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【個室ビデオ店放火】幻覚作用のあるダイミ茶を飲む 小川容疑者が事件半日前

2008年10月15日 | ニュース/コラム拾い読み-news&column-
【個室ビデオ店放火】幻覚作用のあるダイミ茶を飲む 小川容疑者が事件半日前

 大阪市浪速区の個室ビデオ店「試写室キャッツなんば店」の放火事件で、殺人容疑などで逮捕された無職、小川和弘容疑者(46)が事件の半日前、奈良県内の宗教施設で南米原産の植物を煮出し、幻覚作用をもたらすお茶を飲んでいたことが14日、わかった。同行した男性は「頭がぼーっとして幻覚をみた」と証言。小川容疑者も服用直後に涙を流したり、叫んだりしたが、施設を離れるときには元の落ち着いた状態に戻っていたという。

 小川容疑者が飲んだのは、ブラジル発祥の宗教「サント・ダイミ教」の儀式に用いられる「ダイミ茶」で、幻覚作用の持続時間は約2~6時間とされる。

 小川容疑者の場合、服用から犯行までに10時間以上経過し、幻覚作用は消えていたとみられるが、浪速署捜査本部は、小川容疑者の心理状況に何らかの影響を及ぼしていなかったか慎重に調べる方針。

 関係者によると、小川容疑者は9月29日夜、大阪・心斎橋の路上で出会った露天商の男性(43)に「ハーブを飲みに行こう」と誘われ、30日午後1時ごろ、露天商の知人のミュージシャン(32)と3人で奈良県内の宗教関係者(55)宅を訪問した。

 同宅では、宗教のワークショップが開かれ、祈りの後、午後2時と4時の2回、30ccずつダイミ茶を飲んだ。ミュージシャンは「すぐに頭がぼーっとした」「考えていることが別人の声で聞こえた」と幻覚作用があったことを認めた。

 一方、小川容疑者は1回目の服用後は変わった様子を見せなかったが、2回目の後、テーブルの脚にもたれながら涙を流し始めた。さらに願い事を書く紙を渡され、「そんな資格などない」と泣き叫ぶような声を上げたという。

 3人は午後11時ごろに同宅を出たが、ミュージシャンは「そのころには頭ははっきりしていた」と証言。小川容疑者は「こんなに幸せな気分になれたのは初めてです」と宗教関係者に礼を言っていたという。

 3人は近くの駅で別れ、小川容疑者と露天商は電車で難波に向かった。2人はラーメン店で食事後、翌午前1時半ごろにキャッツに入店。小川容疑者が放火したのは同2時55分ごろで、ダイミ茶の服用から約11時間経っていた。

 宗教関係者は産経新聞の取材に「幸せな気分になった後、大阪のどろどろしたところへ行って精神的にがくっときたのではないか。小川容疑者が帰るときにはちゃんと効果は冷めていた」と話している。

     ◇

 小川容疑者が飲用したダイミ茶は、南米のアマゾン川流域に自生するつる状植物「アヤワスカ」が主原料。煮出して飲むと強い幻覚作用があり、現地では宗教儀式や民間療法に用いられている。

 厚労省によると、アヤワスカからは麻薬取締法で規制されている向精神性成分「ジメチルトリプタミン」(DMT)と、薬事法で規制されている「5メドキシDMT」が検出された例があるという。

 このため、アヤワスカの抽出物を所持すると処罰対象になる可能性もある。ただ、同省は「情報が少なく国内にどれだけ入ってきているのか実態がわからない」としており、事実上野放しの状態になっている。

 一方、小川容疑者らに提供した宗教関係者は「ダイミ茶はブラジルの教団本部から送られてくる。合法か非合法かはよくわからないが、これまでずっと使ってきたし、事件後に警察に提出したが何も言われていない」としている。








早速ダイミ茶がすっかり検索ワードの上位にきてる

何かと思ったらアワヤスカか、昔流行った抽出合成試薬系の元だね

アワヤスカってなに?って人の為にwikiより転載

【アヤワスカ】

アヤワスカ(ケチュア語: Ayahuasca、Ayawaska)は、南アメリカのアマゾン川流域に自生するつる植物バニステリオプシス・カーピ(Banisteriopsis caapi、以下カーピ)のこと。または、カーピに、ジメチルトリプタミン(DMT)を含む植物を加え、煮出して作られた向精神性の飲料。服飲すると、嘔吐を伴う強力な幻覚作用をもたらす。主にアマゾン西部の先住民族がシャーマニズムの儀式や民間療法、宗教儀式などに用いる。

名称

アヤワスカは、ペルー、ボリビアなどの先住民族の言語であるケチュア語で、「魂のつる」、「死者のロープ」という意味をもつ。「アヤ」は、魂、精霊、先祖、死者などを指し、「ワスカ」は、つる、ロープを意味する。また、ブラジルでは、カーピ、シポ、オアスカ、ダイミなどと呼ばれ、コロンビアではヤヘイ(Yag?)と呼ばれる。ヤヘイの名称は、ビート・ジェネレーション作家のウィリアム・バロウズと詩人アレン・ギンズバーグによる『麻薬書簡』(The Yage Letters)により一般に普及した。

歴史

先コロンブス期のアメリカ大陸において、アヤワスカによる幻覚を描写したと思われる岩絵が発見されている。アヤワスカにふれた、西洋における最古の記録は、1851年にブラジルのアマゾン地域を探検したイギリス人のリチャード・スプラスによるものである。
アヤワスカの向精神性成分であるハルマリンは、1841年、砂漠地帯に生える低木のシリアン・ルー(学名 ペガナム・ハルマラ)から分離に成功し、1927年にはじめて化学合成される。1923年には、カーピからハルマリンが分離され、テレパシン(テレパシーに由来)と名付けられる。
1923年、南米におけるアヤワスカ儀式の映像が米国薬剤師会(American Pharmaceutical Association)の会議で紹介される。
1953年、作家ウィリアム・バロウズが、アヤワスカ(ヤヘイ)を探しにコロンビアとペルーを訪れる。バロウズはコロンビアで、植物学者のリチャード・エバンス・シュルティス(Richard Evans Schultes)と出会っている。この時の体験を元に1963年には、バロウズと詩人アレン・ギンズバーグによる書簡のやり取り『麻薬書簡』が出版される。
薬草と伝統医学の研究で知られるアンドルー・ワイルは、1967年にはじめてアヤワスカを体験し、後にコロンビアを訪れる。
1975年、植物学者のテレンス・マッケナとデニス・マッケナ兄弟による実地調査の記録が、著書The Invisible Landscapeにまとめられる。
ブラジルでは、キリスト教と統合したアニミズム的な教義をもつ宗教団体、サント・ダイミ(Santo Daime)やウニオン・ド・ヴェジタル(Uni?o do Vegetal)などがアヤワスカを神聖な物として使用している。
また近年アマゾン西部には、主に欧米人向けに改良されたアヤワスカ体験を提供する宿泊施設が建てられ、数週間の代替医療プログラムへの参加や変性意識体験を求めて多くの人が訪れる。アヤワスカ・ツーリズムと言われ、賛否両論を呼んでいる。

調合と薬理作用

アヤワスカ(カーピ)は、熱帯雨林の樹木に螺旋状に巻き付きながら成長し、小さなピンク色の花をつける。モノアミン酸化酵素阻害薬(MAOI)であるハルマラアルカロイド(β-カルボリン)の一種、ハルマリンを含有する。
南米アマゾンの伝統的なアヤワスカ茶は、カーピの幹から樹皮を削り取り、これにアカネ科のサイコトリア・ビリディス(Psychotria viridis、チャクルーナ)や、ディプロプテリス・カブレラナ(Diplopterys cabrerana、チャクロパンガ、チャリポンガ)などの葉を加え、十数時間から一日煮詰めるか水に浸して得られる褐色の液体である。これらの植物の葉はトリプタミンアルカロイドであるN,N-DMTや、5-メトキシ-N,N-DMT(5-MeO-DMT)を含んでいる。本来、DMTはモノアミン酸化酵素により体内で急速に分解されるため、経口摂取しても効果を及ばさないが、ハルマラアルカロイドに代表されるMAOIと組み合わせることにより向精神性作用を発現する。
その他にも、タバコ、ダチュラなどの植物が混入される場合もある。
また西洋では、カーピの代替品としてシリアン・ルーの種子や、DMTとしてミモザ・ホスティリスの樹皮などが使用される。

身体的作用

アヤワスカ茶は苦みが強く、ひどい味がするため飲み込むことが困難なほどである。服飲すると、激しい吐気や嘔吐をもよおす場合が一般的で、そのため先住民族のシャーマンは、アヤワスカの儀式を、嘔吐により身体から寄生虫や毒などを取り除く「浄化」と呼ぶ。いくつかの部族は、儀式の前に食事制限を行う。肉や塩分、アルコールなどを控えることで吐気を和らげることができる。その他の身体的作用は、血圧と心拍数の上昇、耳鳴り、めまい、悪寒、発汗、倦怠感、眠気、下痢などがあげられる。作用時間は2~6時間程度。

禁忌

モノアミン酸化酵素阻害薬やSSRI抗うつ薬と併用すると、セロトニン症候群を引き起こし、血圧の上昇、昏睡、死亡にいたる場合がある。また、チラミンを多く含む食物は、交感神経を刺激し高血圧を引き起こす可能性がある。ビール、赤ワイン、豆腐、大豆、チーズ、加工された魚、ソーセージなどがこれにあたる。

精神的作用

視覚に及ぼす作用が特徴的で、目を閉じると、鮮やかなイメージが夢を見ているかのように連続して現れる場合が多い。訓練を積んだシャーマンが体験する「ヴィジョン」と呼ばれるイメージにはおおむね段階があり、まず幾何学模様が現れ、植物、動物、幻想的な建築物や都市という順序で展開するという。ヘビ、ジャガーなどのネコ科動物、裸の黒人女性などのイメージが多く報告されている。
また、アヤワスカにより喚起される変性意識状態は、一時的な自我の崩壊を起こし無意識と向き合うことで大きなセラピー効果をもたらすとされる。

医療における可能性

カリフォルニア大学ロサンゼルス校のチャールズ・グロブ医学博士が1993年に行った実験では、アヤワスカを定期的に飲用している被験者15人全員が、アルコールなどの依存症、うつ病、不安障害の症状の改善を示した。また、同実験において薬理学者のJ.C.キャラウェイは、被験者の血液検査の結果、気分を調整する神経伝達物質であるセロトニンの再取り込み部位の増加を確認し、抗うつ薬と同様の効果が得られることを示唆している

アヤワスカ茶に含まれる成分であるDMT(ジメチルトリプタミン)は、国際的にスケジュールI薬物に指定され、あらゆる所持、使用が禁止されている。日本においても、麻薬及び向精神薬取締法において規制されている。
2006年、アメリカ合衆国最高裁判所は、ブラジルの宗教団体ウニオン・ド・ヴェジタルのアメリカ支部に対し、宗教的自由回復法に基づいて宗教儀式におけるアヤワスカ茶の使用を認める判決を下した。
ブラジルでは、1980年代半ばに宗教上の使用が合法化されている。



DMTはLSDの陰に隠れていたけど立派な儀式を行えるスタッフだ

ヒッピー全盛当時のサンフランシスコにも親南米派は多く、巡礼に行っていたらしい

まあ日本でも麻は宗教儀式に使われてきた歴史があるし(伊勢神宮は有名だよね)

儀式を行うには欠かせないってわけだ

レイヴも宗教団体になって儀式ですって言えば何かしら合法になるかもね

お堅い保守的じいさん政治家ばっかりの日本で法改正は大変だろうけど

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