ewkefcさん、3月6日のブログにコメントをいただけるのは有り難いのですが、あなたの貨幣観は決定的に間違っていると思います。
2月21日のブログに、同じようなコメントをいただいたので一応ブログを反論を書いていましたが、間違ったままなので正しい貨幣観を知ってください。
>財源は簡単に解決することが出来ます。
それは、国債の発行です。
ですから、打ち出の小槌なるものは存在しないのですよ。
何度も言いますけど、確かに政府は借金だけではなく資産も持っていますけど、大半は売却できないものですから公債を買う原資は家計の金融資産の中の現預金なのです。
つまり、民間の金融機関が国債を購入する原資は家計の預金なのです。
確かに国内消化が限界になったとしても海外から借金はできますけど、国債を買ってもらうには国家の信用を維持しなければならないのですよ。
借金を返す努力もしないで借金を積み上げてごらんなさい。そんなぐうたら野郎には誰もお金を貸してはくれないのですよ。
金融機関が国債を買う原資は民間の銀行預金ではなく、日本銀行に金融機関だけが持っている当座預金口座からでなければ国債は購入できません。
政府の負債とされる国債を、金融機関が購入すると民間の預金が減少することはあり得ません。
逆に、政府が国債を発行し財政出動すると民間の預金は増加します。
数年前、政府が国債を発行し国民一律に給付金10万円を配ったとき、皆さんの預金が10万円増えたはずです。
つまり、政府の負債が皆さんの資産になったのです。
「政府の負債は民間の資産」・「政府の赤字は皆んなの黒字」
政府が国債を発行すれば、必ず金融機関は国債を購入します。
何故なら、日本銀行にあるブタ積みされた当座預金口座には利子が付かないので、低金利とはいえ利子が付く国債を購入して儲けるのです。
自国通貨建て国債の償還は、日本でもどの国でも借換債で行なっており、国が存在している限り永遠に続けられるので、孫子の代にはほぼ影響はありません。
このまま、緊縮財政を続け国を衰退させ貧困を引き継がせる方が負の遺産と言えるのです。
毎年国の予算に、国債費として国債の利払い費と元本を返済する償還費を計上しているが、どの国も利払い費は必要だが償還費を計上し、国債を償還しているのは唯一日本だけなんです。
「自国通貨建て国債のデフォルトは考えられない」と財務省も言っていますよ。
岸田首相は、給料を上げて消費を増やすと言っているが、消費が増えて企業の景気が良くなってはじめて給料が上がるのです。
つまり、原資がなければ消費はできません。
消費税廃止・社会保険料減免・国民一律給付金で、国民の使えるお金を増やさなければ消費は増えず、いつまで経っても国民の生活は困窮のままです。