LOVE - GOLDEN APPLE

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グッバイ、レーニン!

2014-03-17 15:01:28 | 映画
2003年に封切られたドイツの映画です。日本では2004年に公開されました。
公開当時、とっても見てみたかったのですが、この地方では見る事ができず、結局今になってiTunesで鑑賞。
結果、とっても面白く、それだけではなく、ラストに行くにつれて、ほろりとした気持ちが強くなりました。

ストーリーは簡単にいうと、ばりばりの社会主義に傾倒している東ドイツ人の母親を持つ息子の話です。その母親が、息子が反体制デモに参加している姿を見て昏倒。以後、数ヶ月にわたって意識不明状態になるのですが、その間、壁は倒され、東ドイツはなくなってしまうわけです。そんなときに母親の意識が回復。ショックを与えるとまた意識不明にと医師から言われ、社会主義の固まりのような母親に今更東ドイツはなくなったなんて言う事もできず、そこで息子はいろんな知恵を振り絞り、未だに東ドイツは同じように続いているという演出を母親にする訳です。

このあたりが非常におもしろおかしく作ってあるのですが、中でも友人の力を借り、ニュース番組もちゃちながら作ってしまうのです。

いったい、エンディングはどうなるんだろう、と思いながら映画を見ていましたが、息子の作るニュース番組の内容が、徐々に、東ドイツは本当はこんな良い国なんだ、東ドイツはこういう国であってほしい、と、もう存在していない東ドイツに大しての郷愁というか、懐かしさというか、希望で満ちてくるようになり、それを見ていると本当にほろりとしてしまいました。

東ドイツはなくなり、それとともに、東ドイツ時代からあった生活必需品や食品なども作られなくなってしまう、オンボロな家具などもどんどんと捨てられ、かわりに新しい体制の物がどんどんと入ってくる。
そんな状況のなかで、息子は方々を走り回り、みんなが捨ててしまった東ドイツの商品をかき集め、それだけではなく、母親だけにみせるための東ドイツのニュース番組を作り始めるのです。

なんか切ないですね。

そして、母親は息子の彼女から真実を聞かされてしまう訳ですが、その事は息子には言わずに亡くなってしまいます。

母親が真実を知ってしまったという事を知らずに未だ東ドイツのニュースを作り続けている息子を、真実を知ってしまった母親が見つめるシーンがあるのですが、そのときの母親の症状が実になんとも言えませんでした。

この母親役を演じたドイツの女優さんも大変すばらしかったです。

という事で感想は

🍎🍎🍎 

ヨーロッパでは大変話題になった映画という事です。

『グッバイ、レーニン!』 日本予告篇

3月16日(日)のつぶやき

2014-03-17 05:01:01 | フィギュアスケート

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