だらだら無気力ブログ!

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カエル少年失踪殺人事件

2012-04-14 23:58:59 | 映画(か行)

韓国
サスペンス

    * * * * * * * *

『殺人の追憶』として映画化された事件などと並ぶ、韓国の3大未解決事件の
ひとつを映画化した衝撃のサスペンス映画。
1991年、「カエルを捕まえにいく」と言い残し行方不明になった5人の小学生の
失踪(しっそう)事件を基に、マスコミや警察が犯人追跡に奔走する様子を描く。
監督は、『リターン』のイ・ギュマン。
出演は、『私のちいさなピアニスト』のパク・ヨンウ、『シークレット』の
リュ・スンリョン、『国家代表!?』のソン・ドンイルなど。
良質なサスペンスやスリラーを得意とする韓国映画らしい、背筋の凍るような
残虐でミステリアスな展開から目が離せない。
                                                              (シネマトゥデイさんより抜粋)
    * * * * * * * *

1991年3月26日、山のふもとの村で「カエルを捕まえにいく」と言って遊びに
出た5人の小学生がこつ然と姿を消した。
特ダネを狙うMBS放送のカン・ジスン(パク・ヨンウ)や犯人像の分析を行う
ファン教授(リュ・スンリョン)、捜査を担当するパク刑事(ソン・ドンイル)
たちが事件を追う中、ある子どもの父親(ソン・ジル)に容疑が掛けられる。
                                                              (シネマトゥデイさんより抜粋)
    * * * * * * * *

これは当初、観るつもりはなかったんだが、シネマート六本木で本日から
上映される『台北カフェ・ストーリー』の初回上映時間までの時間潰しとして
チョイス。

前半は引き込まれたけど・・・。

韓国三大未解決事件の一つである「城西小学生失踪事件」を映画化した作品で、
少年達がカエルを捕まえにいくと言って失踪したことから「カエル少年失踪事件」
とも言うらしい。
残りの2つの事件は華城連続殺人事件とイ・ヒョンホ君誘拐殺人事件で、
華城連続殺人事件は、ソン・ガンホ主演の「殺人の追憶」で、イ・ヒョンホ君
誘拐殺人事件は、カン・ドンウォンが犯人役で出演した「あいつの声」で
それぞれ映画化されている。

「あいつの声」は去年、シネマート心斎橋で「K-MOVEセレクション」で上映
されたんだが、忙しくて見逃してしまったんだけど、DVD出ないかな?

ストーリーとしては手柄を立ててソウルの本社に返り咲きたいTVマンが犯人は
親たちの中にいるという仮説をたてる大学で心理学を教える教授とともに、
犯人捜しを行う前半と、前半から数年後になってTVマンが真犯人とおぼしき
人物にたどりつく後半で成り立っているんだが、まぁ前半のファン教授の推理は
サスペンス風味たっぷりで引き込まれた。
だけど全体的に視点が定まってなくてバランス悪い感じを受けた。

自分の信じる物の正当性が崩れないように事実を曲解することが人間にあるって
大学で生徒に教えているファン教授自身が自身が建てた仮設が正しいと信じきり、
その仮説が覆されそうなものには目をつむり、床を張り替えた事とかトイレに
近づくのを警戒してるとか、ろくに証拠固めずに自分の都合のいいように解釈
して、自分の仮説が正しいようにして行くさまは、こっけいだった。
でもあの程度の仮説で家の捜査を許可する警察はバカだな。


お薦め度:★★★☆☆(3/5)

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