だらだら無気力ブログ!

だらだらと毎日を過ごす映画好きな野郎のブログ。
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駆込み女と駆出し男

2015-05-20 00:01:14 | 映画(か行)

日本
時代劇/ドラマ

    * * * * * * * *

井上ひさしの時代小説『東慶時花だより』を原案に、江戸時代の縁切寺、
東慶時で繰り広げられる離婚を巡る悲喜こもごもを描いた人情時代劇。
主演は大泉洋、共演に戸田恵梨香、満島ひかり、樹木希林、堤真一、山崎努。
監督は「クライマーズ・ハイ」「わが母の記」の原田眞人。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
    * * * * * * * *

時は天保十二年(1841年)、質素倹約令が発令され、庶民の暮らしに暗い影が
差し始めた江戸時代後期。
この時代、夫が妻と離縁することは容易だったが、妻のほうから離縁することは
ほぼ不可能だった。
鎌倉の尼寺、東慶時は、そんな妻たちの離縁を可能にする幕府公認の縁切寺。
寺に駆け込み、2年を過ごせば離婚が成立した。駆け込み女たちはまず御用宿に
預けられ、そこで身元の調査が行われる。
戯作者に憧れる見習い医師の信次郎は、江戸を追われ、そんな御用宿のひとつ、
柏屋に居候することに。
そして、叔母である柏屋の主人、三代目源兵衛の離縁調停を手伝い始める。
そんなある日、顔に火ぶくれを持つじょごと、足を怪我したお吟が、東慶時に
駆け込んでくるが…。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
    * * * * * * * *

観ようかどうか躊躇したけど、戸田恵梨香、満島ひかりが出てたので、彼女達
目当てで『Zアイランド』を観たついでになんばパークスシネマで鑑賞。

個人的には結構楽しく観られた。

『Zアイランド』はガラガラだったのに、こっちはお年寄りが多くてかなり
入っていた印象。ほぼ満員だったんじゃないかな。

メリケンサックと洋傘があの時代にあったんだろうか?と違和感感じつつも、
江戸時代の離婚を巡る人情物として楽しく観られて面白かった。

まさかあのアジ売りが終盤のあのエピソードに絡んでくるとは思わなかった
なぁ。ここはちょっとうるっと来た。

主演の大泉洋を始め戸田恵梨香、満島ひかり、樹木希林、キムラ緑子らの
演技が良くて、特に戸田恵梨香は素晴らしかったなぁ。

東慶寺を取り壊そうとする黒幕の妖怪こと鳥居耀蔵がいつの間にか失脚して
いたりとちょっとエピソードがぶつ切りなので、当時の時代背景とか情勢を
ある程度知っていると、より楽しめると思う。


お薦め度:★★★★☆(4/5)

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1 コメント

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Unknown (ふじき78)
2015-06-26 22:58:04
鯵はナマグサ物だから、寺まで売りに行かないというのが、うまい抑制だなと思いました。

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