ライトアップ

今日から繁殖馬達のライトコントロールが始まります。
それに伴い放牧も昼夜から日中のみに。

いつもの朝の集牧がなく、夕方まで出しっぱなし。
そんなことは知らず、繁殖たちはゲートの付近から付かず離れずでウロウロ。

こちらはベテランの繁殖で今年お産のない馬達。

こちらは今年から繁殖入りした若い牝馬達。

こちらも同じくですが、意外と遠くで草を食べています。

今日から眩しい夜の生活が始まります。

一方こちらは事務所前。
こちらも今日からか明日からか目映い夜が始まります。

ツリーを象ったイルミネーションを設置中。
奥の丸い木も点灯予定。

夜が楽しみです。

出産に向けてグルグル

年の瀬を感じる12月も末ですが、それよりお産を控えるスタッフにとっては
もう年明けのお産の準備で忙しくなってきています。

1月に出産予定の母馬たちは、夕方集牧前に出産のための運動を行っています。

運動を嫌わず、ちゃんと帰って来る受胎馬達。

こちらはその中でも1番予定日の早いアルストロメリア。

名前の意味はユリ科の花の名前です。
そんな可憐な性格ではない気もしますが…。
子供は可憐に育って欲しいと思います。

そして運動中の繁殖たち。


中を覗くとのんびりランデブーが周回中。


ストレスの溜まらないように、調教馬の様なスピードではなく、とってもスローの回転です。
のんびり運動して、のんびりいい子を産んで欲しいです。

ミニーの初坂路

昨年12月24日のブログ
中に登場するディズニー模様のとねっこサンサン。
大きくなりました。

パドック写真を撮影している時に、その日初坂路との情報。
これは撮るしかありません。

パドックのサンサン。


騎乗して坂路へ向かいます。後ろのルシファーも一緒に坂路デビューです。


途中、ゲートに寄り道していきます。

発馬はしませんが通るだけでも大きな馴致。

隣を既に経験済みの馬達が、「お先に」と駆けいきます。

サンサンたちは輪乗り中。

そしていよいよ坂路へ。

先頭の馬に導かれながらダグを踏んで上がっていきます。

「途中までそのままで！」と緊張感のある声が聞こえつつ、消えていきました。


何とか無事に初めての坂路をこなしてくれたようです。
これから走った分だけ彼女たちが、自分たちの力に変えてくれると信じています。

夢を見るのは自由なんです

木曜日に牝馬のパドックを紹介しましたが、その中でスタッフのこぼれ話が。
いや、妄想話かもしれません。

「あのパドックの中にブエナビスタとカレンチャンがいるよ」というのです。

仕方ないので、「どの馬ですか？」と聞くと

この子がカレンチャン。

ピリカです。

そしてこの子がブエナ。

サマンサの10です。

ピリカは只今骨折休養中で、間もなく復活です。
サマンサは来年のデビューに向け励んでいます。

今年の有馬で引退していしまうブエナの後を
実の妹を差し置いて継承できれば、それはもういうことはありません。

が、よくよくブエナの血統を見てみると2010年の座が空いています。
これは運命でしょうか？もしかしたら本当に…。スタッフの夢に乗っかってみたくなります。

色んな妄想話は兎も角
この2頭なりにレースで頑張る姿を楽しみに待ちたいと思います。

今週のバルク

今日はやはり今シーズン一番の冷え込み。
全てが氷凍りついています。
車のライトを照らせば天然のイルミネーションが、まだ夜が明けない風景に煌めきます。


さてバルク。
遠くにいるバルク。

あの辺りだけ上の木が雪から庇ってくれたのか草が見えています。

しばらく待ってみると、今度は放牧地内の木の下に。

カサカサ音を立てながら、枯れ葉を払って下に隠れている草を食べます。

またしばらく待ってみましたが、くるりと回って反対側へ。

この日はロサードとも遊ばず素っ気ないバルク。

少しお腹が目立つようになってきたバルク。
もうすっかり功労馬の風格です。