夏の北海道・黒松内町を中心に近隣の町村を含め、『森』『山』『海』『川』『町』などの自然の中へ出かけて行く、野外活動が中心となります。 大きく3つのコンセプトを持って運営されます。
① 「交流・信頼関係づくり」と「基本的な野外・生活技術の獲得」
大きなテーマに、全員が同じ場所で展開活動をします。テント設営、火おこし、自炊、ロープワークなど野外活動に必要な道具の使い方、仲間との協働を体験的に学びます。
②「活動レベルを高める」~ 冒険、旅
少人数構成により、海、山、川、森など未知なる場所、使ったことがない道具などで活動展開します。北海道の自然や地域に対する興味を高め、同時に活動への動機(モチベーション)も高めてゆきます。
③「社会体験活動 地域通貨を流通させる共和国をつくろう」
本年度より導入するプログラムです。
自然学校内だけで使える地域通貨「オッホ」を流通させる、壮大な「ごっこ活動」。スタッフも含め複数の国(班)をつくりお互いに取引ができるような仕組みを子ども達に提示する社会体験活動です。
カヌーに乗る、ガイドを雇うにも、キッチンまり子で食事をするにも「オッホ」が必要になります。そして、自分達で販売できる必需品もあります。子ども達が主体的に生活を計画しなければなりませんが、活動を促進するための様々なサポート方法を考案しています。