ブナムシ日記

山形は上山を拠点にロックフィッシュ、トラウトを求めて釣り歩き。そしていつも北海道へ思いを馳せるブナムシのブログ。

癒しの

2010-05-06 14:04:37 | I am a troutist

萱平遊園のサクラがちょうど満開でございやした。

さてさて、GWは皆さん楽しめましたでしょうか。 私ブナはほぼ山にこもってスキーをしておりました(笑  

AP山形の皆さんが主催してくださり毎年この時期には蔵王のエコーラインにキッカーだったりジブパークだったりをつくって遊ばせてくれるんです。 スミカワローカルの方たちとも仲良く遊ばせていただきとても満足なGWとなりました。

釣りのほうはというと、釣具は全て北海道においてきておりましたので、まったく釣りする気にはならず↓

しかし、帰りの昨日、フェリーの出航時間が19:40と日中は暇をもてあます具合に。ちょっこし地元の渓流にでも行ってみますかと、おもむいた先は家から10分ほどのところにある古屋敷村。 いわゆる須川の上流ですね。

今回も、実家にあった釣具で間に合わせ。弟の胴長なんでめちゃくちゃキツイ(汗 ロッドはもちろんシマノのロックショットのS606ML。リールは始めて自分で購入したエアノス2000s。いつ巻いたかもわからないライン。 しかしこんなタックルでも釣りになるのです。

以前は観光の名所として観光客もいたのですが、今ではその面影もなくすっかり静まり返っています。 ここではそばなんかご馳走していたんですけどね~・・・  

入り口にあるこの右に入っていく道路を登っていけば、天然のフクジュソウの大群生を見ることができます。山菜やキノコを求めて何度通ったことか。 ただ普通の車では到底上っていけませんw 激しいダートに崩れかけた林道。 うん、自転車がいいすね!

沢を下っていくと、

すぐに本流。 うっすら雪代が流れておりました。ここまでくるとイワナとヤマメの完全な混棲域となりまして、まあヤマメの魚影のほうがまだまだ多いですが。

そしてすぐにヒット! こんなタックルでも釣れてくれる魚さんに感謝!!

ぽつらぽつらとヒットするも10~15cmがアベレージ。かつては尺上混ざりの20オーバーも結構釣ったのですが、プレッシャーからかすっかりアベレージはこんなもんになってしまっております。

あたりを見回せば春の恵み、山菜がそこかしこに芽を出しておりました。これはミズと呼ばれる、ウワバミソウ。 味噌汁がたまらなくおいしい。

こちらはこの辺で俗に言う葉わさび。根はあまり食さず葉や茎を食べるんですが、わさび嫌いのぼくには食べられません。

こんな平らな渓相がしばらく続きます。ルアー初心者のぼくにはチェイスしてくる魚にバイトさせられず、悔しい思いがいと多し。 テンカラが楽しそうな渓相ですね!

ポツポツとヤマメ・・・

堰堤が見えてきたところでもう十分に釣欲は満たされており、時間も気になるので納竿することに。

でまたヤマメ・・・

実釣時間1時間ほどでしたが、満足すぎるほどの釣果。 いいんですこれで。地元の渓で顔を出してくれる魚たちがいる喜びはとても大きい。もっとサイズアップしたいという欲がないでもないんですが、ここの川で釣りをしているとそんな欲もいつの間にか消え去り、1匹2匹釣ったら満足してしまう。

でも今度はちゃんとトラウトロッドで挑んでみたいですね。

帰り道に通ったこんな堰も、幼いころにサワガニ捕まえをして遊んだ思い出であふれております。たまに走っていく魚影を本気で追っかけたりもしました。 たしかこの辺で遭遇したカモシカにえらくビビッてしまいしばらく動けなかった記憶もあったりw

今住んでいるのは確か一軒だけだったはず。それでも山里に流れるゆっくりとした時間を楽しむためにまた通いたい、そう思わせてくれる場所ですね。