしょうし、出演者にとっては勲章みたいなものかもしれませんね。
出演者の中で、私が一番気になったのは主人公の奥さん役を演じた、しゅはまはるみさん。なんとなくキムラ緑子さんに似ているなと思ってしまった。
また、よっぱらいの細田学を演じた細井学さんも味があって良かったです。これからは味のある脇役になりそうな感じです。本当のよっぱらいに見えましたが、まさかお酒飲んで演技はしていませんよね?
皆さん、頑張ってください。
映画『カメラを止めるな!』予告編