デンマークの「売春婦組合」 怒りの無料サービス
「エコ」の前に「エロ」のバトルだ。デンマークの首都コペンハーゲンで地球温暖化対策についての国際会議が開かれるのを前に、市当局と売春婦組合がガチンコ対決をしていることが6日、分かった。市当局がホテルでの売春防止策をホテル経営者に求めたところ、売春婦組合が激怒、会議参加者に無料サービスを提供するとブチあげたから、さあ大変だ!!
来年6月のサッカーW杯で岡田ジャパンと同じE組に入ったデンマーク(FIFAランク26位)。かなりの難敵となりそうだが、強いのはサッカーばかりではなかった。
コペンハーゲンでは7日から18日(現地時間)まで、気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)という国際会議が開かれる。
地球温暖化ガスの排出削減目標などについて話し合われる重要な会議で、日本からは小沢鋭仁環境相(55)らが出席。さらに鳩山由紀夫首相(62)や中国の温家宝首相(67)らによる首脳級会合も予定されている。
それほど“格式”が高い会議だけに、市当局は同国では合法の売春にピリピリ。現地からの報道によると、市長名で市内に約160件あるホテル経営者に「親愛なるホテル経営者の皆様、宿泊客と売春婦との接触をアレンジしないようお願い申し上げます」との書簡に加え、ホテルに配置する「持続可能であろう-買春はしないで」と書かれたはがきを送付した。
「持続可能」とは環境問題が語られる際によく使われるキーワード。なぜ買春とつながるのかは不明だが、この措置に怒り狂ったのがデンマークの「売春婦組合」。同組合の女性広報担当者は「このキャンペーンは差別だ。われわれは法で認められた仕事をしているだけです」とかき入れどき(!?)の妨害行為に反旗を掲げた。
そしてCOP15の参加者がホテルに置いてある「持続可能-」のはがきを持ってくればタダでサービスすると発表。タダの期間は会議開催中で、事前に同組合のホームページで予約が必要という。
広報担当者は「たくさんの会議出席者が(申し出を)利用するとは考えていないが、この差別に抗議したい」と鼻息荒く語っている。
サンスポ
デンマークは売春が法で認められている国だからこんなことになるわけだ
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