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大家族・長期村の日々奮闘記

なぜ体験活動にこだわっているのか?


① 感じる心をはぐくむ

子どもに「未来を創造する力」を育むことが大きな目標です。

でも、そのためには、未来を夢見る・想像する力が必要です。そして、想像できるようになるためには、子どもが本来持つ好奇心を刺激し、森羅万象に関心を持ち、人と人との関係性など多様なものに関わることによって養われる「感じる力」が必要です。長期キャンプでは、この「感じる力」をはぐくみます。

② 情報過多な時代を生きるために・・必要な直観力

インターネットに代表されるIT社会の中で、子どもであっても居ながらにしてあらゆる情報を手に入れることができるようになりました。

一方、様々な事件も多発し、何が正しいのか、何が真実なのかわかりにくい時代でもあります。子ども達にとって何が自分にとって役に立つ・意味がある情報なのか?判断することが難しくなっています。

 情報の洪水の中で、生きてゆくためには、主体的に物事を決断できる直観力も必要です。その直感力は、本を読んでも、インターネットで調べた実体験に基づかない知識では身につきません。体全体を持って感じる体験をすることによって養われると考えています。

③ たくさんの人と関わるコミュニティで生まれる コミュニケーション力

人間関係性が希薄になったといわれています。人が他者に関わる力(聞く、話す、交渉する、話し合う、共感する、意見を言う等)が弱くなっている・・・、その大きいな原因は、多様な人の集団(コミュニティ)での活動が少なくなって来ているにあります。

 長期キャンプは、人と人との多様な関係性を、多様な自然の中で創りだし、子ども達、関わるスタッフのコミュニケーション力を養う場でもあります。

(写真は昨年の様子)
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