ガンバの冒険

　先週の木曜日に、チャンネルNECOで放送された「冒険者たち　ガンバと７匹のなかま（1984）」を録画しておいたので、ちゃきちゃきの平成っ子と一緒に観ました。

　この作品の原作は『冒険者たち～ガンバと15ひきの仲間～／作：斉藤惇夫』という児童文学で、1975年に東京ムービーがアニメ・シリーズ化して、「ガンバの冒険」というタイトルで、日本テレビ系で毎週月曜日午後７時から放映されました。そのＴＶシリーズを再編集して、1984年に劇場公開したものが、今回放映の「冒険者たち～」です。

　物語は、海が見たいと思って川を下った町ネズミのガンバとボーボが、港で知り合った勇気ある仲間たちと、イタチ族に支配され苦しめられている島ネズミを救う為に、ノロイ島（夢見ヶ島）を目指して冒険の旅に出るというお話です。

【登場動物（＆声優）】

　ガンバ ・・・・・（野沢雅子）
　ボーボ ・・・・・（水城蘭子）
　ヨイショ ・・・・・（内海賢二）
　ガクシャ ・・・・・（富山　敬）
　シジン ・・・・・（島田　彰）
　イカサマ ・・・・・（掘　絢子）
　忠太 ・・・・・（菊地紘子）
　ノロイ ・・・・・（大塚周夫）

　この最高の声のキャスティングが、物語の臨場感を極限にまで高め、「ガンバの冒険」は、今なお根強いファンを掴んでいる不朽の名作となりました。
劇場版では、時間的制約から冒険のエピソードが殆どカットされ、イタチへの恐怖心までもが薄らぐ内容となりましたが、ガンバを知らない人が楽しむには充分な娯楽作品となっています。実際、一緒に観た平成っ子も、笑ったり恐れたり、かなりのめり込んで観ていました。

　　
　　「懐かしのミュージッククリップ31　ガンバの冒険」

　「ガンバの冒険」の音楽は、「ルパン三世（ＴＶ第１シーズン）」を担当した山下毅雄氏の起用で、そこらのアニメ・サウンドとは別格の、サウンド・エフェクツ的な味わいをも具えた、大変クールで大人びた作風に仕上がっています。
1997年に東芝ＥＭＩから発売されたＣＤ「懐かしのミュージッククリップ」の第31巻が、「ガンバの冒険」の音楽集だったので、私はそれで入手しています。

この音楽集発売の少し後に、キャラの携帯ストラップが発売されました。

　　
　　「ガンバの冒険」ストラップ（販売元：unifive）

キャラクター３匹のマスコットがセットになって、Ａ、Ｂ、Ｃと計３種類発売されました。

　Ａ（863447-0054803-780）： ガンバ（座った体勢）、ボーボ、忠太
　Ｂ（863447-0054804-780）： ガンバ（直立の体勢）、ヨイショ、ガクシャ
　Ｃ（863447-0054805-780）： ガンバ（歩行の体勢）、イカサマ、シジン

これは、雰囲気もよく出ていて、かなり良い商品です。


・・・で、「ガンバの冒険」は、私の中でも格の高い特別な作品なので、
余談ですが、10年以上前から私のネット上でのＨＮは、ガンバ達の戦う相手「白イタチのノロイ」から拝借した「白イタチ」だったりします・・・。
今でもその頃からのネット仲間には、「白イタチ」と呼ばれています～（笑）
が、私はイタチ顔ではありませんし、実生活で最後っ屁はしませんので。。。