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https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20230126-567-OYT1T50264
岸田首相の施政方針演説に対する各党の代表質問が26日、衆参両院の本会議で行われた。首相は、原子力発電所の使用済み核燃料の最終処分場選定に向け、「手挙げを待つのではなく、自治体に政府から調査の検討などを段階的に申し入れる」と述べ、積極的に取り組む考えを示した。
政府は選定に向け、北海道の寿都すっつ町と神恵内かもえない村で調査の第1段階となる「文献調査」を行っている。首相は「できるだけ多くの自治体に最終処分事業への関心を持ってもらう」と語り、「政府の責任で取り組みを加速する」と強調した。
本来であれば、原子力発電所から出る高濃度放射性廃棄物の最終処分場等の目処が立ってから、原発を稼働させるのが筋だったと思うがそのうち何とかなるだろうと見切り発車し、未だに最終処分場を決めることさえ出来ず、さらに数十年先になるかもわからないのが現状ではないだろうか?
六ヶ所再処理工場も、各原発の貯蔵プールもすでに満杯状態に近く、それでも「今だけカネだけ自分だけ」で再稼働させると言う。
全ての原発を再稼働させたとして、10年以内には使用済み核燃料棒の貯蔵プールは満杯になり停止せざるを得ない。
これ以上、高濃度放射性廃棄物を増やしてはならない。
地震やミサイル攻撃があった場合、原子炉だけではなく使用済み核燃料貯蔵プールも大事故になってしまうのだ。
それも、稼働中なら被害はさらに甚大になる。
福井県の原発銀座や、六ヶ所再処理工場が地震やミサイル攻撃で事故を起こしたら、温暖化以上に地球にダメージを与えると思われる。
即時、原発廃止である。
https://blog.goo.ne.jp/bunahera/e/ee9738ee6b1524b1a2d2340e3c122c69
>本来であれば、原子力発電所から出る高濃度放射性廃棄物の最終処分場等の目処が立ってから、原発を稼働させるのが筋だったと思うがそのうち何とかなるだろうと見切り発車し、未だに最終処分場を決めることさえ出来ず、さらに数十年先になるかもわからないのが現状ではないだろうか?
見切り発車して既成事実を積み上げるという古典的な手法がいまだに通用してしまうのは、いかに日本国が民主主義国ではないという証明です。
高レベル放射性廃棄物は「特定放射性廃棄物の最終処分に関する法律」で地下300mよりも深い地層に埋め捨て処分することが定められたが、これはガラス固化体を前提にした空論に過ぎない。
だから森嶌昭夫氏はいつまでも国民を欺くことはできないと言いつつ、一方では見切り発車するしかないと言っている。
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第147回国会 参議院 経済・産業委員会 第18号 平成12年5月25日
○参考人(森嶌昭夫君)・・・恐らくこれから五年、十年たちますとこういう条文では国民は納得しないことになるのではないかと思いますけれども、私は、現時点におきましてはこの法律をぜひお通しいただきたい。
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